水乃博士の「水と緑の話」 40年のけじめ
40年のけじめ 水乃博士が水処理技術の世界に入ってから、40年目となった。さて、水処理技術は発展しているのだろうか? 残念ながら現在の水処理技術はすでに成熟期になったというほどに、新規な技術がない。 30年ほど前に、博士が研究開発に多忙だったころは、ちょうど半導体産業の新興期であり、RO膜技術、UF膜、UV技術、脱気膜それらの組み合わせ技術に、ユースポイント配管ループ技術など、新しい技術が次々と立ち上がっていた。しかし、現在ではそれらの技術を管理し、磨きさらに純水の高純度化を図るという姿である。 今後に新しい技術展開はありうるのだろうか? 博士の考えでは、この4,5年の間..
2022/08/04 14:20