母の食卓
今週末の誕生日で母はいよいよ90歳リーチ。この年齢でゆっくりながら杖無しで外を歩けて、自前の歯でトンカツやカラアゲをバリバリ食べられるのは大したものである。私が日中は仕事でいないのだが、ひとりでご飯食べて薬飲んで身支度して、時計見ながらデイサービスのお迎えに遅れないように表に出て待っておくことができる。時間感覚、曜日感覚がわからなくなっている自覚があって、自分でカレンダーや日付表示のある時計を見て、『明日はデイサービスの日』などと確認している。大したものである。とはいえ、軽い認知症があってそれなりに日常困ったことも起こる。例えば自動ドアの仕組みがある日突然わからなくなった。というより近づくと開くのはわかるのだけど、離れれば自動で閉まるというのを忘れてしまったのである。「自動ドアなのに自動で閉まってくれない」とド...母の食卓
2020/01/21 07:28