ロング・グッドバイ(1973) レイモンド・チャンドラー原作の私立探偵、フィリップ・マーロウが大活躍するハードボイルド探偵小説を、主演のマーロウにエリウッ…
B級ホラー映画から、文芸大作映画まで、あの日観た映画を思いのままに綴っていきます。。
最近の掲載記事 博士の異常な愛情 ペイ・フォワード・可能の王国 シックス・センス アマルコルド 地獄の黙示録 アメリカン・グラフィティ いちご白書 殺しのドレス などなど・・・
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ロング・グッドバイ(1973) レイモンド・チャンドラー原作の私立探偵、フィリップ・マーロウが大活躍するハードボイルド探偵小説を、主演のマーロウにエリウッ…
日本暗黒史 血の抗争(1967)東映の看板でもあった任侠もの。が、その世界観も時代とともに移り変わり、着流しにドスの世界から、スーツに拳銃の実録ものに変わ…
コールガール(1971) 『バーバレラ』(1968)で、一躍米映画のセックスシンボルとなった、ジェーン・フォンダが、佳作『一人ぼっちの青春』(1969)に…
パーフェクトブルー(1997) 早逝した天才アニメーション作家、今敏の劇場用作品第一弾。なかなか興味深い作風を、このころから醸し出しているのが興味深い。 …
デビルマン(2004) 何日か前のYahooニュースで、本作がコテンパンに酷評されていたので却って診たくなりまして、動画配信サービスにて配信されていたので…
桐島部活やめるってよ 一つの時間軸をあらゆる視点からとらえ、各登場人物たちの心情をきめ細かく描いて評判となった、朝井リョウによる原作小説を、「クヒオ大佐」…
あまろっく(2024) タイトルの「あまろっく」とは、海抜0メートル地帯が多い尼崎市を水害から守るために設置されている開閉式の大型閘門のこと。 この尼崎で…
マルコムX(1992) アフリカ系アメリカ人の急進的黒人解放運動指導者で、1965年に暗殺された、マルコムXの自伝映画。本人の手記を基に、実に202分にも…
アメリカンヒストリーX(1998) 定期的にと言ってもいいほど作られている、米国の人種差別を抉る作品。 白人至上主義の思想を持っている、デレク(エドワード…
おかしな二人(1968) 舞台で大ヒットしたニール・サイモンによる戯曲を、ジャック・レモンとウォルター・マッソーを主演に据えて映画化。二人の演技合戦が楽し…
青春デンデケデケデケ(1992) 大林宣彦監督による、青春映画の快作。 1960年代の初め。主人公の高校生、藤原竹良(ちっくん)は、ベンチャーズの“パ…
ボヘミアン・ラプソディ(2018) 70年代から80年代まで、ロック界をけん引したバンド『クイーン』。 その中で、主にボーカルを担当した、フレディ・マーキ…
最近は、配信サービスが非常に充実しており、以前なら、二番館三番館や名画座での公開を祈ったり、それが叶わぬ場合はレンタルビデオショップを巡って作品を追いかけたも…
226(1989) 昭和11年2月26日。満州事変の後、陸軍統制派と反目していた陸軍皇道派の青年将校が蹶起。1500人近い兵を率いて、「昭和維新・尊皇討奸…
蛇イチゴ(2003) 前回、絶賛のレビューを書いた『ゆれる』の西川美和監督、遡ること4年の2002年に制作され、2003年に公開された同監督のデビュー作で…
ゆれる(2006) 西川美和監督作品。松本清張の推理サスペンスを思わせる、堂々たる一編。 母親の訃報を受け、実家に帰省することになった弟でカメラマンの、猛…
訃報が飛び込んできました。アラン・ドロン。ただの男前ではなく、その瞳の奥に潜む狂気がゾクゾクするほど魅力的なスターでした。『太陽がいっぱい』の、あの冷たい蛇に…
レインマン(1988) 高級中古車店を経営している、チャーリー(トム・クルーズ)が、様々な検査の不合格が原因で経営に行き詰ったところに、父親の訃報が届く。…
ハングマンズ・ノット(2018) 近頃の言葉でいえば、“コミュ障”と呼ばれる若者と、欲望のためなら殺人も厭わないヤンキー兄弟の殺し合い。 これでもかという…
いよいよ2024パリ・オリンピックも佳境を迎えつつあります。仰天の開会式から始まり、日本選手のメダルラッシュや、本命競技でのまさかの敗退など、今大会も悲喜交…
クローズZERO(2007) 結構話題になった三池嵩史監督のヤンキー映画だが、私はまったく乗れなかった・・・ ヤンキーたちが集まる鈴蘭高校で最強のお山の大…
イマジン/ジョン・レノン(1988) 劇場公開されたのは日本のみだという、ジョン・レノンの伝記映画。 膨大に残された実在のジョンのフィルムと肉声でその生涯…
いつかギラギラする日(1992) 当初の予算をはるかにオーバーした11億円もの予算を費やし完成させたものの、興行的には大惨敗に終わった深作欣二監督のアクシ…
さらば愛しき人よ(1987) タイトルがベタなら設定もベタなやくざ映画。主演の郷ひろみをはじめ、役者はなかなかいい味出しているのにこれだけ乗れないのは、監…
敬愛するウディ・アレン監督の新作『Rifkin's Festival』が、2024年1月に公開されることが決定したようです。 あらすじは、 本作の舞台は、映画…
ひきしお(1972) 船上で口論をしていたカトリーヌ・ドヌーヴが、激高して海に飛び込む。 マルチェロ・マストロヤンニが自給自足をしている島に流れ着き、彼女…
チャイナ・シンドローム(1979) 原子力発電所の事故を告発しようとした、テレビの女性アンカーとカメラマン、それを隠蔽しようとする者たちの物語。我が国では…
WASABI(2001) 『ニキータ』『レオン』などの監督のリュック・ベンソンが脚本を書いた、ジャン・レノ、広末涼子主演のアクションコメディです。 19年…
反撥(1965) ロマン・ポランスキー監督のサイコ・ホラー。カトリーヌ・ドヌーヴが熱演です。 美容院で働く、潔癖症で内気な女性、キャロル。 同居している姉…
地上より永遠に(1953) 第26回アカデミー賞にて、作品賞、監督賞他8部門を受賞した作品です。 1941年夏。第二次大戦の火ぶたを切ることになった日本軍…
アクロス・ザ・ユニバース(2007) 私は、ビートルズが大好きです。ほぼ全曲和訳まで記憶しており、その歌詞が持つダブルミーニングやトリプルミーニングを考察…
普通の人々(1980) 名作の誉れ高い作品でも、若いころにはピンとこず、いまいち理解できなかった作品ってありますよね。 私にとっては、本作がまさにそうで、…
サチコの幸(1976) 原作は、上村一夫の劇画。同じ原作者でスマッシュヒットした『同棲時代・今日子と次郎』の夢をもう一度という思いで制作されたのでしょうか…
ラ・ラ・ランド(2016) チャイコフスキーの音楽がかすかに流れる中、画面がスタンダードサイズからシネマスコープサイズに広がっていく。それだけで映画愛を感…
さらばダチ公(1974) 私の大好物である70年代テイストが満載な作品。 3年の刑期を終えて出所してきた、猛夫(松田優作)は、家に戻っても家族からのけ者扱…
にっぽん昆虫記(1963) 大正末期から昭和の高度成長時代に突入する時代を生きた昆虫のようなエネルギッシュな生命力を持つ女性の半生を今村昌平監督が描いてい…
エクソシスト3 『エクソシスト2』の出来栄えに不満を持った原作者、ウィリアム・ピーター・ブラッティが、正当な続編として自ら脚本を書き、監督までやった作…
パプリカ(2006) 47歳で早逝した天才アニメ監督の遺作となった傑作アニメーションです。 精神医療総合研究所の天才科学者である時田浩作が発明した他人…
マイ・フェア・レディ(1964) 前回のブログで、少しだけ本作に触れたので、今回改めて本作のレビューを。 大ヒットした舞台ミュージカルの映画化で、オード…
プラダを着た悪魔(2006) ファッションに疎い私でも、なかなか興味深く楽しく見ることができた作品です。テンポがよく、万人受けする、困難を乗り越えてのサ…