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2010/02/21

  • 沼尻竜典指揮のシューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」

    2月21日(水)19:00より、東京芸術劇場にて、都民芸術フェスティバル、NHK交響楽団演奏会①ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番 ハ長調 作品46-1 ②ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 ★チェロ:カミーユ・トマ③シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」 

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.42)

    63回目第2部 第4章 一同の期待(2)244~255ページ✤小説の語り手は、ピョートルとヴェルホヴェンスキー氏の本当の親子関係を明瞭に知ることになる。「・・・・・・・いや、本当に笑えた。大体があんたの手紙、どうしようもなく退屈だしさ。文章だって恐ろしく下手くそで

  • 聴き比べ:シューマンの交響曲第1番(その9:ムーティ)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら㉔ムーティ指揮:フィルハーモニア管弦楽団★1978年、9月30日、10月2日、ロンドン、アビーロード・スタジオにて録音①11:53②07:00③05:59④08:42★ムーティ(1941~)37歳頃の録音。若さあふれると言いますか、メリハリある正攻法。ど

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.41)

    62回目第2部 第4章 一同の期待(1)224~244ページ✤決闘翌日には、町中の人にその事件が知れ渡っており、ニコライ・スタヴローギンの評判、評価は一変し、社交界にも好意的に受け取られた。そのせいもあり、ユーリア夫人とワルワーラ夫人の関係も良くなる。・・・・・・

  • 聴き比べ:シューマンの交響曲第1番(その8:マレク・ヤノフスキ)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら㉒ヤノフスキ指揮:ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団★1986?年頃、リヴァプール、フィルハーモニック・ホールにて録音①10:52②06:06③05:27④08:23★マレク・ヤノフスキ(1939~)47歳頃の録音。速めのテンポで、スマ

  • 聴き比べ:マーラーの交響曲第7番(その8)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉔テンシュテット指揮:ロンドン・フィル ★1993年5月、ロンドン、ロイヤル・フェスティバル・ホールにてライブ録音①24:00②17:52③10:55④15:28⑤19:23◆ちなみに1980年セッション録音の演奏時間は以下。1980年録音はその2に掲載

  • 沼尻竜典指揮のマーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」

    ●2月17日、土曜日、14時より、横浜みなとみらいホールにて、神奈川フィル定期演奏会●①グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16 ★ピアノ:ニュウニュウ ②マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」横浜みなとみらいホールは、2022年11月以来。うっかり池袋で横浜中華街へ

  • インバル指揮のバーンスタイン:交響曲第3番 《カディッシュ》

    ●2月16日(金)19:00より、サントリーホールにて都響定期演奏会●① ショスタコーヴィチ:交響曲第9番 変ホ長調 op.70②バーンスタイン:交響曲第3番《カディッシュ》 (1963) 語り:ジェイ・レディモアソプラノ:冨平安希子合唱:新国立劇場合唱団 児童合唱:東京少年少

  • 久石譲指揮のストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』

    ●2月16日、金曜日、14時より、すみだトリフォニーホールにて、新日本フィルハーモニー交響楽団 、「すみだクラッシックへの扉」演奏会●①久石譲:I Want to Talk to You - for string quartet, percussion and strings ②モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K. 551「ジュ

  • パブロ・エラス・カサド指揮のファリャ:バレエ音楽「三角帽子」(全曲)

    ●2月15日、木曜日、19時より、サントリーホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●①ラヴェル:スペイン狂詩曲              ②プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63       ★ ヴァイオリン:アウグスティン・ハーデリヒ  ③ファリャ:バレエ音

  • 聴き比べ:モーツァルトの交響曲第41番(その8)

    ★ウィキペディアの曲目解説は、こちら奇跡的作曲技法の終楽章詳説は、NHK『名曲探偵アマデウス』でも放送、こちらでも見られる㉑カラヤン指揮:トリノ・イタリア放送交響楽団 ★1942年10月、トリノにて録音①07:40②07:59③04:17④05:55★カラヤン(1908~1989)34歳頃

  • 聴き比べ:モーツァルトの交響曲第41番(その7:ジュリーニ)

    ★ウィキペディアの曲目解説は、こちら奇跡的作曲技法の終楽章詳説は、NHK『名曲探偵アマデウス』でも放送、こちらでも見られる⑲ジュリーニ指揮:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 ★1965年10月、ロンドン、キングズウェイ・ホールにて録音①08:55②07:26③04:33④06:

  • 山田和樹指揮のフランク:交響曲

    ●2月13日、火曜日、19時より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団名曲シリーズ演奏会● ①R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 作品20 ②ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26 ★ヴァイオリン:シモーネ・ラムスマ ③フランク:交響曲 ①勢いと切

  • 聴き比べ:フランクの交響曲(その10:バーンスタイン)

    ウィキペディアの解説は、こちら㉜バーンスタイン指揮:ニューヨーク・フィル★1959年2月2日、セント・ジョージ・ホテルにて録音。①17:58②10:19③10:20 ★バーンスタイン(1918~1990)41歳頃の録音。メリハリと勢い、それなりの重厚感ある「正攻法」。録音は時代の割

  • 聴き比べ:フランクの交響曲(その9:ジュリーニ)

    ウィキペディアの解説は、こちら㉚ジュリーニ指揮:フィルハーモニア管弦楽団 ★1957年6月29 、30日、キングズウェイホールにて録音。①17:24②11:43③10:29★ジュリーニ(1914~2005)43歳頃の録音。精緻で、端正。バランス良好な正攻法。録音は、ステレオ初期ながら

  • インバル指揮のドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 op.88

    ●2月11日(土曜日)14:00より、サントリ-ホールにて、東京都交響楽団プロムナード・コンサート●①ブラームス:大学祝典序曲 op.80 ②ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93 ③ドヴォルザーク:交響曲第8番休日午後の演奏会ながら、協奏曲もなく、どちらかと言えば、「地

  • 山田和樹指揮の読売日本交響楽団定期演奏会

    ●2月7日[金曜日]19:00より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団定期演奏会●①バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 BB 114 ②武満徹:ノヴェンバー・ステップス★尺八:藤原道山 ★琵琶:友吉鶴心 ③ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 作品36①バ

  • 小澤征爾の父、小澤開作

    小澤征爾が亡くなった。小澤開作については、以前多少ながら書いたことがあったので、再度ブログにあげておきます。こちら映画にも実名で登場する。『戦争と人間』または、こちら

  • 新国立劇場のオペラ《ドン・パスクワーレ》

    ●2月8日、木曜日、14時より、休憩1回●2019年11月以来、2度め。今から思えば、コロナ禍直前ながも、預言者でもないので、大きな禍が来るなど全く感じることもなし。【指 揮】レナート・バルサドンナ 【演 出】ステファノ・ヴィツィオーリ 【美 術】スザンナ・ロッシ・ヨスト

  • METライブビューイング:「アマゾンのフロレンシア」

    ●2024年2月7日、水曜日、MOVIXさいたまにて10時50分より、1度の休憩ありで、終了は13時29分ごろ●指揮: ヤニック・ネゼ=セガン 演出: メアリー・ジマーマン 出演: アイリーン・ペレス、ガブリエラ・レイエス、グリア・グリムスリー、マッティア・オリヴィエリ、マリオ・

  • 井上道義指揮のショスタコーヴィチ:交響曲 第13番 変ロ短調 作品113 「バビ・ヤール」

    ●2月4日、日曜日、14時より、NHKホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●① ヨハン・シュトラウスII世:ポルカ「クラップフェンの森で」作品336          ②ショスタコーヴィチ:舞台管弦楽のための組曲 第1番 -「行進曲」「リリック・ワルツ」「小さなポルカ」「ワルツ

  • 3月の演奏会 (2024)

    自分のブログを見ると、先月1日に、2月の予定表を朝にかいていた。午後に大きな地震があることも知らずに⁉️あれからちょうど一月‼️3月は、日も長くなったことも実感でき、寒さも和らぐ春ながら、スギ花粉症患者には、最悪の季節。まあ、小生のような自営業者は、1週間ほ

  • トゥガン・ソヒエフ指揮のベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

    ●1月25日[木曜日]19:00より、サントリーホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●①モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K. 364    ★ヴァイオリン 郷古 廉(N響ゲスト・コンサートマスター)★ヴィオラ :村上淳一郎(N響首席ヴィオラ奏者)

  • 聴き比べ:ベートーヴェンの交響曲第3番(その19)

    ★ウィキペディアの楽曲解説は、こちら57:ヴィクトル・デ・サバタ指揮:ロンドンフィル★1946年5月2、3日、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホールにて録音①16:37②17:14③05:49④11:18★ヴィクトル・デ・サバタ(1892~1967)54歳頃の録音。遅めのテンポながら、メリ

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第6番(その8)

    ✤ウィキペディアの解説は、こちら㉑マゼール:バイエルン放送交響楽団★1999年1~3月、ミュンヘン、フィルハーモニーにてライブ録音①16:38②17:54③09:37④16:40★マゼール(1930~2014)69歳ごろの録音。2023年9月7日に亡くなった作曲家西村朗が昔書いていたことを思い

  • METライブビューイング:「マルコムX」

    ●2024年1月23日、火曜日、MOVIXさいたまにて10時55分より、2度の休憩ありで、終了は14時53分ごろ●指揮: カジム・アブドラ 演出: ロバート・オハラ 出演: ウィル・リバーマン等METのHPは、こちらMETライブビューイングは、2023年12月以来。結論から言いますと、初めて観

  • 尾高忠明指揮のブルックナー:交響曲 第6番

    ●2024.1.22 (月)  19:00 より、サントリーホールにて、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京公演●①武満徹:オーケストラのための「波の盆」 ②ブルックナー:交響曲 第6番 大阪フィルの東京公演は、2023年1月以来。①良く作品名を見るので自分のブログを検索すると、尾高

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第6番(その7)

    ✤ウィキペディアの解説は、こちら⑳ティントナー:ニュージーランド交響楽団★1995年7月31~8月1日、タウン・ホールにて録音①17:00②18:46③08:55④14:44★ティントナー(1917~1999)78歳ごろの録音。メリハリ十分、手堅く充実した正攻法。録音は良好。◆第1楽章:3つ

  • カーチュン・ウォン指揮のベルリオーズ:幻想交響曲

    ●1月21日(日曜日)14:00より、サントリーホールにて、日本フィル、名曲コンサート ヤクルト・クラシック・スペシャル演奏会●①伊福部昭:舞踊曲《サロメ》より「7つのヴェールの踊り」 ②ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43 ★ピアノ:上原彩子③ベルリオ

  • 聴き比べ:ベルリオーズの《幻想交響曲》(その8)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉛フルネ指揮:東京都交響楽団 ★1983年5月19~21日、狭山市市民会館にて録音ジャン・フルネ(指揮) 東京交響楽団 / ベルリオーズ:幻想交響曲(クラシック)">①13:06②06:15③15:03④04:47⑤10:20★ジャン・フルネ(1913~2008)70

  • 聴き比べ:ベルリオーズの《幻想交響曲》(その7)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉙ブーレーズ指揮:ロンドン交響楽団 ★1967年10月24、25日、ロンドンにて録音①13:44②06:30③15:03④06:04⑤11:20★来年生誕100年を迎えるブーレーズ(1925~2016)42歳ごろの録音。感情移入の少ない精緻な演奏。終楽章は遅いテン

  • 佐渡裕指揮のマーラー:交響曲第4番 ト長調

    ●1月18日、木曜日、19時よりサントリーホールにて、新日本フィル定期演奏会●①武満徹:系図 ―若い人たちのための音楽詩②マーラー:交響曲第4番 ト長調 ①武満徹作品の演奏機会は多いが、系図 の実演はおそらく初めて???。20年以上前、演奏会ではなく「映像詩」風番組

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.34)

    61回目第2部 第3章 決闘(4)214~223ページ✤老僕の目を盗んでダーシャがスタヴローギンの部屋に来て話す。小説には明示されていませんが、ダーシャがスタヴローギンの子を身籠っているのでは???と感じさせる表現も多いが、さすがにドストエフスキー、巧妙に明示され

  • ジョン・アダムズ指揮の自作自演演奏会

    ●1月18日、木曜日、19時より、サントリーホールにて、東京都交響楽団定期演奏会●①ジョン・アダムズ:アイ・スティル・ダンス(2019)[日本初演] ②ジョン・アダムズ:アブソリュート・ジェスト(2011)* 弦楽四重奏:エスメ弦楽四重奏団 ③ジョン・アダムズ:ハルモニーレ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.33)

    60回目第2部 第3章 決闘(3)210~214ページ✤馬に乗ってキリーロフとスタヴローギンは家の近くまで言葉もかわさず来たがやっと口を開く。「じゃあ、どうすればよかったんです?」「決闘を申し込まなければよかった」「また顔を殴らせるわけ?」「そう、顔でも何でも殴ら

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.32)

    59回目第2部 第3章 決闘(2)199~210ページ✤付け足しのように、33、34歳ぐらいのアルテーミー・ガガーノフの外見が最初の数行で表現後、性格描写。この人物の性格について述べる上で、見落としてならないことがある。それは、4年前に、町のクラブでニコライ・スタヴロー

  • 聴き比べ:マーラーの交響曲第4番(その19)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら ★ネット上で、「聴き比べ」もある。こちら53、スクロヴァチェフスキ指揮:ハレ管弦楽団 ★1991年5月3、4日、ボルトン、アルバートホールにて録音①16:34②09:55③23:55④10:11★スクロヴァチェフスキ(1923~2017)68歳ごろの録音。

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.31)

    58回目第2部 第3章 決闘(1)194~199ページ✤翌日午後2時、決闘。決闘を望まぬスタヴローギン側から多くの謝罪や前例のないほどの譲歩も提案されるも拒否。アルテーミー・ガガーノフの介添人は、なんとマブリーキー・ドロズドフ(リーザのいとこで婚約者)。猜疑心が強く

  • セバスティアン・ヴァイグレ指揮の R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」

    ●1月16日、火曜日、19時より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団定期演奏会●①ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲②ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61 ★ヴァイオリン:ダニエル・ロザコヴィッチ ③R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラは

  • 聴き比べ:マーラーの交響曲第4番(その18)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら ★ネット上で、「聴き比べ」もある。こちら52、朝比奈隆指揮:大阪フィルハーモニー交響楽団 ★1968年9月2日、東京文化会館にて東京定期演奏会ライブ録音①16:39②10:02③21:19④09:05★朝比奈隆(1908~2001)60歳ごろの録音。朝比

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.24)

    57回目第2部 第2章 夜(つづき)(4)186~193ページ✤スタヴローギンはレビャートキン大尉の家を出て橋の上にさしかかると、フェージカが再度待っており、後からついてきた。フェージカが言うには、レビャートキン大尉は酔っ払うと、スタヴローギンから(金銭面で)お

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.23)

    56回目第2部 第2章 夜(つづき)(3)168~186ページ✤スタヴローギンはレビャートキン大尉の2倍ほどもあるマリヤの部屋に入る。夢と現、正気と狂気の間を揺れ動くかのようなマリヤ・レビャートキナの言葉は意味深長である。マリヤはスタヴローギンに「7つの寺院から破

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.22)

    55回目第2部 第2章 夜(つづき)(2)141~168ページ✤スタヴローギンが町の一番はずれにあるレビャートキン大尉のいる家に着く。レビャートキン大尉は、スタヴローギンにお金の無心をするも、きっぱりと断られる。しかし、悲しかな、彼は次に自分がどぎもを抜かれるよ

  • ソヒエフ指揮のフランス(?)音楽

    ●1月14日(日曜日)14:00より、NHKホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●①ビゼー(シチェドリン編):バレエ音楽「カルメン組曲」                      ②ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」               ③ラヴェル:バレエ音楽「ラ・ヴァルス」ソヒ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.21)

    54回目第2部 第2章 夜(つづき)(1)131~141ページ✤スタヴローギンがシャートフの部屋を出て、暗闇の雨の中レビャートキン大尉のいる所に向かう途中、傘の中に突然入って来た男がいた。流刑因フェージカである。(彼は、「進歩的知識人」ステパン・ヴェルホヴェンス

  • 下野竜也指揮のブルックナー:交響曲第1番 (1891年ウィーン稿)

    ●1月13日、土曜日、14時より、東京芸術劇場にて、東京都交響楽団演奏会●① モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491★ピアノ:津田裕也②ブルックナー:交響曲 第1番 ハ短調最初にアナウンスがあり、会場の照明がいつもより暗くなり、能登半島地震で犠牲になった方

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.17)

    53回目第2部 第1章 夜(7)106~131ページ✤スタヴローギンとシャートフの2人による神学論争風会話が延々と続く。ここでは、ドストエフスキーが生前に雑誌連載時ばかりでなく、後の単行本化段階ですらも公表されなかった章「チーホンのもとでーーースタヴローギンの告白

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.16)

    52回目第2部 第1章 夜(6)86~106ページ✤スタヴローギンは、キリーロフの部屋を出ると、同じフィリポフの家にあるシャートフの部屋を訪問。シャートフは、当初スタヴローギンが「殴打事件」の復讐にやってきたと思っていたが、スタヴローギンは、シャートフの命が狙わ

  • セバスティアン・ヴァイグレ指揮のシューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」

    ●1月10日、水曜日、19時より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団名曲シリーズ演奏会●①ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83 ★ピアノ:藤田真央  ②シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 「春」 作品38看板通りの「名曲シリーズ」①藤田真央のピア

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.15)

    51回目第2部 第1章 夜(5)68~86ページ✤ピョートル・パーヴロヴィチ・ガガーノフ(詳細は第1巻、101ページ)の息子(近衛予備大尉)が、4年まえのスタヴローギンの「奇行」に気が収まらず決闘を申し込んできたので、キリーロフに介添えを依頼しに来たのである。自殺願

  • 聴き比べ:シューマンの交響曲第1番(その7)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら⑳レヴァイン指揮:フィラデルフィア管弦楽団 ★1978年12月30日、フィラデルフィア、スコティッシュ・ライト・カテドラルにて録音①12:00②06:58③05:47④09:19★レヴァイン(1943~2021)35歳頃の録音。現代風で、スマートな正攻法。

  • 北関東観光

    1月7日、日曜日、知人の車で、北関東観光。(2021年10月に「埼玉北部観光」と同様、乗用車で案内してもらいました。)8時半、最寄りの駅を出発、9時半に高崎線の籠原駅で降りて、プリウスに乗せてもらう。熊谷市から利根川を渡ると、群馬県。「呑龍さま」(どんりゅうさま)

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.14)

    50回目第2部 第1章 夜(4)60~67ページ✤ピョートルがスタヴローギンの元を去るが、ワルワーラ夫人に挨拶もせずに出ていったので、不思議に思った夫人は、部屋を覗くと、なんと、夜早い時間帯ながらも息子は眠っていた。しかし、1時間強眠ったスタヴローギンは、9時半

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.13)

    49回目第2部 第1章 夜(3)31~60ページ✤この章は、スタヴローギンとピョートルの会話だけで30ページもあり、抜粋は不可能なので、日本語訳解説(728ページ)にもあるように、ドストエフスキーの関心が強い「去勢派」について、ピョートルが語る部分を引用。以前『カラ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.12)

    48回目第2部 第1章 夜(2)21~31ページ✤(その1.32)にも書いた通り、ドストエフスキーは、3歳年上のツルゲーネフが余程気に入らなかったらしく、カルマジーノフというツルゲーネフをモデルとした架空の「大作家」まで、登場させたあげく、ヴェルホヴェンスキー氏の口

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その2.11)

    47回目第2部 第1章 夜(1)11~21ページ✤日本語訳文庫本解説によると、唐突にシャートフがニコライを殴ったのは、1869年9月12日、日曜日。この限られた人物しかいなかった「事件」の詳細が町中に広まるのに2日とかからなかった。町中に広まった噂の出所は、ピョートル

  • 2月の演奏会 (2024)

    謹賀新年 2024年 本年もよろしくお願いいたします。山形県寒河江市の元旦は、雨!!!!!!!!雪もほとんどなく、除雪も必要なし。日めくりカレンダー4日、14時より、井上道義指揮のショスタコーヴィチ:交響曲第13番など(渋谷にて)8日、14時より、新国立劇場の

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.58)

    46回目第1部 第5章 賢しい蛇(8)489~496ページ✤唐突にシャートフがニコライを殴る。ニコライ・スタヴローギンを研究した小説の語り手Gによると、ニコライは、「顔に一撃をくらうか、それに類した強烈な辱めを受けでもしたら、その場で決闘を申し込むなどといった七面倒

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.57)

    45回目第1部 第5章 賢しい蛇(7)469~489ページ✤ニコライ・スタヴローギンが部屋に戻ってきて、しばらくするとピョートルが全く忖度なく、父親からの手紙の内容を喋りまくり、ワルワーラ夫人を激怒させ、彼女の計画をぶち壊す。「大事なのはやっぱり、その大事なところ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.56)

    44回目第1部 第5章 賢しい蛇(6)443~468ページ ✤ニコライ・スタヴローギンとマリヤ・レヴャートキナが部屋を出ると、ピョートルがワルワーラ夫人に、彼女の知りたい点に関して説明する。キリーロフがいみじくも言ったように、足の悪い狂った女をどこまで狂わせられる

  • 回顧 2023 ベスト篇

    回顧 2023 NHKのHPに「追悼2023」があり、写真付きで紹介。振り返ると、有名人だけでもかなり多くの人が亡くなった。今年は、とりわけ作曲家の死が目立った。1月、松平頼暁(1930年生)2月、フリードリヒ・チェルハ(1926年生)3月、坂本龍一(1952年生)6月、サーリアホ(1

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.55)

    43回目第1部 第5章 賢しい蛇(5)431~443ページ ✤従僕アレクセイが「ニコライ様がただいまご到着」と知らせるも、突然部屋に現れたのは、全くの別人物、つまりヴェルホヴェンスキー氏の息子、ピョートルであった。ピョートルは、ワルワーラ夫人に対して、喋りまくる。

  • 回顧 2023 ノミネート篇、あるいは、ほぼ「今年のベスト10」

    今年も残すところ、わずか。例年通り「前年12月から2023年11月」までに聴いた演奏会。148回、ちと、多すぎた印象もあり、(2024年4月より減らす方向で調整中)。月ごとに振り返る。2022年12月(12回) 8日、クリスティアン・ティーレマン指揮のブラームス:交響曲第3番と第4

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.54 )

    42回目第1部 第5章 賢しい蛇(4)410~431ページ ✤飲んだくれのレビャートキン大尉が、燕尾服に真っ白のワイシャツ姿でのワルワーラ夫人前に現れる。酔ってはいなさそうながら、彼は、ワルワーラ夫人を前に喋りまくり、自作の寓話まで披露する。ワルワーラ夫人は恐ろし

  • 聴き比べ:ベートーヴェンの交響曲第9番(その28)

    ★ウィキペディアの曲目解説は、こちら51、シノーポリ指揮:ドレスデン歌劇場管弦楽団★1996年3月、ドレスデン、ゼンパー・オーパーにてライブ録音①15:13②11:19③16:04④25:54★シノーポリ(1946~2001)50歳頃の録音。シノーポリ指揮のベートーヴェン:交響曲録音は珍

  • アラン・ギルバート指揮のベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125 《合唱付》

    ●12月25日、月曜日、19:00より、東京文化会館にて、東京都交響楽団演奏会●ソプラノ:クリスティーナ・ニルソン メゾソプラノ:リナート・シャハム テノール:ミカエル・ヴェイニウス バス:モリス・ロビンソン 合唱:新国立劇場合唱団昨年、都響の『第9』は、インバル指揮

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.53)

    41回目第1部 第5章 賢しい蛇(3)392~410ページ ✤ワルワーラ夫人とプラスコーヴィア夫人による「ののしり合い」が、延々と続き、それなりに可笑しくもあるものの、やがて、体調不良のダーリヤがその場にいることが、マリヤ・レヴャートキナの声で明瞭になる。 「お座

  • 聴き比べ:ベートーヴェンの交響曲第9番(その27)

    ★ウィキペディアの曲目解説は、こちら㊿ムーティ指揮:フィラデルフィア管弦楽団★1988年4月、フェアマウントパーク メモリアルホールにて録音①16:22②14:40③16:04④24:30★ムーティ(1941~)47歳頃の録音。時代のせいもあるが、72分弱なので、遅めのテンポ。メリハ

  • 聴き比べ:ベートーヴェンの交響曲第9番(その26)

    ★ウィキペディアの曲目解説は、こちら㊾テンシュテット指揮:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団★1985年9月13日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールにてライブ録音①16:04②10:58③16:51④23:36★テンシュテット(1926~1998)59歳頃の録音。第2楽章のリピート

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.52)

    40回目第1部 第5章 賢しい蛇(2)389~392ページ ✤この章は、日本語訳文庫本で3ページほどで、かなり短い。雑誌連載小説、ドストエフスキーも筆が進まなかった時もあったのだろうか???ワルワーラ夫人とプラスコーヴィア夫人は、幼馴染ながらも昔から仲が悪かったのだ

  • 聴き比べ:ベートーヴェンの交響曲第9番(その25)

    ★ウィキペディアの曲目解説は、こちら㊽ドラティ指揮:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団★1975年7月22~24日、ロンドンにて録音①16:32②13:23③15:15④23:00★ドラティ(1906~1988)69歳頃の録音。中庸なテンポ(67分)で、どちらかと言えば、穏やかでまろやか。楷

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.51)

    39回目第1部 第5章 賢しい蛇(1)382~389ページ  ✤ワルワーラ夫人は、マリア・レヴャートキナを連れて屋敷に戻って来た。屋敷は教会の近くで、馬車で3分ほどの距離。「この方をご存知?」ワルワーラ夫人は、すぐにシャートフの方を振り向いた。「存じ上げています」と

  • 聴き比べ:ベートーヴェンの交響曲第9番(その24)

    ★ウィキペディアの曲目解説は、こちら㊼インマゼール指揮:マニア・エテルナ★2007年4月17~21日、ブルージュ・コンセルトヘボウにて録音①15:05②13:23③12:23④23:35★インマゼール(1945~)62歳頃の録音。速めのテンポ。(65分)時に荒々しいほどにメリハリ十分。バ

  • ヤン=ウィレム・デ・フリーント指揮のベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」

    ●12月21日、木曜日、19:00より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団演奏会●ソプラノ:森谷真理 メゾ・ソプラノ:山下裕賀 テノール:アルヴァロ・ザンブラーノ バス:加藤宏隆 合唱:新国立劇場合唱団(合唱指揮:三澤洋史)ヤン=ウィレム・デ・フリーント(1962~)

  • 聴き比べ:ベートーヴェンの交響曲第9番(その23)

    ★ウィキペディアの曲目解説は、こちら㊻スダーン指揮:東京交響楽団★2004年9月23日、ミューザ川崎シンフォニーホールにてライヴ録音Sym.9: Soudant①14:14②10:50③12:57④23:18★スダーン(1946~)58歳頃の録音。東京交響楽団音楽監督就任直後。(1999 年より首席客演

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.47)

    38回目第1部 第4章 足の悪い女(7)363~381ページ  ✤日曜日に、語り手は、ヴェルホベンスキー氏と共に、ワルワーラ夫人宅に招待されていた。重要な出来事(ヴェルホベンスキー氏の婚約発表)のある日。多くの人がワルワーラ夫人宅に一斉にやって来たが、その説明のた

  • アントニ・ヴィト指揮のペンデレツキ:交響曲第2番《クリスマス・シンフォニー》

    ●12月19日、火曜日、19時より、サントリーホールにて、東京都交響楽団定期演奏会●①キラール:前奏曲とクリスマス・キャロル(1972) ②ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18 ★ピアノ:反田恭平③ペンデレツキ:交響曲第2番《クリスマス・シンフォニー》アントニ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.46)

    37回目第1部 第4章 足の悪い女(6)358~363ページ  ✤酔っ払ったレヴャートキン大尉が帰宅したので、シャートフと語り手は、すぐにシャートフの部屋に逃げ込むも、予想通り、レヴャートキン大尉がやって来た。「開けろったら!おい、わかってんのか、人類にはだ・・・

  • ルイージ指揮のマーラー:交響曲第8番

    ●12月17日(日曜日)14:00より、NHKホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●定期演奏会2000回記念らしく、観客の投票で演奏曲を3つから選んでもらうという、現代らしく、良くも悪くも「民主的」。新日本フィル音楽監督時代の上岡敏之も似たようなことをやっていたので、欧州では

  • ユベール・スダーン指揮のブラームス/シェーンベルク編:ピアノ四重奏曲 第1番

    ●12月16日、土曜日、18時より、サントリーホールにて、東京交響楽団定期演奏会●①シューマン:交響曲 第1番 変ロ長調 op.38 「春」 (マーラー版) ②ブラームス/シェーンベルク編:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 op.25①このコンビは、10年以上前ながらマーラー編曲版でシ

  • 聴き比べ:シューマンの交響曲第1番(その6)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら⑰マリナー指揮:シュトゥットガルト放送交響楽団 ★1985年2月録音①11:25②05:40③05:42④08:23★ネヴィル・マリナー(1924~2016)61歳頃の録音。速めのテンポの正攻法。現代風で、スマートか????どちらかと言えば、軽快で明るい

  • 聴き比べ:シューマンの交響曲第1番(その5)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら⑭ショルティ指揮:ウィーン・フィル ★1969年録音①10:56②06:40③05:32④07:57★ショルティ(1912~1997)57歳頃の録音。良くも悪くもショルティらしく、強引なところもあり、速めのテンポで押し切る。勢いもメリハリも十分。録音

  • 聴き比べ:シューマンの交響曲第1番(その4)

    ★ウィキペディアの解説は、こちら⑪アンセルメ指揮:スイス・ロマンド管弦楽団★1951年3月録音①11:34②06:13③05:40④07:47★アンセルメ(1883~1969)68歳頃の録音。現代風な感情移入の少ない演奏。録音が古いせいか????「朴訥」とも言えそうながらも手堅い。録音

  • METライブビューイング ジェイク・ヘギー《デッドマン・ウォーキング》

    ●2023年12月13日、水曜日、MOVIXさいたまにて10時35分より、1度の休憩ありで、終了は14時10分ごろ●METのHPは、こちらMETライブビューイングは、2020年7月以来で久しぶり。2023-2024期のMETライブビューイングの演目は、1年近く前に発表され、MET初演など、新作や珍しい作品

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.45)

    36回目第1部 第4章 足の悪い女(5)340~358ページ  ✤語り手が「フィリッポフの家」に住むレヴャートキン兄妹の部屋に入る。「第4章 足の悪い女」がようやく登場。マドモワゼル・レヴャートキナが、白粉をはたき、頬に紅をさして、唇にも何かを塗っていることがはっ

  • 新国立劇場の《こうもり》(2023)

    ●12月12日、火曜日、14時より、休憩1回で、終了は5時10分ごろ●おそらく、2018年以来、4度め。二期会の『こうもり』は、2021年11月。結論から言いますと、舞台・演出:◯歌手:◯または◎オーケストラ:◯と◎の間総合:◎【指 揮】パトリック・ハーン 【演 出】ハインツ・

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.44)

    35回目第1部 第4章 足の悪い女(4)327~339ページ  ✤語り手がシャートフの部屋に向かう。階段下に着くと、部屋の中では大声で議論している様子であった。部屋には、シャートフ、キリーロフ、シガリョーフの3人がいた。シャートフから3人がアメリカに4ヶ月間滞在した話

  • カーチュン・ウォン指揮のショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47

    ●12月9日(土曜日)14:00より、サントリーホールにて、日本フィル定期演奏会●①外山雄三:交響詩《まつら》 ②伊福部昭:オーケストラとマリンバのための《ラウダ・コンチェルタータ》★マリンバ:池上英樹③ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47今年は、とりわけ作

  • 聴き比べ:ショスタコーヴィチの交響曲第5番 (その17)

    ★曲目解説はこちら★ウィキペディアの曲目解説はこちら55、チェリビダッケ指揮:スウェーデン放送交響楽団 ★1967年3月19日、ライブ録音。①20:02②05:37③15:52④11:31★チェリビダッケ(1912~1996) 55歳頃の録音。あまり重厚感や深刻さが感じられない、穏やかなア

  • 大野和士指揮のシューマン:交響曲第4番 ニ短調 op.120(1851年改訂版)

    ●12月8日、金曜日、14時より、東京芸術劇場にて、東京都交響楽団定期演奏会Cシリーズ●①レーガー:ベックリンによる4つの音詩 op.128 ②ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.1 ★ピアノ:ニコライ・ルガンスキー③シューマン:交響曲第4番 ニ短調 op.120(1851年

  • ルイージ指揮のレーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ 作品132

    ● 12月7日 (木) 19:00 より、サントリーホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●①ハイドン:交響曲 第100番 ト長調 Hob.I-100 「軍隊」                   ②リスト:ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調      ★   ピアノ: アリス・紗良・オット        ③レーガ

  • カンブルラン指揮のルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲

    ● 12月4日 (火) 19:00 より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団定期演奏会●①ヤナーチェク:バラード「ヴァイオリン弾きの子供」 ②リゲティ:ピアノ協奏曲〈生誕100年記念〉 ★ピアノ:ピエール=ロラン・エマール ③ヤナーチェク:序曲「嫉妬」④ルトスワフスキ

  • 1月の演奏会 (2024)

    日めくりカレンダー今年も残すところ、一月。新年最初の演奏会は、シューマンの交響曲『春』。ブルックナーは、交響曲第1番に始まり、交響曲第6番は2度も聴ける。ジョン・アダムズの自作自演も。月に10回程度の演奏会が、いろいろな意味でベストかな??????もう少し減ら

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.43)

    34回目第1部 第4章 足の悪い女(3)321~327ページ  ✤リーザは、出版事業に関してシャートフからきっぱり断られると、語り手に、レビャートキン大尉の妹に会いたいと言う。 リーザは私に、にっこり微笑みかけたが、その顔は青ざめていた。何かしら思い迷うところがあ

  • 聴き比べ:ショスタコーヴィチの交響曲第5番 (その16)

    ★曲目解説はこちら★ウィキペディアの曲目解説はこちら52、ロヴィツキ指揮:ロンドン交響楽団 ★1967年2月録音。①15:16②04:48③16:13④09:42★ロヴィツキ(1914~1989) 53 歳頃の録音。1958年録音(DG盤)は、その7切れ味良好な正攻法。録音は古い割にはかなり良

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.42)

    33回目第1部 第4章 足の悪い女(2)306~321ページ  ✤リーザは、出版事業のためにシャートフに手伝って欲しかったのだ。その文筆にかかわる事業というのは、こんなふうな類のものだった。ロシアでは、首都や地方の新聞、雑誌などが数多く出版され、そこでは毎日、たく

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第9番(その13)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉜シャイー指揮:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ★1996年6月17、18日、コンセルトヘボウにて録音①24:37②10:39③27:22★シャイー(1953~)43歳頃の録音。テンポは63分を切り、中庸。まろやかな響きながらも所々メリハリも十分

  • ロシア音楽:NHK交響楽団定期演奏会

    ●11月26日、日曜日、14時より、NHKホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●①スヴィリドフ:小三部作      ② プロコフィエフ:歌劇「戦争と平和」-「ワルツ」(第2場)    ③ A. ルビンシテイン:歌劇「悪魔」のバレエ音楽-「少女たちの踊り」       ④グリンカ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.41)

    32回目第1部 第4章 足の悪い女(1)300~306ページ  ✤リーザから招待を受けていた、シャートフや語り手Gが、ドロズドワ家に集まった。ここでようやく語り手の名前が明確になる。(「アントン・ラヴレンチヴィチ」、305ページ)「じゃあ、イギリス人なんてまるきりいな

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.3-10)

    32回目第1部 第3章 他人の不始末(10)284~299ページ  ✤ヴェルホヴェンスキー氏は、ほとんどヒステリー状態で小説の語り手の「私」を待っていた。10年ぶりで会ったリーザから邸宅への招待を受け、ドロズドワ家に行って来たヴェルホヴェンスキー氏であるが、「他人の不

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