今日は「初めての喧嘩」にようやく決着が?! 「夏の踊り 秋の舞」の〆ともなります。★ 小説 ▼…
☆自作の純愛小説と詩、毎日更新☆愛が人の心を開き、夢を繋ぎ、人と人、命と命、あの世にまで橋を架けます
愛が連れてくる幸せと、いつか来る別れ。 でも、彼らには永遠の別れはなかった…。 三代に渡る愛の物語。 ブログタイトルと同名の小説の他に、『時の追いかけっこ』『ひのくに物語』『雪洗YOU禅物語』『忘れられた零地点』『あの人は広い傘をもっている』などがあります。 別ブログ「幽霊っているんでしょうか」http://kuri-ma.seesaa.net/もどうぞ
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今日は「初めての喧嘩」にようやく決着が?! 「夏の踊り 秋の舞」の〆ともなります。★ 小説 ▼…
小説 ▼△ 雪洗YOU禅物語 △▼ ゆきあらいゆうぜんものがた…
一挙3話続けてどうぞ★ 小説 ▼△ 雪洗YOU禅物語 △▼ ゆき…
今日は一挙3話掲載します! 小説 ▼△ 雪洗友禅物語 △▼ ゆ…
小説 ▼△ 雪洗友禅物語 △▼ ゆきあらいゆうぜんものがたり…
爽やかな春を ただ謳歌することができない人もいます。 寂しがり屋の意地っ張りは特に…。 春真っ盛り。 そし…
新章の始まりは、 香苗との交際で、幸せいっぱいの圭一の様子。 そして、秋風が吹き始めますが…★
小説 ▼△ 雪洗YOU禅物語 △▼ ゆきあらいゆうぜんものがた…
小説 ▼△ 雪洗YOU禅物語 △▼ ゆきあらいゆうぜんものがた…
小説 ▼△ 雪洗YOU禅物語 △▼ ゆきあらいゆうぜんものがた…
小説 ▼△ 雪洗YOU禅物語 △▼ ゆきあらいゆうぜんものがた…
小説 ▼△ 雪洗友禅物語 △▼ ゆきあらいゆうぜんものがたり…
新年度のスタート! 初々しい季節ですね。 フレッシュマンにも古参の人たちにも 同じように春はやってきます★…
香苗が高校生の時に見ていた夢。 それは予知夢だったのか…。 今日は章の〆です★ 小説 ▼△ 雪…
小説 ▼△ 雪洗友禅物語 △▼ ゆきあらいゆうぜんものがたり…
小説 ▼△ 雪洗YOU禅物語 △▼ ゆきあらいゆうぜんものがた…
小説 ▼△ 雪洗YOU禅物語 △▼ ゆきあらいゆうぜんものがた…
桜の便りを聞くと 気がそぞろになって 外に出て行きたくなります。 桜の吸引力はすごい!★
桜の詩、もうひとつ★〈sangatsu桜祭り〉
待ちに待った桜の季節。 しかし、花の命ははかなくて 咲いたと思ったら もう散ってしまいます…★
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ 記憶が欠けたまま、 8年振りならぬ 12年振りの交際を続ける二人です★ 第3節 交差する記憶 (スクランブル・交差点) 俊幸と奈津美は、毎日夕方早い時間から会うのが日課のようになった。俊幸は、実家でパソコンに向かいながら、昼間と夜仕事をする。 甥っ子たちとの遊びの時間は気分転換に最適だった。そして奈津美と会う時間は、それ以上にかけがえのないものだった。 公園だけでなく、街にも出掛けるようになった。 「早瀬さん」と、奈津美が声を掛けると、その男性は笑顔で挨拶した。美春が紹介した見合い相..
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ 精神科医の美春先生VS辰巳俊幸、 でお送りします。 「女医の教えるほんとうに 気持ちのいい〇〇」に 目からうろこの俊幸です★ * 俊幸は、奈津美の母と陽菜子に会った土台で、精神科医美春と話し、奈津美の現在と八年前の状況をようやく理解することができた。自分を責めてばかりの俊幸を、この三人の女性たちが、三人三様に慰めてくれた。 中でも美春医師のカウンセリングは、実践的で即効的な力となった。専門家の話というのは、説得力のあるものだ。 「『こんな風に会うのはやめよう』か」美春が言った。「それって、会いたくないとか、..
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ 奈津美の親友、 陽菜子を通して 記憶を失う前の様子を知った俊幸。 彼は、新たに心に誓います★ 「…もっと早く来るべきだった」と彼は言った。 つまらないことで意地を張らなければ、八年も経つことはなかっただろう。 陽菜子が俊幸を慰めるように言った。「そうね。でも、あの頃はちょっと厳しかったかも。仕事も辞めざるを得なかったし。 お祖父ちゃんとお祖母ちゃんの介護を、続けて奈津美がしたの。最期まで看取って。とっても献身的に。それで落ち着いたのよ。精神科には掛かってるけど、もう心配ないくらいに安定した。だから、今再会し..
ひとにとって いちばん大切なのが「愛」 愛が命を、家族を、故郷を、そして時間を 優しく包み、限りのあるものを エンドレスに 完全なものに変えていきます★ 「 生まれた時から愛がすき 」 わたしたちが生まれた理由(わけ)、それは愛 わたしたちが生きる意味、それは愛 わたしたちが貴い理由(わけ)、それは生命(いのち) わたしたちが感じる意味、それは生命(いのち) お祖父ちゃんが走り回ったこの山々 お祖母ちゃんが見つめていたあの海原 お父さんが大切にしていたその夢 お母さんが歌ってくれた希望の詩(うた) 生まれた時から愛がすき 愛..
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ ようやく奈津美との関係を 再出発させた俊幸。 高校の再現のような二人の恋。 彼女の失くした過去との接点を 彼は探り始めます★ * 俊幸は再び奈津美の母と対面した。 母はじっと彼を見つめると尋ねた。「俊幸君は、奈津美のことどう思ってくれているの?」 「大切に考えています」 「それは、このことを知る前のこと?それとも知ったから責任を感じてくれて言ってるの?」 「俺にとって、奈津美は昔も今も大切な存在です。この間久し振りに会って、それからは毎日会ってる。ずっと会わなかったのは行き違いがあったからで、今は、もう..
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ さあ、再びここに帰って来ました。 ファーストキスのここに…★ 第2節 零地点(ゼロ・ポイント) 奈津美と俊幸は、二人で中学の方に歩いた。 母校の中学校は、十二年前と同じようにそこにあった。門は閉まっていたが、やはり鍵は掛かっていなくて、すんなり中に入ることができた。グランドではまだ部活動の練習に励む中学生の姿があった。 奈津美が言った。「私のクラスに真子っていたじゃない。あの娘(こ)、高校中退して子供産んだんだけど、その子が今年この中学に入ったんだって」 「俺たちはOBっていうより、親の世代..
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ 奈津美との奇妙な食い違い、 記憶喪失の原因とは? 「マイナス地点(ポイント)」の最終話です★ 奈津美は、精神科医の美春を訪ねていた。 「それで、幸せそうな表情(かお)をしているのね。じゃあ、お見合いの方はどうする?相手は乗り気だったのよ。でも本命が現れたなら…」 「俊幸、…彼は、まだどう思ってるかわからないし…」 「だって、毎日会ってるんでしょう?嫌なら会わないはずよ」 「そうですね」 「彼は独身でしょ?付き合っている人とかもちろんいないわよね?」 「いないそうです」 「じゃあ、お見合いは私からお断りして..
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ 今日は俊幸と再会した、 ちょっと謎の 奈津美に迫ってみます★ 奈津美は、生まれてからずっと、この町に住んでいる。駅の周辺こそ賑やかになってきたが、彼女の住む所はのどかな住宅地だった。 けっして彼女はこの町を嫌いではなかった。むしろ愛着をもっていたが、家族以外からは、まるで忘れられたような気がしていた。自分だけが変わらずに、皆がひとかどの仕事を持ったり、家庭を築いたりしている。取り残されたような感覚だった。 何年も介護した祖父母が亡くなってからも、奈津美は家事を任されながら、仕事はしていなかった。その立場もそう感..
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ 彼の忘れられない女性との 濃厚な回想シーン。 そして、彼は 帰郷しますが…★ 彼の名前は辰巳俊幸(たつみ としゆき)といった。都会での生活をやめ、この日、大学時代からずっと住んできたアパートを引き払う予定だった。 すべてのものを送り出し、立会いの不動産屋を待ちながら、彼はまた奈津美のことを思い出していた。 勤め始めた最初の夏、お盆休みで帰省していた時、やはり俊幸は彼女と会った。その時の奈津美は学生の頃のようなかわいさと共に、女性らしい魅力が兼ね備わったようだった。その後何年も、彼はその時の彼女の姿を思い浮か..
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ある夕焼けの日、 その思い出が 二人の忘れられないゼロ・ポイントのはずでした… 甘酸っぱくも ほろ苦い青春の日々、 初恋ははかなく、 叶わないものといいますが・・・ 全30話を一挙再連載でお送りします★ 今日はヒロイン(?!)の登場です★ 「 忘れられた零地点(ゼロポイント) 」 プロローグ 彼女は今でも高校卒業前のその日を人生最良の日だと思っている。 夕陽が、オレンジ色に全てのものを変えて照らしていた。もう記憶が曖昧になってもいいほど時が経ったのに、落ちていく陽..
爽やかな春を ただ謳歌することができない人もいます。 寂しがり屋の意地っ張りは特に…。 春真っ盛り。 そして、季節はまた移っていきます。。。★ 「 すみれが愛される理由は 」 すみれが愛される理由は すっとした立ち姿の麗しく 好きだよと言われたら 俯きがちに ほほ染めて 素直に微笑むから タンポポがかわいい理由は 明るい陽射しの色をもらって 一心にあなたを見上げて 満面の笑顔のように 花を広げてくれるから。 すみれが愛される理由は… タンポポがかわいい理由は… 私がちっとも愛されない理由と ..
早春に 8日間でお送りする愛の物語── 「さき初めさくら」 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼ 春はまだまだと 思っていたのに…。 あきらめない人には、 きっと やってくるのです。 最終回、お送りいたします★ 遭難した山をじっと見上げながら、峻の心には、いろんな思いが湧きあがってきていた。 「お前に会えてよかったよ」と、峻は初めてその気持ちをはっきり明かした。 「ほんとにそう思う?」と、茜はしっかりと彼を見つめていた。 その瞳を見つめ返すことは、今までどうしてもできなかった。視線を逸らすようにして、そっけない素振りをしながら、わからな..
小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼ とうとう茜の両親の前で、 「好きです」と告げた峻。 え、星一はなんて?! まだ信じられず固まっている 峻ですが…★ みどりが、すでに店に来ていた茜と共に戻って来た。 星一が口を開いた。「さぁ、二人が揃ったところで、言っておくぞ。峻、茜、お互いを大切に思えるなら、付き合っていいぞ。こそこそせずに、堂々と付き合えばいい」 「パパ…」と、茜は信じられないような顔をしていた。 「さっき、峻は冬山には登らないと約束したし、あと条件は健全に付き合うことだけだ」 峻はようやく口を開いた。「いいんですか?茜はまだ..
新年度のスタート! 初々しい季節ですね。 フレッシュマンにも古参の人たちにも 同じように春はやってきます★ 「 四月、しあわせの始まり 」 しあわせの始まりはどこ? いつもあなた ほら 春が来ているでしょう シンデレラのガラスの靴は 十二時になっても消えない 真実の愛は きっと 魔法が切れても消えない しあわせの始まりはどこ? いつもあなた ほら あなたから笑い掛けて! 四季の始まりは春から 知り始めたばかりの街で 新入生と新入社員は 新鮮〜フレッシュ〜と言われるごとく 失敗..
小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼ 年頃の娘になった茜と その父、星一…。 峻の気持ちに どのように関わっていくのでしょうか★ * 峻が“星の家”を訪ねて来たのは、次の土曜日だった。星一は、大学生の長男の星矢や、他のバイトに店を任せて、みどりと一緒に“ホール”と呼んでいる店の奥のソファーで彼と話した。この店では、スタッフの面接や、ちょっと大切な話は、ここですることが多かった。 「茜が好きなのか?」と、短刀直入に星一は切り出した。 「はい」と、峻は真っ直ぐ星一を見て言った。 「いつから?」 「ずっと前からです。気付いた時には、もう俺にとっ..
小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼ 峻が助かった時、 最初に見ていたものとは…?★ 入ってきたのは、救助隊の一人だった。救急車に峻が忘れた携帯を、届けてくれたのだった。 峻は救急車の中で、携帯を開いたものの、疲労で眠ってしまい落としたらしかった。 救助隊員は直接峻の手に携帯を渡し、峻と茜を交互に見ながら、言った。「早速会いに来てもらってよかったね。ごめん、見るつもりはなかったんだけど、電話が鳴っていたので。あの時電話されてきたお嬢さんですよね?こんなかわいい彼女なら、見たくなりますよね、写真の一つも。命拾いした時は特にね」 「ありがとうござ..
早春に 8日間で贈る愛の物語── 「さき初めさくら」 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼ 峻は、七年間もの間 待っていたんでしょうか、やはり。 山の遭難から救助された峻の許に 茜が駆けつけ、 峻の両親や意外な人の登場も!★ まだ春は遠い頃、天候の変わりやすい山に入って、峻が遭難したことは、ニュースでも報道された。 幸い救助された彼の入院先に、茜が駆けつけた。それは彼の両親より早かった。 「茜…」 茜は大粒の涙を流すと、ベッドの峻に抱きついた。 峻は診察が済み、大部屋に移ったところだった。カーテンで仕切ってあったから、プライバシ..
小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼ 「待ちびと暮らし」って? 小学生の茜に 体当たりの告白をされた峻。 彼の長い日々が始まりました★ 峻が仕事初め前に、“星の家”を訪ねると、みどりがそっと訊いてきた。 「茜と何かあったの?」 彼はほぼ一部始終をみどりに打ち明けた。 「ごめんなさいね、峻君。困らせて。茜は真剣なんだろうけど。ませ過ぎてるわね」 「いや、そうじゃなくて」 「?」 「きっと、茜は素直に言ってるだけで、深い意味はないんすよ。ませてるって言えばそう言えなくもないけど…茜のこと、そう言ってほしくないんです。茜はまだ子供で、無邪気..
8日間でおくる愛の物語── 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼ 息をひそめるように そっと見守るような そんな愛もあるのです。 早春にお届けする kuri-maもお気に入りの一篇★ 三月、さくら待つ月 四月、しあわせの始まり 第�X部 待ちびと暮らしの達人たちへ 第二章 さき初めさくら 〜心の高みに咲く花〜 触ったら 壊れそうな さまよう心を つかめない さくらの蕾は 固く結ばれたまま さっきまで 笑っていたのに さよならは きっと言えない 覚めない悪夢の中..
桜の便りを聞くと 気がそぞろになって 外に出て行きたくなります。 桜の吸引力はすごい!★〈三月桜祭り〉 最終日 「 満開の桜はすでに散る時を予感させる 」 咲き始めは満開を期待させる そして、咲き切った見事な花は すでに散る時を予感させる 今、咲くことを誇る桜花 咲いて咲いて、満開を告げる時 既に散り始める花がある 今を咲き誇る桜 咲くは桜、 満開の時は 既に散ることを予感させる それでもいい、その花吹雪は 多くの涙を払うように舞っていく 散った魂の分だけ 桜は 花をもらったのだから 枯れたように葉もなく、 堅い樹と枝だ..