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本日のランキング詳細
2009/11/03
2023年5月
小鼻がツ~~ンと。そして、目には涙が…。
「でっかい金槌みたいなんでガツンと叩かれたような…。」
「あ、もしもし。真輝~~???…陽織だけど…。」
阿須賀、その声にコーヒーを啜りながら、ニッコリと…。
亮輔、「こんちは。」ルシアが出迎える。「いらっしゃい。」
廊下を歩きながら阿須賀。
「…おぃおぃ。なんでお姉ちゃんの大学…???」
柚香、いつも通りに大学で。
柚香、少し口を尖らせて、「出ない…かぁ~~。」
「とにかく、記憶力が、いい。」
「反抗期って言うか、駄々っ子と言うか…。」
「アイツに、そういうセンスはない。断じて…ない。」
「…私は…、陽織には、会えないけどさ。」
「俺たちの稼ぎが悪いって言うのか。って…。」
「確かに。毎日、泣いたって記憶はある。」
ふたり、同時に。顔を見合わせて、「どうする…???」
「さて。ここで問題です。旦那様になる人の職業は~。…チッチッチッチッ。」
「行き…。」柚香、真輝、顔を見せ合い、「ますか。」
「陽織ちゃん。その時はまだ何も分かんなくって…。」
柚香、真輝に、「なんでここ…???」
自分の右腕で陽織を抱き締めるように。
世田谷駅から電車に乗って…。
陽織、また座椅子に、胡坐を掻いて、腕組みをして…。
「おかあさん、おかあさん。お兄ちゃん、朝から…。」
「…まさか、おまえがこれだけ物覚えが早いなんて…。」
「うん。…いつ、柚香さんに戻るのか…。」
陽織、祖母から言われたままに。
小さな声で、「頑張れよ、旦那様~~。」
「そっか~~。陽織ちゃん、まだ…。」
「ユズも今の陽織ちゃんと同じような事…。」
ドアをコンコン。「私~~。愛実~~。入るよ~~。」
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