「串かつ」もそそるが… ティンガティンガの看板。なかなかかわゆい。 先日、学会の資料を作りながら日本に住むアフリカ出身者の都道府県別のデータをみていたのですが、なんと、京都府はアフリカ出身者が非常に少ない。近くにウスビ・サコさんやら、関係のアフリカ出身者が多かったし、それはと...
2024年5月28日に行われた「アフリカ納豆サミットVol.3」 昨日、無事に「アフリカ納豆サミットVol.3 」が盛況のうちに終了しました。30名ほどの参加者が来場くださいました。今回は、烏丸丸太町の交差点のところにある「DAIDOKORO」を会場として開催しました。そして、ラ...
ゼミ生の教育実習のアテンドのため5月23日、24日と函館へ。函館に来るのは、大学1年生か2年生の夏休み以来。叔父が退職祝いで親戚一同を連れて北海道を訪れた際に訪問しただけで、30年ぶりくらい。とにかく寿司を食べたことくらいしか覚えておらず、実質的には初めて街並みを見たようなもので...
オンライン合評会 伊達聖伸・見原礼子(編)『イスラームの定着と葛藤』(6月21日)
6月21日にオンライン合評会『イスラームの定着と葛藤』のコメンテーターを務めます。 伊達さんは言わずと知れた日本を代表する宗教学者(ちなみに同い年)で、何度か私の研究会にもお呼びしたり、セネガルでご一緒したり、見原さんとは別の比較教育学系の科研費でもご一緒させていただくなど、ご縁...
Wikipedia "Oumarou Kanazoué Dam (https://en.wikipedia.org/wiki/Oumarou_Kanazo%C3%A9_Dam) 随分前になりますが、 オマール・カナズエのことを書きました 。こちらももう少しまとめて書いておこう...
「アフリカ・マンガ展」に合わせて東京から来ていただいたFOFOさん(2023年11月11日) 日本には、現在約20,000人ほどのアフリカの人が住んでいます。在日外国人が約322万人ですから、その割合は小さいですが、毎年着実にその数が増えています。また、 JICA協力隊は毎年...
ブルキナファソのイスラーム過激派による不安定化-① はじめに:現状
「令和4年防衛白書」(https://www.mod.go.jp/j/publication/wp/wp2022/html/n131010000.html) 去る2月20日に所属するアフリカ・アジア現代文化研究センターで 「 西アフリカ諸国で何が起こっているのかーセネガル、マ...
地蔵盆のイメージ(Wikipedia「地蔵盆」より) 町内会役員となって最初のイベントは「地蔵盆」でした。関東出身の僕には、「地蔵盆」と言っても馴染みはありません。というか、地域のお祭りなど、遠くから眺める程度で、実家の自治会も実態がよくわかっていませんでした。ただ、人類学などや...
貯金生活にまだ慣れない。 8連勝した時の所在なさ…相変わらずテレビ中継は少ないので、スマホで見ていて負けていると静かに諦念とともにアプリを閉じてしまうあの感じ。10年以上にわたりプロ野球は勝つ喜びを得るものではなく、なんかこれまでの自分を否定してしまうような気がして仕方なく応援し...
腰痛、肩こり。授業の時は歩き回るものの、座ってパソコンに向かっている時間の長い僕らの仕事の職業病のようなものですが、いよいよ50が見えてきた年齢的なものもあり、しばらくこれらの症状に見舞われてきました。 貴一朗が少し安定してきたこともあり、昨年4月に周囲に宣言をしたうえでダイ...
写真.フィールドワーク?! 3月の ウトロ平和祈念館 訪問を踏まえ、4人の学生と同祈念館を再訪した。今回は、はじめに副館長の金秀煥(キムスファン)さんからウトロの歴史を中心に話を伺い、その後、展示の解説をしていただいた。その後、ウトロを一緒に歩いていただいた。ちょうど祈念館前を移...
アフリカ納豆サミット、第3回目を開催します。おバカな企画で、最初はどれくらいの方が集まってくれるのかが不安でしたが、取り仕切ってくれる奥祐斉さんのお陰で、過去2回は満員御礼。述べ70名の口に「アフリカ納豆」を突っ込むことができました(笑)。 私の風貌を見て恐れをなしたためとは考え...
「緑のサヘル」から送っていただいた近影 3月のある日、長年かかわっている「 緑のサヘル 」から会報を受け取った。緑のサヘルの会報のトップページには、コラムが載っているのだが、そこには見慣れた名前が。 「ジュリアン・サワドゴ」。僕は彼を本名で呼んだことはない。懇意にしていた故Ro...
【業績】「ムーリッドを中心とする在日セネガル人の 民族誌的研究序説」
去る5月21日に都市共生研究センター(MICCS)の研究会で発表したものが、同研究会の紀要『インターセクション』で活字になりました。 こちら からご覧になれます(無料)。 論考自体は、在日セネガル人の現在の動きについて書きました。5月までに調査できていたところからさらに進めた調査...
『福田村事件』森達也監督(ピカンテサーカス/137分)/ちょいネタバレ
昨年来、少しずつ在日韓国人のことを勉強し始めているのは、何度かこのブログでも書いてきました。最近も ウトロ平和祈念館 に行ってきて、その前にも 東京の高麗博物館、ニュースパーク に行ってきたのですが、そこでしばしば見たのが、『福田村事件』のチラシ。タイミングとしても、これは見てお...
現在の住処に住み始めて3年半が経ちました。小さな住処ですが、交通の便も悪くなく、買い物も便利で、下賀茂神社も近くて、とても気に入っています。 子どもの学校が若干遠くはありますが、それも子どもの足で15分程度。まあ悪くはないでしょう。 近所には、お年寄りが多く、朝はしっかり挨拶して...
【業績】神代ちひろ(編著)大石高典、武内進一、小松謙一郎、椎野若菜(著)『学部生の安全なアフリカ留学に向けて』
年度末にいくつか業績がでました。 一つ目です。神代ちひろ(編著)大石高典、武内進一、小松謙一郎、椎野若菜(著)『 学部生の安全なアフリカ留学に向けて 』 現職に就いてすぐに日本とアフリカの大学を結ぶネットワークの会議に参加させていただいています。京都精華大学はオブザーバー参加では...
バシル・ジョマイ・フェイ新大統領(Mali jet 20260326 より) 2024年3月26日、セネガルに新大統領が誕生した。バシル・ジョマイ・フェイ氏だ。日本の報道各社も小さく、論調も似たようなものではあるが速報を流している。選挙が行われた当日は気が抜けるほどあっさりと...
ウトロ平和祈念館を裏側から…なぜ表側の写真じゃないんだろ… 3月某日、京都府宇治市にある ウトロ平和祈念資料館 を同僚の米原先生と共に訪問した。在日アフリカ人の研究をする上で日本に住む外国人の一般的な知識をつけたいと思っていたのと、前にアップした「 【調査】関東大震災100年...
科学研究費「西アフリカのライシテと宗教性の連続性の文化人類学的研究」(基盤B/21H00651)② 学会報告(2023年度)
2023年5月に千葉で行われた日本アフリカ学会第60回学術大会で本科研研究の進捗を発表しました。昨年の学会では、科研費の中間発表を行いました。「西アフリカのライシテ研究の可能性と課題」と題し、科研費のメンバーの 和崎春日先生 、 ウスビ・サコ先生 、 伊東未来先生 、 阿毛香...
コロナ禍真っ盛りの2020年。僕は、不動産が動かず、きっと急ぎで売りたい人がいても買い手がつかず、かなり安いはずと勝手に思い、週末のたびに不動産屋に出かけるようになりました。何とかその年中に新居を見つけて引っ越しを済ませたのですが、 コロナ中ということもあり、しばらくはとても静か...
今さらですが、私はアフリカ地域研究を専門としています。現職に着任した際も、ゴリゴリのアフリカ担当として、他の地域のことは知らない、という色がついていて、学生の海外フィールドワークの担当もセネガルのみが私のテリトリー。なかなか心地よいものでした。 ところが、同僚の異動のことなど...
2024年2月27日~3月4日までブルキナファソに滞在しました。前の投稿でビザのことを書きましたが、観光ビザの発給停止がどのようなことを意味しているのか、もしかすると、政治的な意味も含まれているのではないかと勘繰っています。 ワガドゥグの一部の店舗には国旗が据えられていること...
私の申請が遅かった…間違いないのだけど、Expressで申請したのにビザが、手元に送られてきたのは、それから1週間後のことでした。 出発前日、祝日、週末が続いたこともあり、ビザ未取得のままの出発が決定しました。 長年お世話になっている道祖神さんの担当者にアドバイスを仰ぎ、On a...
ちょっと時間が経ってしまいましたが、昨年11月2日、3日と東京に出張した時の話を書きます。めでたいはずのお正月に起こった能登半島の大地震。今も多くの方が厳冬期の厳しい避難生活を送られています。避難生活を強いられている方の命を守ることが最優先されることをお祈りしています。 地震大国...
第2回アフリカ納豆サミット「〜五感で比べてみよう、京都と西アフリカの納豆〜 in 藤原食品 × ムトーヨータドー〜」 (3月19日)
納豆。日本固有の食文化と思われがちだが、世界の各地で食され、アフリカに至っては、納豆の一大消費地だ。遠く離れた地で育まれた事象が、文化的共通点として浮き上がることは大変興味深い。「アフリカ納豆サミット」では、アフリカで展開される豊かな納豆文化を紹介し、アフリカと日本の納豆文化...
2007年3月@ゴレ島にて 2023年9月ゴレ島にて 書きかけの記事が昨年11月のもので、こちらの記事が昨年9月のものです。時間が前後してしまいますが、気にせずに書きたいところから進めます。 毎年恒例のセネガルプログラム。毎年、10日前後のプログラムを考えてスケジューリングをしま...
2024年の新年は、北陸の大地震や羽田のJALと海保航空機の事故という、「おめでとう」という新年の挨拶を憚られるニュースから始まりました。両件の犠牲者に哀悼の意を表し、特に北陸の大地震の被災者のより多くの方が救出され、より早い時期に日常を取り戻せますことを切に祈っております。 さ...
2020年度に初めて迎えた学生が卒業論文を書きました。2020年度入学、2021年度に清水ゼミが始まり、私の初めての卒論生(7名)です。コロナ禍ど真ん中世代で、人と触れ合う機会が極端に少なかった学生たちで、昨日、合同で打ち上げたほかのゼミなどは連絡先すらしらない、という状態。ち...
直前のお知らせになりましたが、今年度も5回にわたり、「アフリカ・アジア現代文化講座」を開催します。今年度の統一テーマは、「グローバル化の中の日本語教育」です。 【講座の趣旨】 近年、日本でも多くの留学生が学ぶようになってきた。殊、グローバル化が進む中、留学先は欧米のみならず、...
久しぶりに「映画」見ました。映画自体を見ていないわけではない(ドラえもんとか、クレヨンしんちゃんとか、鬼滅の刃とか…)のですが、ドキュメンタリータッチのものはなかなか見る機会がありません。久しぶりにちゃんと見られましたので、感想文など(これも何年ぶりでしょう)。若干ネタバレです。...
科学研究費「西アフリカのライシテと宗教性の連続性の文化人類学的研究」(基盤B/21H00651)
(トゥーバのグランモスク) 2021年度より「 西アフリカのライシテと宗教性の連続性の文化人類学的研究 」というテーマで科研費の研究助成をいただけることになりました。 科研のウェブサイトにも出ていますが、この研究の概要を次に示しておきたいと思います。 19世紀にフランスで確認...
【再】「アフリカ納豆サミット」(11月11日)@京都国際マンガミュージアム
アフリカ納豆サミット(11月11日開催)のポスターできました! まだまだ空き席ありますので、奮ってご参加ください! アクセス: 京都国際マンガミュージアム (クリックするとアクセス情報が開きます) お申込みは こちら からどうぞ。
【学会発表】フォーラム:西アフリカのライシテ研究の可能性と課題(科研費(21H00651)研究成果)
また過去記事になりますが、2023年5月13日、14日にコロナ禍後はじめての対面でのアフリカ学会が幕張で開催されました。懇親会こそなかったですが、久しぶりに多くの方のお顔が見られ、また、この間の研究発表に接することができたのは僥倖でした。 さて、今回は、「西アフリカのライシテ...
「アフリカ納豆サミット」in「アフリ観マルシェ」in「アフリカマンガ展」@京都国際マンガミュージアム
2023年10月26日~2024年2月18日まで京都国際マンガミュージーアムで 「アフリカマンガ展」 が開催されます。セネガルのプログラムを一緒に担当しているユー・スギョンさんが主導の下、アフリカのマンガの展示が行われれるほか、アフリカから実際にマンガを描かれている何人かのマ...
【出版】藏本龍介(編)2023『宗教組織の人類学 宗教はいかに世界を想像/創造しているか』法蔵館
続けてもう一冊。2023年3月に出版された『宗教組織の人類学 宗教はいかに世界を想像/創造しているか』は、藏本龍介さんを代表とする科研費「宗教組織の経営についての比較民族誌的研究」(挑戦的萌芽、2015~2017)、「宗教組織の経営プロっすについての文化人類学的研究」(基盤B、2...
このブログを始めたのは2010年7月。約13年間、一応このブログを維持しているのだけど、ここ数年間はほぼ放置状態。FacebookやらX(旧Twitter)やらInstagramなど、他のSNSで忙しいというのもあり、就職して以来、えらく忙しくなり、授業の準備やら必要な文章を書く...
【出版】澤村・小川・坂上(編)2023『SDGs時代にみる教育の普遍化と格差 各国の事例と国際比較から読み解く』明石書店
しばらく紹介できていなかった業績を何冊か紹介します。 本書の(主)編集の澤村先生には、広島時代から非常にお世話になってきました。 科研費 の分担者として関わらせていただき、この本はこの成果物になります。内容についてはタイトル通りですが、特に序章と終章を読んでいただければよいと...
学内公開講演会「現代アフリカにおける宗教の多様な諸相 「マダガスカルのライシテ」と日系新宗教」上野庸平氏
またずいぶんブログを放置してしまいました。ほぼすべてのSNSが開店休業状態。適度に忙しいのは良いことですが、4月以降少しは状況が改善したものの、6月から9月にかけてはとんでもないことになっています。まあなんとか元気にしています。 さて、なぜ突然ブログをあげたかというと、ブログの使...
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「串かつ」もそそるが… ティンガティンガの看板。なかなかかわゆい。 先日、学会の資料を作りながら日本に住むアフリカ出身者の都道府県別のデータをみていたのですが、なんと、京都府はアフリカ出身者が非常に少ない。近くにウスビ・サコさんやら、関係のアフリカ出身者が多かったし、それはと...
2024年5月23日… 第1クオーターも終盤、色々と忙しくしている中、猛烈な咳に悩まされていました。かかりつけの病院に診てもらうも改善の兆しは見えず、コロナでもなく、という先行きの見えない闘病生活はなかなかにつらいのですが、タバコを吸った後に訪れるほんの一瞬の咳のない世界、それ...
保見団地の入り口 今年度は大学のカリキュラムが少し変わり、GWに続き3日間の補講期間があります。同僚の何人かはこの時期に海外に行ったりしていますし、私も研究中心の生活でした。補講期間は名古屋で研究会(というかゼミ)に参加し、昨日は、かねてから計画を立てていた保見団地の調査に行...
5月17日、18日の両日に開催されたアフリカ学会が終了。先日ブログでも紹介したように、和崎先生らと共に フォーラム(分科会) を組織し、会期中はこのメンバーとひたすらにディスカッションをし、非常に濃厚な時間を過ごしました。 いろんなところで言っているので、このブログのどこかに...
2025年6月2日に『食文化からアフリカを知るための65章』( アマゾン /明石書店)いよいよ出版されます。 2018年末に、その後、籍を置くことになる京都精華大学を会場として行った「 第2回 アフリカ発酵食品文化研究会 」が本書の母体となった、アフリカ食文化研究会(正式な名前で...
岐阜城 「信長の野望」、僕が中学生の頃にはまったゲームは、30年以上たった今も多くの人たちの間で楽しまれています。ゲームをしなくなってずいぶん経ちますが、昨年のクリスマスに「サンタさん」がキイチロウにこのゲームを持ってきました。「サンタさん」の気持ちを察するに、社会がメチャクチ...
「マフェ」 日本のアフリカ料理屋6軒目は、ようやく来られた「+221」。なんのこっちゃと思われるでしょうが、これはセネガルの国番号。このお店は、どちらかというと、隣にあるAfributikの方が有名で、セネガルの食材が大体手に入るお店としてよく知られています。いつのころからか、こ...
すでに4月も過ぎ、GWに差し掛かっていますが、今年度の目標というか、Todoというか、これからこんなん出ますなども。元気に仕事してます、報告です。 【研究】 昨年度いっぱいで自分の科研費が終了。また、分担者としてかかわっていたものもいったん終了しました。残念ながら、萌芽研究しか...
5月17日、18日に開催されるアフリカ学会で発表します。大体毎年発表していますが、今年度は、松本尚之さん(横浜国大)を筆頭としたフォーラム「在日アフリカ人コミュニティの動態:時間的拡大と空間的拡大」の発表者として登壇します。 在日アフリカ人研究は和崎先生が切り拓き、和崎先生ら...
初めて取ったタケノコを手に 僕がタケノコ堀りに行ったのはいつ頃だったか…最初に行ったのは、おそらくは小学生の低学年の頃だったのではないかと思うけど、その後、毎年ではないけど何度かは竹林に分け入ったのを記憶しています。それ以外にも何度か、タケノコ掘りをしたようなきがしていて、熟練し...
今シーズン最後の弁当。野菜少な目。 貴一朗は小学校の3学期が終わり、それ以来2週間は給食がないので、お弁当生活でした。私自身も本学の学食はすでに食べ飽き、職場の変わった自分の分と連れ合いの分も含め、この間、 作り続けました。 まさかキャラ弁など作れるわけもありませんし、全て手...
アジア学院のコーディネーターのタカシさん 本学には「 社会実践力育成プログラム 」というオフキャンパスプログラムがあります。大学の外の社会との結びつきを学生に意識させるうえで、僕は個人的に大変有意義なプログラムだと感じています。 京都精華大学に赴任し、当時は「一人2プログラムを企...
この週末は天候にも恵まれて、京都はお花見日和。出張が入る予定だったのですが、あいにく先方の都合が悪くなり中止。ならば、ということで、桜を見に行くことにしました。 土曜日は家族と、日曜日は学生たちと、と2回も花見ができました。今朝もまだまだ満開で、3回目も楽しめた気分です。 この季...
到着直後の学生たちと落ち合う 学生たちと食べたタパス アンジェを後にし、パリのオルリー空港からVueling航空で グラナダ に向かう。席予約のできないVueling、何と往復共に真ん中の席というなんともな感じでしたが、グラナダは時間一杯よく見ることができました。 到着後、なんと...
年度末を迎え、2024年度の〆の作業と2025年度に向けた準備で、それはそれでバタバタとしている中、学科の学生が滞在するフランス、アンジェとスペインのグラナダの視察旅行を敢行しました。 アフリカに憑りつかれた私にとって、ヨーロッパを回ることなど人生で最後ではないでしょうか。現地の...
1カ月半ほど前に見た映画です… わざわざ見に行くことがなかった映画を片っ端から見られるのは、とても幸せなことだし、改めて見たいものが出てくるのもよい。 今回はAIが勧めてくれた(大泉洋関連かな?)この作品。山田洋二監督、吉永小百合主演、寺尾聡が脇を固める、なんとも昭和の香しい...
2025年度の卒業式にて 2月後半に訪れたアジア学院で、フィリピン人の歌うたいが、日本の三寒四温に感激し、「三寒四温」という歌を作りました…と言って聞いてから早1か月。2月は走る、3月は年に何度かある「師走」。バタバタと出張をこなしていたら、もう半袖でよいのではないか、くらいの気...
アマプラが見られるようになってから、隙間時間はバラエティ番組から映画の時間になりました。この日もアマプラのリストを検索していて目についたのがこの作品。大泉洋と井上真央という、脂ののった役者さんとその両脇を固める見覚えのないお二人…サムネイルから、在日コリアンの話っぽいので、見...
年末にテレビが急逝し、急遽新たなテレビを買い替えました。実は、ほぼほぼテレビの機能を理解しておらず、衛星放送もせいぜいBSのニュースを見る程度。今回新たに購入したこともあり、ちゃんと機能を使おう、ということでネットにつなげ(先代も繋がっていたはずですが)、Netflix、Amaz...
着々と準備が進みました 本日から約1カ月間、京都精華大学情報館において、「 アフリカ・アジアへの誘い 」展を行っています。お申込み等、必要ありませんので、お散歩がてらいらしてください。 この展示は、本学のアフリカ・アジア現代文化研究センターのメンバーの研究の紹介、各地の食文化の写...
2024年5月28日に行われた「アフリカ納豆サミットVol.3」 昨日、無事に「アフリカ納豆サミットVol.3 」が盛況のうちに終了しました。30名ほどの参加者が来場くださいました。今回は、烏丸丸太町の交差点のところにある「DAIDOKORO」を会場として開催しました。そして、ラ...
ゼミ生の教育実習のアテンドのため5月23日、24日と函館へ。函館に来るのは、大学1年生か2年生の夏休み以来。叔父が退職祝いで親戚一同を連れて北海道を訪れた際に訪問しただけで、30年ぶりくらい。とにかく寿司を食べたことくらいしか覚えておらず、実質的には初めて街並みを見たようなもので...
6月21日にオンライン合評会『イスラームの定着と葛藤』のコメンテーターを務めます。 伊達さんは言わずと知れた日本を代表する宗教学者(ちなみに同い年)で、何度か私の研究会にもお呼びしたり、セネガルでご一緒したり、見原さんとは別の比較教育学系の科研費でもご一緒させていただくなど、ご縁...
Wikipedia "Oumarou Kanazoué Dam (https://en.wikipedia.org/wiki/Oumarou_Kanazo%C3%A9_Dam) 随分前になりますが、 オマール・カナズエのことを書きました 。こちらももう少しまとめて書いておこう...
「アフリカ・マンガ展」に合わせて東京から来ていただいたFOFOさん(2023年11月11日) 日本には、現在約20,000人ほどのアフリカの人が住んでいます。在日外国人が約322万人ですから、その割合は小さいですが、毎年着実にその数が増えています。また、 JICA協力隊は毎年...
「令和4年防衛白書」(https://www.mod.go.jp/j/publication/wp/wp2022/html/n131010000.html) 去る2月20日に所属するアフリカ・アジア現代文化研究センターで 「 西アフリカ諸国で何が起こっているのかーセネガル、マ...
地蔵盆のイメージ(Wikipedia「地蔵盆」より) 町内会役員となって最初のイベントは「地蔵盆」でした。関東出身の僕には、「地蔵盆」と言っても馴染みはありません。というか、地域のお祭りなど、遠くから眺める程度で、実家の自治会も実態がよくわかっていませんでした。ただ、人類学などや...
貯金生活にまだ慣れない。 8連勝した時の所在なさ…相変わらずテレビ中継は少ないので、スマホで見ていて負けていると静かに諦念とともにアプリを閉じてしまうあの感じ。10年以上にわたりプロ野球は勝つ喜びを得るものではなく、なんかこれまでの自分を否定してしまうような気がして仕方なく応援し...
腰痛、肩こり。授業の時は歩き回るものの、座ってパソコンに向かっている時間の長い僕らの仕事の職業病のようなものですが、いよいよ50が見えてきた年齢的なものもあり、しばらくこれらの症状に見舞われてきました。 貴一朗が少し安定してきたこともあり、昨年4月に周囲に宣言をしたうえでダイ...
写真.フィールドワーク?! 3月の ウトロ平和祈念館 訪問を踏まえ、4人の学生と同祈念館を再訪した。今回は、はじめに副館長の金秀煥(キムスファン)さんからウトロの歴史を中心に話を伺い、その後、展示の解説をしていただいた。その後、ウトロを一緒に歩いていただいた。ちょうど祈念館前を移...
アフリカ納豆サミット、第3回目を開催します。おバカな企画で、最初はどれくらいの方が集まってくれるのかが不安でしたが、取り仕切ってくれる奥祐斉さんのお陰で、過去2回は満員御礼。述べ70名の口に「アフリカ納豆」を突っ込むことができました(笑)。 私の風貌を見て恐れをなしたためとは考え...
「緑のサヘル」から送っていただいた近影 3月のある日、長年かかわっている「 緑のサヘル 」から会報を受け取った。緑のサヘルの会報のトップページには、コラムが載っているのだが、そこには見慣れた名前が。 「ジュリアン・サワドゴ」。僕は彼を本名で呼んだことはない。懇意にしていた故Ro...
去る5月21日に都市共生研究センター(MICCS)の研究会で発表したものが、同研究会の紀要『インターセクション』で活字になりました。 こちら からご覧になれます(無料)。 論考自体は、在日セネガル人の現在の動きについて書きました。5月までに調査できていたところからさらに進めた調査...
昨年来、少しずつ在日韓国人のことを勉強し始めているのは、何度かこのブログでも書いてきました。最近も ウトロ平和祈念館 に行ってきて、その前にも 東京の高麗博物館、ニュースパーク に行ってきたのですが、そこでしばしば見たのが、『福田村事件』のチラシ。タイミングとしても、これは見てお...
現在の住処に住み始めて3年半が経ちました。小さな住処ですが、交通の便も悪くなく、買い物も便利で、下賀茂神社も近くて、とても気に入っています。 子どもの学校が若干遠くはありますが、それも子どもの足で15分程度。まあ悪くはないでしょう。 近所には、お年寄りが多く、朝はしっかり挨拶して...
年度末にいくつか業績がでました。 一つ目です。神代ちひろ(編著)大石高典、武内進一、小松謙一郎、椎野若菜(著)『 学部生の安全なアフリカ留学に向けて 』 現職に就いてすぐに日本とアフリカの大学を結ぶネットワークの会議に参加させていただいています。京都精華大学はオブザーバー参加では...
バシル・ジョマイ・フェイ新大統領(Mali jet 20260326 より) 2024年3月26日、セネガルに新大統領が誕生した。バシル・ジョマイ・フェイ氏だ。日本の報道各社も小さく、論調も似たようなものではあるが速報を流している。選挙が行われた当日は気が抜けるほどあっさりと...
ウトロ平和祈念館を裏側から…なぜ表側の写真じゃないんだろ… 3月某日、京都府宇治市にある ウトロ平和祈念資料館 を同僚の米原先生と共に訪問した。在日アフリカ人の研究をする上で日本に住む外国人の一般的な知識をつけたいと思っていたのと、前にアップした「 【調査】関東大震災100年...
2023年5月に千葉で行われた日本アフリカ学会第60回学術大会で本科研研究の進捗を発表しました。昨年の学会では、科研費の中間発表を行いました。「西アフリカのライシテ研究の可能性と課題」と題し、科研費のメンバーの 和崎春日先生 、 ウスビ・サコ先生 、 伊東未来先生 、 阿毛香...
コロナ禍真っ盛りの2020年。僕は、不動産が動かず、きっと急ぎで売りたい人がいても買い手がつかず、かなり安いはずと勝手に思い、週末のたびに不動産屋に出かけるようになりました。何とかその年中に新居を見つけて引っ越しを済ませたのですが、 コロナ中ということもあり、しばらくはとても静か...