chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ベーシストたけっちブログ http://blog.livedoor.jp/bamboobass/

都内と横浜で活動しています。 自分の活動や、ベースの事について書いています。

たけっち
フォロー
住所
東京都
出身
神奈川県
ブログ村参加

2009/08/02

arrow_drop_down
  • 中田実希「いま」

    光溢れる表紙が印象的だ。実希さんの歌声が聴こえてきそう。 本のタイトルになっている「いま」という実希さん直筆の文字。「いま」の「ま」が鳥のように飛び、「ま」の最後の三画目が垂直に落ちて旋回し、その先は山に囲まれた光溢れる木曽川に溶けていく。山が木霊し

  • 入学手続きをした

    2年前の10月に当時住んでいた場所の近くにあるヨーグルト工場でバイトをした。業務内容としては、寒い冷凍倉庫の中で、商品をひたすら袋に詰めたり、それぞれの店舗に出荷するために商品を小分けしたり、梱包用の段ボールを組み立てたり、といったものだ。業務によっては複

  • 闘病記(2021年2月~2024年3月)

    人生で受けてきた痛みや経験してきた絶望が一編の詩を深く掘り下げてくれるということがある詩を書くためにつらい思いをする人などいないけれど避けられなかったつらさを受け止めるごとに言葉たちも相応の経験をしてわたしの中で黙り込んで満ちていてくれたの

  • 遠藤ふみ「re- ×1:solo」

    昨日の文章ですがhttps://t.co/5o4ZuJ0Pzf pic.twitter.com/VgEeBGknMZ— fumi endo (@e23227) March 20, 2024 朝、ツイッターを見ていたら、ちょうどピアニストの遠藤ふみさんの投稿が流れてきた。神保町試聴室でのピアノソロ。うん、場所もそんなに遠くない。お店のH

  • ブルース

    作曲家でピアニストの林晶彦さんとのライブ2daysのうち、1日目が無事終了しました。雨の中、お越しくださり、ありがとうございました。かけがえのない時間でした。 音楽って生き物だね、と林さん。本番ではリハと全然違うことをやってしまった曲も。今この瞬間に生成す

  • 福ちゃんと久しぶりの共演

    今日はこちら。立川「Jesse James」でボーカル高原かなさんと一緒にクリスマスライブ。今年最後の演奏です。旧い友人のベーシスト大竹弘行が数曲ゲスト参加してくれる予定です。彼との久しぶりの演奏も気合い入ります。是非お越しください! pic.twitter.com/cJRHVHQIXF— 福

  • ソロコンサート「音の結晶」@Cafe シントン

    日常の中で困窮している貧しい言葉を、人目につかぬ言葉を、わたしはたいへん好む。わたしの祝宴からわたしは彼らに色彩を贈る、すると彼らはほほえみ、だんだん快活になる。彼らがおずおずと心のうちに押し殺していた本質が、新しくまた現れて来る、だれの目にも見え

  • 林晶彦ピアノソロコンサート 未来への扉

    作曲家でピアニストの林晶彦さんのピアノソロコンサートへ伺った。 会場のピアノは、あのドビュッシーも愛したというベヒシュタイン。高音から低音まで豊饒で重厚な響きで、まるで巨人のようだ。中途半端な気持ちで弾くと、ピアノに弾き返されそうな厳しさも感じる。

  • earth tree

    ミキティ(カフナ・カイ)のライブに行ってきた。 ライブの冒頭は、青山雅明さんが笛を吹きながら、ミキティは太鼓を叩きながら、会場内を練り歩く。これから古来の祭りが始まるかのような懐かしい気持ちになる。 そして、青山雅明さんの尺八ソロで数曲。息の長い尺

  • 庭文庫でつながったご縁

    https://t.co/I4xSuzhsNo— やまだ (@yyyya_md) November 20, 2023 ツイッターでフォローしている、やまださんと木村さんのスペースで、拙著を取り上げてくださった。 やまださんはギターを弾かれたり、「種を蒔く」という文章と絵によるエッセイを出されている。木村

  • 音と水と風

    12/16のソロライブは、お陰様でご予約で満席になりました。ありがとうございます。これ以降はキャンセル待ちとなります。よろしくお願いします。 シントンさんは60年以上続く老舗であり、やはり、たくさんの常連さんがついている。集客ではこの常連さんに助けられた。

  • スズキミカコ&芳賀信顕 voice of spirit

    今年の玉川学園の夏祭りでピアニストの芳賀さんとご一緒する機会があり、初めてお互いの音楽観のお話をした。亡くなった徹さんのことなど。あぁ、何だか音楽の趣味が合うなぁと感じていた。拙著も購入してくださり、嬉しかった。芳賀さんとデュオのライブを行ったミカコさ

  • butterfly effect

    画家の榊和也さんのartbook「butterfly effect」が届いた。毎日、本をパラパラとめくって、そのパルスの流れを肌で感じていた。 赤と黄と青の色彩が中心となっていて、今までの榊さんの色彩感覚からしてみたら明るくメジャーな響きだなと感じていた。 天気の良い昼

  • Sacrifice~Friday the 13th

    ジャズのライブハウスで演奏するのは何年振りだろう。 遠藤周作さんの言葉をかりるなら、サクリファイスを通して復活し僕は真実の僕になった、音楽という大いなるいのちに身を委ねてこれからも生きる。 僕の中にあったジャズの偏見を取っ払ってくれるライブだった。何

  • 光の樹への告白#3

    ご縁があり、博子さん(過去世がイスラエルの人ということで、作曲家の林晶彦さんが「じゃあイスラエルっぽい女性の名前を付けましょう」ということで僕等は親しみを込めてサラさんと呼んでいる)というヒーラーの方のセッションを受けた。 以前から違和感があって、特

  • ジャコ・パストリアスの肖像

    Jaco Pastorius - Donna Leeドン・アライアスのコンガとのデュオ。ジャコのベースも弾くというより「打つ」だ。電気ベースだがウッディな音色にするためにフレットレスにしたのもそこが狙いか。ソロでもベースラインの延長のように物凄くグルーヴしている。ベースはグルー

  • 光の樹への告白#2

    無事引っ越しました。竹村真一「宇宙樹」にあるラップランドの先住民サーメのシャーマンが太鼓を作るための樹を探すという話に惹かれた。宇宙と交信するアンテナとなる樹。僕もそのように樹と交信したいと思い、行ける範囲で色々な森に行った時期がある。大江健三郎さ

  • 百瀬雄太さんの「音楽の思考」を読んで

    よくわからないんですが、身体がおかしくなりそうなので、載せます。『音楽 銀河の庭で』の前に完成?した原稿。『音楽の思考』の初稿版です。娘の生まれる1ヶ月前から丸1ヶ月ほど走り書き、その数日後に娘が産まれました。封印を解いて、載せてゆきます。よかったら読んで

  • 檀上和尚のお話

    ご縁があり、広島の西光禅寺のご住職である檀上和尚様のお話を聞いた。フラットで優しさと慈しみに溢れたものだった。ギター弾き語りもされて、皆で一緒に歌った。「大丈夫」と「I love you」の歌だ。指が記憶しているというお話からのギターソロでは、南米の荒野で佇む鷲

  • 光の樹 庭文庫さんで販売

    「他力本願」とは、すべてを仏に委ねて、ゴロゴロしていればいいということではありません。大切なのは、自力の限りを尽くすこと。自分で頑張れるだけ頑張ってみると、私たちは必ず自己の能力の限界にぶつかります。そうして、自己の絶対的な無力に出会います。重要なのはそ

  • 光の樹 サウンドトラック

    拙著「光の樹」に出てくる僕の曲や、参加したCD情報、取り上げたアーティストの作品情報など、こちらにまとめておきます。僕が敬愛するアーティストの作品、本と一緒に楽しんでくださると嬉しいです。第一章 星の光導きのレコーディングMayu Savant (pf)「Mayu Savant

  • 光の樹への告白#1

    拙著「光の樹」に書いた、コントラバス奏者の齋藤徹さんとのエピソード。「事実以上のこと(大竹さんの真実)を感じ取ってくださったのだと思います」この本に書いたのは僕にとっての真実、ほんとうのことを集めたものなんだと改めて思いました。画家の榊さんや、アク

  • 舞踊家のリカさんと遠隔コラボ

    夏至の日に舞踊家のリカさんと遠隔コラボをしました。このきっかけのメールをリカさんがくれたのが僕の誕生日でした。遠く離れても心は繋がっていますね。僕のコントラバスの音色に合わせて、リカさんが羊蹄山をバックに舞っています。元々は夕焼けをイメージした僕の曲

  • 「光の樹」の出版記念&コンサート

    拙著「光の樹」の出版記念&コンサートでした。お越しくださった皆様、ありがとうございました。そして、お心寄せくださった皆様、ありがとうございました。今回のイベントを開催するにあたり、背中を押してくださった不二子さん、林晶彦さん、ありがとうございました。

  • ドキュメンタリー映画「しあわせな日々」

    農業を営む音楽仲間(やまやま農園のもりぶさん&ミカコさん)が出演しているということでお誘いいただき、小田原の農家を中心に「家族農」という生き方を映したドキュメンタリー映画「しあわせな日々」の上映会へ伺った。映画では、僕も所属させてもらっている農耕ジャ

  • 【本を出します!】「光の樹」(ロージーローズブックス)

    【本を出します!】タイトル:「光の樹」大竹弘行 著発売日:2023年6月10日(土)お値段:1,760円(税込)限定50部(ご予約受付中です)→ 増刷しました。料金は銀行振り込み、ご指定の住所へ郵送で対応します。(2023年6月10日(土)以降)お問い合わせ先:bamboobas

  • 春の幻想@たまゆらサロンコンサート

    作曲家の林晶彦さんからご案内をいただき、2023年4月14日に開催された演奏会に伺った。玉川上水の緑道に入ると、ウグイスがとても綺麗な歌声で迎えてくれた。樹木の佇まいと川の流れる音をゆっくり楽しみながら、演奏会場である「たまゆら」へ向かう。藤の花が綺麗に咲い

  • 佐古不二子「ステゴザウルス ステゴザウルス」

    小平市にあるカフェ・ギャラリー「たまゆら」を営む佐古不二子さんの「ステゴザウルス ステゴザウルス」(Ros‘yRoseBooks)を読んだ。溌剌としたユーモアが溢れ、リズム感の良いエッセイで、一気に引き込まれた。何故、ステゴザウルスなのか?それは第一章で書かれた

  • 石原弦さんの詩集「聲」

    あさやけ出版さんから数年前に購入した石原弦さんの詩集「聲」最近、庭文庫さんで気になる本があって購入させてもらっていたので、ちゃんと感想を書かなくてはと思っていた。養豚の仕事のかたわらで石原さんが生み出す詩の世界。石原さんが見る自然の景色や生活や光を感

  • なしのたわむれ: 古典と古楽をめぐる手紙

    なしのたわむれ: 古典と古楽をめぐる手紙須藤 岳史素粒社2022-03-23僕の妻が、この本の著者の須藤さんの学生時代の後輩ということと、ヴィオラ・ダ・ガンバは僕が弾いているコントラバスの祖先ということで、勝手に繋がりを感じて敬愛している。著者お二人の語りに様々な

  • 遠藤ふみ「Cold Light in Warm Blue」

    遠藤ふみさんのソロピアノ「Cold Light in Warm Blue」(つめたい光、あたたかい青の中)を聴く。ピアノの音は減衰するが、消えてもなお心に伸びる余韻がある。深い祈りのようで、人知れずの場所で祈る修道女を思い起こしてしまう。信じること聴くこととは何か。時間

  • 沼尾翔子 Live at Ftarri — Lena

    ギター弾き語りの沼尾翔子さんのアルバム。なんて素晴らしいんだろう。シンプルで自然で優しくて。リズミカルで跳躍のあるスキャットは、可愛らしげな少女がバレエで踊っているかのよう。最後の曲「つづみ」はピアニストの遠藤ふみさんとのデュオ。曲終盤の歌詞「かな

  • 原初舞踏の稽古(あたらしくてふるい自分の原石を感じて)

    うつくしい道をしずかに歩く今語っているものは神あなたの足で私は歩く私はあなたの肢体で歩く私はあなたのからだを運ぶ私にかわってあなたが思うあなたの声が私のために語る美がまえにある美がうしろにある美が上を舞う美が下を舞う私はそれにかこまれている

  • クリスマスコンサート

    風が発生する源のように、音楽の源のようなものを、林晶彦さんの「永遠の飛翔への四重奏曲」からしっかりと感じたのだ。沈黙の穴からは強風が吹き乱れていて、その中に吸い込まれて、その時に音楽と僕とが一体となり深く繋がれた瞬間があった。心をグッとつかまれて、もうそ

  • ハンバート ハンバート ツアー2022「私たちはしぶとく歌う」@神奈川県民ホール

    妻の影響でハンバートハンバートを聴くようになった。先日は神奈川県民ホールで行われたライブに行くことができた。長年のファンだった妻も、初めて生で見るパフォーマンスにとても感動しているようだった。県民ホールの小ホールでは、楽団で何度か演奏したけど、大ホールは

  • 色川武大「うらおもて人生録」から

    頭木弘樹さんのスペースで福ちゃんの奥さんが色川武大「うらおもて人生録」を推していた。手元にあったので、久しぶりに読み返してみた。色川さんの優しい語り口と、和田誠さんのイラストが良い。今の自分の状況に当てはまるところが多々あった。スペースというのを、初

  • 復活ライブ

    内輪のイベントだけど、一年ぶりにフルのライブでベースが弾けた。復活できた。右指はちょっと血豆ができて痛いけど、左手は大丈夫そうだ。日頃のバッハの練習のおかげかな。アドリブになると、音程とか頭の中で旋律組み立てるのが難しい。。昔コピーしたポールチェンバ

  • カルラトリオライブ@大磯

    やまやまの兄弟バンド?カルラトリオのライブへ。皆さん優しくて嬉しかった。「醪」という曲では、脳内が解れて眠くなってしまった。こんなにリラックスしたのは久しぶりだ。帰りの電車でも少しウトウト。寝床でもループしてて、不眠症気味の自分にとっては久しぶりに少し

  • ピアノエラ2022 Day1

    実は妻との初デートが2019年12月のピアノエラだった。そして、今日は結婚記念日で3年目に突入だ。当時は抗えない運命の波を感じた。今でもこうして妻と一緒に暮らしていることが不思議だ。3年前の初々しい気持ちを思い出しながら会場へ向かう。トップバッターは台湾からCi

  • 雪原譜 その先にあるもの・・・(書と尺八とピアノによるコンサート)

    北の風物の中で心を打たれるのは、むしろ、寒さの中での暖かさであり、暗さの中での明るさ、生に対して苛酷な条件の中での生の輝きというように、本当に北方的な極限の姿ではなくて、北の要素の中にほの見える南の要素であるとも考えられる。東山魁夷「風景との対話」より

  • Mermaid(人魚) コントラバス独奏の動画

    オリジナル曲の「Mermaid(人魚)」をコントラバス独りで弾いてみました。(デモ音源)(曲にまつわるエピソード)これから母になる人と海と - ベーシストたけっちブログ 人魚と踊り - ベーシストたけっちブログ マーメイド - ベーシストたけっちブログ

  • バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番プレリュード(コントラバス編曲)の動画

    バッハの無伴奏チェロ組曲第1番プレリュードをコントラバスで弾きました。多くの方々は、チェロのようにソリスティックに高音でやりますが、高音ではなく、コントラバスの低音と開放弦が活きる調性(調性はAメジャー)と編曲にしてみました。高音でやるのならチェロに

  • voice of the sun(太陽の声)コントラバス独奏の動画

    オリジナルのvoice of the sun 太陽の声をコントラバス独りで弾いてみました。(曲にまつわるエピソード)曲からの恩寵 - ベーシストたけっちブログ 太陽の声/月の音 - ベーシストたけっちブログ

  • 雨の音 コントラバス独奏の動画

    随分昔に書いたオリジナルですが、「雨の音(仮題)」をコントラバス独りで。やつれた顔が映ってますが😅バイト後に夕飯の鍋の仕込みをして、妻が帰ってくる間の限られた時間に慌てて撮った。何ヵ所か間違ってるが、仕方ない。直す気力が今日はなかった。。スマホで気軽

  • 自分の中心点

    昨年3月以来の作曲家の林晶彦さんとの音合わせ。今は社会的な繋がりが何もない自分。道は開けるだろうか。。。コントラバスを転がして移動。昨年の6月以来だ。あの時は帯状疱疹になったり辛かった。でも、ここまで回復してこれたんだ。「今までで5回死にかけたんだよ」

  • 縁は異なもの(鈴木麻美&福島剛デュオ)

    歌手の麻美さんとは、岡山で2009年9月に行われたワークショップで出会った。会場に向かう車の中で、気さくに話してくれる麻美さんのおかげで、緊張が解れていったのを覚えている。当時、僕は音楽活動上の転機を求めてこのワークショップに参加した。ここで岡山を始め広島や

  • 私の城

    「ぼくのおしろ」ぼくのおしろは何よりもとてもりっぱなおしろギターがころがってラジオはベッドの上やぶけたジーンズイスの上ポスターはかべからわらいかけているクリスマスにもらったオセロゲーム今では色もはげてきましたこれがぼくのおしろの家来です岡真

  • 楽団の演奏会(第19回定期演奏会)

    かつて所属していたクラシックの室内楽団の演奏会に行きました。以前、夢にT井さんが出てきた。そしたら翌朝にそのT井さんからメールがきてて、この演奏会のお知らせだった。不思議なシンクロ。これは行けってことだな、と。<プログラム>ブラームス:ピアノ四重奏

  • 神即自然

    この世界では印象派の絵と同じで、光の変化で美しく見える。私も光が当たると眼の色も髪の毛の色も変わる生き物なので、太陽の光があるかぎり変身し続ける。イリナ・グリゴレ「天道虫の赤ちゃんは天道を見ることができなかった 下」(優しい地獄より)神即自然を出版しま

  • 音と星

    僕達は大切な人が亡くなると大きな損失感を味わうわけですが、それはその人が存在しないというのとは違うと思ったんですね。亡くなった人とも僕達は会話をしますし、お墓に行ったら「どう?」と言ったりとか、あるいは亡くなって初めてその人に「ありがとう」って言えたりと

  • 「新しい人」に向かって

    生命とは、いつも自らを壊し、作り直して います。つまり大きく変わらないために、小さく変わり続けているんです。そういう生命の前提があっ た上で、私たちを取り囲むすベてのもの、エネルギーや物質、情報もまた一瞬たりとも同じ状況がなく、動的で、循環しています。その

  • 自分の樹と無意識の海

    神がわれわれに絶望を送るのは、われわれを殺すためではなく、われわれの中に新しい生命を呼びさますためだヘッセご縁をいただき、アトピー快復士の伊藤よっこさんに出会い、よっこさんのご指導のもと食事療法を始めた。僕の場合、副作用の強いステロイド薬を止めたこ

  • 仲野麻紀open radio

    仲野麻紀さんのOpen radioというインターネットラジオを最近よく聴いている。ジャンルや国境を越境した様々な音楽が聴けて面白い。印象に残った曲を記録に残しておきます。ちょっとメンタル不安定で感想が適当ですが。。。Bruno Angelini (pf) / tree songジョンテイラ

  • 自己から離れる方法

    家人は朝まだ暗いのにカーテンを開け、夕方まだ明るいのにカーテンを閉めたりする。冬でも夏でも同じ時間帯に開け閉めする。一日のうちでも空気が徐々に移りゆきして、季節によって空気が違うことなどに無頓着。身体感覚ではなく数値によって物事を決めるんだなと思う。何時

  • 11/21 山田穣カルテット@立川ジェシージェイムス

    なかなか体調は良くならないが、昨日は立川でサックスの山田穣さんの演奏を聴きにいった。火の出るような直球の演奏に、自分の魂が少し浮上して涙が出た。とめどなく湧き上がる演奏の源泉は、どこにあるのだろう。それは、音楽への愛なんだと思う。水平的に広がるよう

  • 11/7舞踏公演「もうひとつの眼 / もうひとつの身体」

    昨日はこの儀礼に参入。🔵クラウドファンディングのお願い🔵11/7舞踏公演『もうひとつの眼 / もうひとつの身体』予約開始✨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 舞踏、人形、撮影、観客の4つを掛け合わせた撮影のための舞踏公演。有観客による踊りの撮影現場から立ち上がる儀礼空間の

  • 吉野弘志、落合康介 DUO velvetsun village

    あぁ、やっぱり師匠すごい!落合さんもほんとに楽しそうに弾いている。モンゴルの大地を感じさせるような広大で自由な響きがたまらない。SNSを通じて落合さんと少しお話できた。セットリストはLet's face the music and dance(Irving Berlin)遥かな土地の蜃気楼

  • ドーム映像作品「double(ドゥーブル)」

    飯田将茂監督のプラネタリウムでの映像作品「double(ドゥーブル)」場所が遠方ということで迷っていたが、詩人の覚和歌子さんがゲストのトークショーの配信を見て、やっぱり行かなければ!と決心を固めた。会場であるギャラクシティへ行くのは「HIRUKO」を体験してから2

  • 農耕ジャズバンドやまやま 1st アルバム「やまやまの唄」リリース!

    もう10年以上やっているバンドですね。僕がベースで参加しているバンド「やまやま」のCDが遂にリリース!丹沢の麓で羊たちと暮らしながら「やまやま農園」を営む夫婦が日々の暮らしを唄に綴ったバンド、その名も『やまやま』。有機肥料を使った野菜作り、羊毛の糸紡

  • やまやまレコーディング

    療養中の大変重要な予定として、6月上旬に農耕ジャズバンドやまやまのレコーディングがあった。レコーディング前には入念なリハーサルを2回行った。考えてみると、4月から妻以外の人との関わりがほとんどなかったので、やまやまのメンバーの方々と会うのは何だか緊張し

  • 下北沢で超人運動会(高岡大祐 林栄一 外山明)

    生音を浴びたい禁断症状が出て、一年以上振りにジャズのお店へ。こじんまりとしたお店で、生音で、人間くさいドロドロした音を浴びたい!というライブを探していたらここになりました。高岡大祐 (tuba)林栄一 (a,sax)外山明 (ds)@下北沢No Room For Squares超人運動

  • 体質改善を目指して

    今年の2月から仕事の影響と寒さで疲れやすくなり、免疫力が下がってしまって、片方の耳が腫れるという耳下腺炎に3回ほどなってしまった。そこで将来的に体質改善をはかって免疫力を向上したい想いもあり、奥さんから教えてもらった「ホッティーの塩」を取り入れることにな

  • 音楽と音との間

    昨日は作曲家・ピアニストの林晶彦さんとパーカッションのコスマス・カピッツァさんとの初音合わせだった。気付けば1時間以上ずっと即興演奏をしていた。音楽になる以前の「音」そのもので対話をしたい。「原初の音」といったことがテーマになった。音の海に引き込まれ、

  • やまやまの森でのライブ

    1年ぶりのライブは森の中で、しかも「わっか」だ、感慨深い。ミカコさんとは何度か屋外で演奏したこともあるけど、自らアンテナとなって自然からの力もその歌声に流れ込んでくるようで、ほんとにすごい!と隣で演奏してていつもびっくりしていた。太鼓も動物の革でできて

  • やまやま農園へお邪魔しました

    昨日は待望のやまやま農園へ初めてお邪魔した。今までのことを思い出すと、もりぶさんとジャズのライブで出会い、そして、当時もりぶさんが構想していたバンド「農耕ジャズバンドやまやま」に誘われ参加。やまやまの結成は2010年。そして、もりぶさんとミカコさんのやまや

  • ことばは雲だ

    文芸誌新潮2月号掲載の今福龍太「霧のなかのルイーズ・グリュック」が稀にしかない読物24ページ。昨年のノーベル文学賞の詩人グリュックへ呼びかけながら、新大陸の女性詩人たちの系譜を辿る。「ことばは霧であり、霧はことばであり、ことばは霧に隠れ、霧はことばを宿す。」

  • 結婚指輪の打ち合わせ

    先日は指輪職人の方との初打ち合わせだった。不思議な雲も広がり、天も応援してくれているようだった。ついにこの日が来たんだと。夫婦の想いをカタチに込めてほしいので、シンプルな「わっか」を作るという信条をお持ちになっている。とても自然で真っ直ぐなお人柄で

  • ソロライブ@自宅

    昨日のライブが延期になったので、代わりに奥さんの提案でソロライブ@自宅を開催。今までの音楽人生を振り返って、出会い影響を受けた人達の曲を中心に選曲。演奏はコントラバス一本で。カバーする曲は、なるべく僕が実際に出会って共演した人達、自分と距離の近い人達の

  • かけがいのないもの

    緊急事態宣言発令に伴い1/15に予定していたライブは延期となった。自分自身が想像以上にがっかりしていたことが分かった。音楽には自分の内に潜む想いや不純物まで昇華してゼロリセットする力があり、音楽はかけがえのないものと改めて思った。先日リハもやって、ジャズの

  • これからの生き方

    明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。結婚して初の冬休みとお正月。今年はコロナの影響でそれぞれの実家への挨拶回りは控えることになったので、のんびりと過ごすことができた。大晦日は格闘技イベント「RIZIN」を見て、正月は奥さんが作ってく

  • 黄金に輝くハチミツを運ぶ見えないミツバチ

    ここにも書いたが、ミツバチのことが気になっている。最近、このところずっと見ている幻視について気付きがあった。闇の中で目を開くと、無数の星のようなものが降ってくる。落下してくる星のスピードは日によってまちまちで、ものすごく高速の時もある。ああ、これは

  • 龍樹

    龍樹の評判が良くて嬉しい。たぶんそれぞれの人が大樹から受けとっている印象に近いのだと思う。美しいけど、なんか怖い。怖いけど、なんか惹かれてしまう。それが自然の中に潜む畏れであり、その奥に存在の眼差しがある。見ているのに、見られている。https://t.co/70oPo4mP

  • 須川崇志SOLO

    須川さんのソロライブを拝聴。空間や音やご自身に対して真剣勝負を臨むような姿に感銘を受ける。全く性格の違うコントラバスとチェロを交互に持ち替えて弾く姿は、それぞれの惑星を行き来する飛行士のよう。複数の弦を跨る高速アルペジオでは、弓が空間を斬り裂く刀の

  • 太陽の声/月の音

    私事ではありますが、本日結婚しました。奥さんに詩を贈りました。「太陽の声 月の音」朗らかで好奇心に満ちた眼差しとその母なる身体から光の歌を響かせる太陽の声を持った歌手その魂は天高く昇り 花を咲かせた やがて 花がしぼみ綿毛になると 魂のかけ

  • 闇を貫く光・・・希望

    作曲家の林晶彦さんからご案内をいただき、ピアノソロの演奏会に伺った。場所は、武蔵野市民文化会館の小ホールで、舞台上には大きなパイプオルガンが設置されていて、天井が高く、たいへん響きの豊かなホールだった。ちょうど都内でのコロナウイルスの感染者が再び増え始

  • 人間であることの証明行為

    チェロの師匠の演奏。今は気の毒なほど膨大な配信があって情報に追いつけてないけど、これは映像や照明なども質の高い1つの映像作品になっていて、ほんとうに見て良かったなぁと思えるものでした。もし音楽のミューズがいたら、これを聴いて微笑んでいるような、まるで美

  • 光の蜂/影の蝶

    われわれの務めは、このはかない束の間の大地を深く、苦痛にみちて、情熱的にみずからに刻みつけることによって、その本質を見えないかたちでわれわれのうちによみがえらせることです。われわれは見えないものを集める蜜蜂なのです。ライナー・マリア・リルケ榊さんの蝶

  • 白い風車

    ダンサーのリカさんの新しい門出とお誕生日が近いということで、急遽リカさん送別会&誕生日会が企画された。その中でリカさんの生徒さん達が祝福のダンスをサプライズしようということで、僕とピアノの小林さんはそこで即興で音楽を奏でることになった。僕個人もそうだが、

  • チェロ発表会29th Andante Sonore

    昨日は年に一度行われているチェリスト崎野先生門下の発表会だった。しっかりと感染予防対策を行った上での開催で、このような状況の中、音楽に触れる体験が久しぶりに出来て、崎野先生はじめ、師匠の五十嵐先生に感謝です。今回はバッハの無伴奏チェロ組曲第2番からプレ

  • カフナ・カイ 愛の祈り歌CD

    ミキティ(カフナ・カイ)のCDを聴きました。https://ameblo.jp/kahunahkai/entry-12618566677.html 一聴し、「ああ、命懸けで歌っている!」と思いました。自然剥き出しの様々な聖地で、ご自身の身体だけで向き合い、歌が木洩れ日のように光の粒子のひとつとなって眼

  • 最期の鳴き声

    昨夜、セミがベランダにやってきた気配があった。朝になると、セミが網戸に張り付いて、その鳴き声を披露してくれた。いやはや凄い音量。まるで念仏のようであり、油の粒子が弾けて、部屋の空間が溶けるようだった。そうか、樹はいつもこの鳴き声を聴いているんだな。何

  • 火の音楽

    お盆の影響なのか、敬愛する亡き音楽家のことを思い出していた。僕にとって、その人の音楽は、火の龍のようだった。火の閃光で、奏者も聴衆も焼き尽くす音楽だ。その人に捧げる詩の原形を書いた。ちょうど、ビクトル・エリセ監督の「ミツバチのささやき」を見ていたのも

  • 龍との約束

    カルラトリオの音楽と、リカさんの舞と、ミカコさんの語り。音と身振りと声のエネルギーが一体となり、大きな風の龍となって、その空間を飛んでいくのを感じた。立ち会った多くの方々が流した涙は、その見えないエネルギーを、身体と心でとらえた証拠だろう。こころの湖面

  • 秋山映一ソロ・ギター・アルバム「Solitude」

    Balladsにとって、ライブ活動や、CD制作は、船旅の中での「港」のようなものだった。特に尚美さんは、当時、本当にヨットで旅をしていたし、秋山さんと僕が「港」のような役割になって、停泊する尚美さんを受け止めていたんだと思う。ふと呼ばれた気がして、久しぶりに1st

  • 雨の日が続く。元の生活に「戻る」というよりも、新たな在り方を「新生」しないといけないのかもしれない。今は地球が新しい在り方にアップデートしている最中なのだろう。この雨はアップデート中の拮抗音。地球のからだが発している声を聴くこと。タルコフスキーの映画が

  • 樹の心眼(2)

    2020.7.26オーダーしていたネックレスが届いた。この日は、激しい雨が降ったり止んだりしていたが、郵便局の方が配達する数時間は不思議と晴れ間が広がっていた。繭さんが作品をポストに投函する直前にも、スコールのような大粒の激しい雨が降ったという。きっと龍神さまが

  • 樹の心眼

    3月に入ってから不思議な夢(幻視)を何度か見ていた。最初はアメーバ状だったものが、段々はっきりとしたカタチになって、自分のところへ近づいてくるようだった。2020.3.2夜雨上がりの夜に黄色と緑の物体が僕の身体に纏わりついてきた。今思うとこれが前兆だった。榊

  • ニュー・シネマ・パラダイス(完全オリジナル版)

    エンニオ・モリコーネがついに亡くなってしまった。。。特にニュー・シネマ・パラダイスの音楽が大好きだった。瑞々しい弦楽器の音色が印象的。久しぶりにニュー・シネマ・パラダイス(完全オリジナル版)を観た。映画館の中に人々の生活の全てがあった良き時代を感じさ

  • 廣木光一さん&吉野弘志さん NewAlbum「Alvorada」

    廣木さんと吉野さんのデュオのアルバム音源が配信される。これはとても楽しみです。このお二人のデュオには個人的に特別な思い出がある。初めて聴いたのは2010年の3月の下北沢Lady Janeでのライブだった。特にジョビンの曲で吉野さんのarcoプレイを聴いた時は涙が溢

  • 他愛のない一日が幸せ

    朝は久しぶりにCarlos Aguirre Grupoを聴く。日本語版が出て、彼の思想や歌詞の世界にも触れることができて嬉しい。彼はほんとうに詩人だ。その手で河の水に触れ土を握り、植物が実るのをじっと見つめていたのだろう。昼間は地球がたくさん息を吐いたような強い風が吹

  • 人は二度出会う

    人は二度出会う意識で覆われた雲の先にある無意識の空にその人はいるその人はあなたにとって輝いて見える光の人かけがえのない汝と我

  • タルコフスキー「ストーカー」

    梅雨で雨が続く日にはタルコフスキーがぴったり!タルコフスキーの映画の解釈は人それぞれだと思う。個人に突き刺さってくる映画。感じたことを自分なりに書いてみる。観終わった後は精神的にクタクタになってしまった。ストーカーの生き様が憑依してしまった。「真理

  • カルラトリオのCD

    農耕ジャズバンドやまやまでお世話になっている、もりぶさんと武田さんが参加されてるユニット「カルラトリオ」のアルバムを聴きました。https://karuratrio.wixsite.com/japanese-jazzまず1stアルバム「KARURA TRIO」編成がユニークで、日本のフリージャズの伝統編

  • 龍神(2)

    樹霊の葉の香りを吸った時、その樹が立っていた森の情景のようなものが頭を貫いた。そして、妙に懐かしい気持ちになった。子供の頃に河原で無心になって遊んでいた頃を思い出すような感覚。この時、遠くにいる葉の持ち主の樹と、その樹を描いた画家である榊さんの魂と、僕

  • タルコフスキー「鏡」

    話の筋は全くわからないけど、監督の心の奥底にある魂に触れた気がした。時間の前後をずらしたり、歴史ドキュメンタリーの映像をコラージュしたり、監督の内面を表現するのには映画が一番相応しかったのだろう。森の中から吹く風のシーンは見えない孔雀が飛んでいるよう。

  • リモートレッスン2回目

    師匠からご連絡あり、リモートレッスン2回目。音響を体感出来ない難はあるが、移動の時間は省略できるので、レッスン後に落ち着いて復習できるのは有難い。どうしようか悩んでいたが、好きなバッハの作品に取り組むことが出来るので、9月に行われるチェロ発表会も出場を

  • 太極拳のワークショップに参加2

    ご縁あって、加計呂麻島在住の水谷里佳さんの太極拳ワークショップに参加。これで2回目。今回はコトトキ農園さんのシェアハウスで開催。2回目で場所が屋内ということもあり、今回は里佳さんのお話がよく聞こえたし、落ち着いた雰囲気の中で身体を動かすことができた。

  • タルコフスキー「ノスタルジア」

    タルコフスキーの「ノスタルジア」を久しぶりに見る。 元々この映画のことを知ったのは、蓮實重彦と武満徹の対談による「シネマの快楽」だった。シネマの快楽 (河出文庫)徹, 武満河出書房新社2001-05T当時何度も繰り返しこの本を読み、ここで紹介されている映画のDV

  • 森羅

    榊さんのartbook作品「森羅」が届いた。栞と貝殻もつけてくださり、海と山のつながりを感じた。「海と空のあいだに」かつて海と山はつながっていた。という言葉は石牟礼道子さんのものだったような。作品を追加しました。book 森羅https://t.co/N6z4IcwCCa pic.twitter.c

  • 火の鳥

    2020.6.4羽毛のような雲が浮かんでいた。火の鳥のようにも見える。(下の写真)夕焼けもきれいだった。これは写真を撮れなかったので、美穂さんの写真を拝借。2020.6.5この日はずっと滞っていた粗大ゴミをやっと処分することが出来てすっきりした。思わず「新しいス

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、たけっちさんをフォローしませんか?

ハンドル名
たけっちさん
ブログタイトル
ベーシストたけっちブログ
フォロー
ベーシストたけっちブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用