絶望の国の幸福な若者たち
絶望の国の幸福な若者たち古市憲寿を読みました。論拠をはっきりさせた(出典を明記した)うえでの論述。社会的地位のある方々の意見もばっさりときってしまうようなはっきりとした物言い。一番印象的だったのは、「昔はよかった」の瞑想。犯罪の若年齢化が進んでいると報じられていますが、戦後に比べると格段に減っているようです。また、いつの時代も、「今のわかものは。。。」との意見はあるようです。自然保護のセミナー等にいくと、よく聞くのが年配の方の「私たちの子供の頃は自然の中で暮らしていて、自然と自然の大切さを知れた」と。でも、大規模な自然破壊をして開発をしたのは年配の方々の世代。自然の大切さを本当に知ってたのか?と疑問に思ってました。幼少期に自然に親しむと自然を大切にする、道徳教育の推進で人間性豊かな人格になる。本当にそうなのか。...絶望の国の幸福な若者たち
2014/08/10 09:09