新規事業着想のきっかけになりそうなアイデア、立ち上げに必要な知識を調査・まとめていきます
自称、新規事業立ち上げのプロフェッショナルによるブログです。 徹底したハンズオン型支援を売りとする某企業にて、新規案件の発掘や事業計画のブラッシュアップ、当事者になりかわっての事業の立ち上げなどを仕事にしています。
ホームページ上から出資依頼のためのビジネスプラン送付が可能なベンチャーキャピタルを一覧にしてみた。実は、大半のベンチャーキャピタルが応募用のフォームを設けておらず、メールアドレスを掲載しているだけだったりするが、それらは一覧からは除外した。 一覧の末尾に、外部からのビジネスプランの応募を受け付けている事業会社の投資部門を加えてみたが、これについては相当な漏れがあるだろう。気付かれた方がいらっし…
コンビニやスーパーには数え切れないほどの種類の商品があるが、その中で、コンテンツパワーのある商品とはなんだろうと考えたときに、「お菓子」が特別な存在であることに気付く。 勿論、弁当や飲料も相当なコンテンツパワー(集客力)がある。しかし、弁当には賞味期限があり、自炊・外食店という競合が存在、また、飲料にはカフェや自販機や水道水という競合、がある。ウォーターサーバーを置くオフィスも増えてきた。 …
ヤマト運輸のグループ内での新規事業創出の制度「Y-Venture Dream」は設立が2002年。それ以前にも「スキー宅急便」「時間帯お届けサービス」など社員によるアイデア発の新規事業はあったが、宅急便を前提として、そこから派生するような新規事業に限定されていた。それが、この「Y-Venture Dream」以降は宅急便に囚われずに、柔軟に新規事業開発に取り組む契機となっている。 ヤマト運輸グループの社員から新規事業のアイデア…
先日取り上げたECナビの新規事業「ECナビコンシェルジュ」の競合、買い物代行サービス「ネコレ」がリニューアルしている。どのように変わったかを整理するために2パターンの業務フローにおこしてみた(内情を知っているわけではないので、全くの推測で書いている)。 【リニューアル前の業務フロー】 1. 利用者からの注文をネコレシステムで受け付ける 2. ネコレ担当者Aがネコレシステムで注文を確認 3. ネコレ担当者Aが店…
成功したベンチャーとして取り上げられることが多い、下記の新規事業には共通項が2つある。 ・カットのみで、セットや洗髪をしない、10分1000円の理髪店「QBHouse」 ・手や足のみと部位を指定できる、10分1000円のマッサージ店「てもみん」 1つは、これまで事業既存事業者が、きめ細かに提供してきたサービスをバッサリと切り捨て、コアサービスに集中、価格を半額未満に抑えたという点だ。サービス業における顧客への「…
くらたまなぶ氏が入社したのが、今からちょうど30年程前だが、当時はまだ4つだった事業が、現在、雑誌だけで23誌までに拡大している(くらた氏は14誌の創刊に携わったという)。全ては挙げないが、「フロムエー」「とらばーゆ」「エイビーロード」「じゃらん」「ゼクシィ」と、ざっと聞いても、知らない名前はないだろう。23誌が、それぞれの業界でトップランナーとして走り続けている。 さらに現在では、雑誌だけでなく、本…
「ブルーレット」や「サラサーティ」、「熱さまシート」などの定番トイレタリー・ドラッグ商品で知られる小林製薬は、年間30もの新商品を開発する。この事実を捉える時、多数の商品を生み出す開発力に目が行きがちだが、その一方で半数以上の商品を撤退させていることを忘れてはならない。ここでは撤退は日常茶飯事であり、新商品開発のプロセスにおいて「的確、且つ迅速な撤退」というフェーズが占める存在感は小さくない。 …
価格比較サイト「ECナビ」などで知られるECナビ社が新規事業を立ち上げている。「ECナビコンシェルジュ 」という名の買い物代行サービスだ。 サービスの概要はヤマト運輸の新規事業「ネコレ(03年)」などと同じのようだ。恐らく地方在住者や買い物に行く時間がない兼業主婦をターゲットで、彼らが雑誌で欲しいアイテムを見つけると、ウェブから雑誌名や掲載ページ、アイテム名などを入力させて、ECナビコンシェルジュが店頭…
「ブームが過ぎ、急速な過疎化が進行している」という文脈で語られることが多い、メタバースの御本家「Second Life」だが、ITMediaの取材に拠れば、日本人のアクティブユーザーは増え続けており、現在4万5000人程度。ブーム当時の2、3倍に拡大、ここ最近は右肩上がりに伸び続けているという。 特に主婦などの女性ユーザーが増えており、高価なアバターアイテムを購入して、着せ替えを楽しんでいるとのこと。携帯電話向けのSNS…
行列に並ぶのが嫌いとされる中国人ですら、その美味しさの為に並んでしまい、上海で行列が出来ていると評判の焼き小龍包専門店「小陽生煎饅頭屋」に行ってきた。とは言っても上海ではなく、町田店である。 何でも、奥様が上海土産に持ち帰ったその焼き小龍包の味に惚れ込んだ旦那が、上海の本店に頼み込んで、修行を積み、昨年末(08年10月)に町田での開店にこぎつけたらしい。一見、普通の小龍包なのだが、底部が餃子のよう…
この春、個人的に最も注目している新規事業がリクルート社の無料宅配サービス「TownMarket」である。これは1週間分のテレビ番組表と地域の広告・チラシが毎週ポストに届けられるという、実にシンプルなサービスである。 新聞の発行部数が右肩下がりの減少傾向にあることが言われだして久しいが、新聞のテレビ欄とお得な情報が満載のチラシは、特に高齢者や主婦にとって、以前としてキラーコンテンツであった。しかし、このコ…
ビジネスパーソン向けSNSとしては日本で最も普及しているであろう「SBI Business」の開発・運営を手がけるSBI Roboもまたメタバース事業「東京0区」を開発・提供する予定があった。しかし、昨年(08年)8月に開発元との交渉を打ち切り、「東京0区」事業は凍結された。 「東京0区」事業凍結に関する報告は、非常にうまくまとめられており、一読でメタバース事業の運営の難しさを理解できる内容だが、それを敢えて更に要約する…
先日、ビジネスパーソン向けSNSのLinkedInが米国で成功しているにも関わらず、日本ではビジネスパーソン向けSNSが一向に普及する気配がない、という内容を書いたが、同じく日本で普及する気配がない(と現時点で思われている)ものの1つとして、メタバースが挙げられるだろう。 メタバースとは仮想三次元空間のことで、「Second Life」や「Habbo」などは日本でも一定の知名度があるだろう。この4月に実はHabboは日本でのサー…
ゴールデンウィーク初日の今日は、4月24日にオープンしたばかりという新宿西口(小田急ハルク向かい)のユニクロ メガストアに行ってきた。 オープン後3日間はオープン記念セールと称して、先着1000名限定の特売品があったようだが、この日はそんなこともなく、とは言え、話題性とゴールデンウィークの人出も手伝ってか、売り場は芋洗いの様相を呈していた。 地上4階地下1階580坪という広さは、同じく都心の…
首都圏のマンションのうち、実に4割以上(280万戸に対する115万戸)が築20年以上である。しかも、その数は急増しており、2020年には築20年以上のマンションはさらに2倍(220万戸)に増えるという。 中古マンションの増加を背景に、リノベーション市場が成長している。リノベーション済みの中古マンションを購入することは「新築よりも安く、綺麗な住まいを手に入れることが出来る」「新築の物件がほとんど出回らないような人…
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