茶臼山 / 神名樋野(かんなびぬ) 国見 / パノプティコン
秋晴れの午後、思い立ち茶臼山へ登ってみました。 茶臼山は神名樋野(かんなびぬ)と呼ばれていたそうです。 頂上からは島根半島、宍道湖、中海がよく見えました。 グーグルマップはもちろん、人工衛生、航空機の無い時代、このようなクニを見渡す視点そのものが力だったのかなと想像することがあります。クニを見渡せる視点そのものが権力であり、霊的な力であったと思います。神様の視点に近かったのかな。 出雲のとても古い神話に「国引き神話」があります。この国引き神話のスケールの大きさは、この茶臼山/神名樋野の頂上からの視点が生み出した物語ではなかったかと勝手に想像してしまいました。 茶臼山の麓には王家の谷と言われるよ…
2024/11/09 23:16