一目惚れして隣の席を選んだユミちゃんはお近付きになろうと根回ししてます。ほのぼの4コマもね!
現在学園モノ(のはず)の小説とマンガを掲載中!文字も絵も、筆に任せて気の向くままに・・ Rightとは右脳、つまり感覚がいざなう世界。TSOファミリーの右脳が騒ぐとき、このページも騒がしくなるのです。
第26話「芳佳、危機に気付く」 坂本と竹井の話が東南アジアの潜水型ネウロイ関連の話と分かると、ミーナも真剣な顔に変わって会話に聞き耳を立てた。 「水中探信が出来るウィッチのことだな?」 ≪ええ。一崎天音一等飛行兵曹よ。彼女の魔導波の周期は、ナイトウィッチと真逆ですごく長い波長だそうよ≫ 「やはりそうか。海軍の飛行脚だと僅かに反応するのに、陸軍の歩行脚がうんともすんとも言わないというのを聞いたとき、もしやそうではないかと思っていたんだ」 ≪心当たりがあるの?≫ 「宮藤博士と魔導波の検波装置を改良してるとき、私達も何人かのウィッチをサンプリングして魔導波の周期を調べたことがあってな。ナイトウィッチは周期が特に短くて波形を装置で視覚化すると櫛みたいになるから、櫛形なんて言ってた。扶桑はナイトウィッチが少ないから夜目の利く者を変わりに使うことが多いが、彼女ら..
第25話「名物主計中尉、帰国を決意する」 天音たちは翌日からも似たような訓練を演習海域を広げてやったり、停止潜行中の 蛟龍《こうりゅう》から次第に離れつつ見失う距離を測ったり、潜行深度による探査の違いを確かめたりと、天音は自分の能力把握に多忙であった。漁で使うのとは全く違う、はるかに多様な使い方を求められた。 だがもともとの潜在能力に加えて、微妙なさじ加減から、いろんな状況下におけるアイデアを豊富に持っていた天音は、まるで地上を見ているかのごとく水面下の様子を見通した。しかし代償として、能力開発中の天音は魔力消費が激しいようで、とうとう零式水偵で次の捜索海域へ移動する僅かな時間でさえも爆睡する術を身につけてしまった。 「移動中の海上監視も重要な偵察員の仕事なんだがなあ」 「それじゃ、わたしが代わりにやるよ~」 もっぱら機銃構えて警戒するばかりの勝田が請け負おうとす..
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