住処

疲れて帰る僕の住処。落ち着けるわけでは無いけど、唯一、安心できる場所。深く、眠りに付ける場所。今日も、一日お疲れさまでした。一緒に夢の中で遊びましょう。おやすみなさい。けろっぴ...

雨の日

僕は傘を斜めにかざし、雨の中を駆けていく。既に靴の中は水浸しでグチュっと気持ちの悪い音がしてる。約束の時間に遅れてしまった。でも、問題はそうじゃない。池に飛び込んだようなこの状態で、君は部屋にあげてくれるかな。♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪こんばんは、ケロです。東京に台風が来るぞと脅され、いつもより早い時間に出たけど……結局、雨も風も大したことなかった。とはいえ、台風はこれからが本番かな。雨の日は、外に出てしまえば楽...

君の傘

退社時間を待っていたように雨が降ってきた。僕は空を見上げて落ちてくる雨を見ている。「どうしたの？」声を掛けてくれたのは同期の君。これは神様がくれたチャンス、なのか？「傘、忘れたんだ」。「そう、私の傘でもいいかな？」そう言って、君は傘を差しだした。そして、バッグの中から折畳を取り出す。えっ、一本の傘でじゃなくて？君は押し付けるように傘を渡すと誰かを追いかけるように雨の中を走って行った。一瞬で夢は散っ...

同じ道だったはずなのに

地下道に僕の足音だけが響いている。そうだよ、忘れたくても忘れられない。出会ったことを後悔していると、君は言った。出会えたことに感謝していると、僕は言った。いっしょに歩き始めたはずなのに、同じ道を歩いてるはずだったのに、気が付くと、僕の横に君の姿は無かった。道を間違えたのは僕？どこかで曲がり損ねたのかな。けろっぴ...

あっちの世界と、こっちの世界

僕が住んでいると信じている“こっちの世界”。そして、左右が逆転して見えている“あっちの世界”。でも、俺の目から見えているということは、“あっちの世界”も実際に存在しているんだよね。なんてことを、あっちの俺も考えているのかな。けろっぴ...

雨の日に

雨を見ながらの食事も悪くない。なんてことをいうと、なんとなくオシャレな感じに思える。まぁ、食べてるのは焼肉なんだけどね。でも、シャレた感じの綺麗なお店だった。美味しかったし。やっぱり、僕はあれだな。美味しく食べられたら、それで満足。雰囲気は、その次ってところか。美味しいのが一番だよね。けろっぴ...

遠くへ行きたい

何処か遠くへ行きたいなぁ。東京と大阪間の移動だと飽きてきたよ。というか、疲れた。のんびりと旅がしたい。けろっぴ...