私が結婚を決めた事情
実は、私は、お見合いの2回目と3回目のデートの間に、ショッキングな出来事があって、結婚を決めた。それは、職場の旅行があり、旅行先の旅館での出来事。宴会で、職場ごとの出し物があり、それを舞台のそでで、しゃがんでのぞいていたとき、私のお尻をめがけて、つつこうとしている男性がいた。ズボンだったが、それを、私と同じ部屋の男性たちが、笑ってみていた。私は、びっくりして、はいていたスリッパを手に取って、思いっきり、頭を何発かぶん殴った。相手は、べろべろに酔っぱらっていたようだったが、非常に気持ち悪く、ぞっとした。これをみて、独身のままでいたら、何をされるかわからないと思い、結婚しようと思ったわけ。職場は、首にはならないけれども、いろいろな縄張りみたいなものがあって、非常に複雑な組織だった。そして、上司から、女は、男よりワンランク下のところが最終到達地点とか、昔、だめな女性がいて、ぶん殴ってやったとか、聞かされていた。建前は、男女平等だが、実際は男女不平等で、男性と女性の待遇は、かなり差があり、女性は、低いランクで抑えられているため、年収でも200万円くらい違っている状態だった。そこで、その中に、私は大卒資格を持っていたため、目障りだったと思われる。 男女雇用均等法などない時代で、女性は第則で就職できず、知人は、高卒として入社し、高卒賃金で働いていた。私も、教授の紹介状で...
2021/09/30 13:33