米沢の歴史ご案内~3菱門橋
今回ご紹介するのは、米沢城跡(現在の上杉神社)を巡る堀の南方面にかかる橋、菱門橋(ひしもんばし)です。菱門橋のたもとの案内版の説明文『米沢城本丸跡の南側堀にかかる太鼓橋で、あざやかな朱塗りの橋は写真の好スポットとなっている。橋名は、江戸時代は本丸内の城主が住んだ「御殿」からの南出入口にあたり、その交通は厳重に取り締まったことから、「秘し門」と称されたことにに由来する』さらに、米沢の史跡めぐりに欠かせないテキスト、『直江兼続がつくったまち米沢を歩く』遠藤英著(平成21年)では、菱門橋についてこのような記述があります。「本丸奥と塩硝蔵をつなぐこの秘し門橋は限られた者しか渡れなかった。」塩硝蔵とは?塩硝は火薬の原料の一つ。『直江兼続がつくったまち米沢を歩く』によると、鉄砲を重視した直江兼続(2代藩主上杉景勝の重臣)が...米沢の歴史ご案内~3菱門橋
2020/04/20 10:56