『 マハーバーラタ 』 於・歌舞伎座
インドが舞台なので迦楼奈(かるな菊之助)とか阿龍樹雷(あるじゅら隼人)とか登場人物の名前だけでもくらくらしたので話に入っていけるか心配でしたが想像以上に面白かったです。幕が上がるといきなり金きらきんの神々が現れ乱世を憂える。上段真ん中が菊五郎の那羅延天(ならえんてん)。太陽神(前列左弥十郎)が心清き娘、汲手(くんてい)姫に平和を司る子を、帝釈天(前列右彦三郎)も又、汲手姫に力で支配する子を授けると宣言します。神様の子だからすぐに産まれます。時が経ち成人した両人は対決することになります。盲目ゆえに王に成れなかった先帝の兄の子も加え象の国の王権争いが始まります。なかなかの迫力。汲手姫の米吉さんの母親役は初めて見ました。感無量良かったです。めでたし目出度し。上段真ん中小さいのはガネーシャ神の丑之助さん。睨みが尋...『マハーバーラタ』於・歌舞伎座
2023/11/28 20:44