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源氏物語イラスト訳【末摘花178】末摘花の不自然なスタイル☆
古代のゆゑづきたる御装束なれど、なほ若やかなる女の御装ひには、似げなうおどろおどろしきこと、いともてはやされたり。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘…
2023/03/31 08:57
源氏物語イラスト訳【末摘花177】末摘花の装束~具体内容☆
聴し色のわりなう上白みたる一襲、なごりなう黒き袿重ねて、表着には黒貂の皮衣、いときよらに香ばしきを着たまへり。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘花)…
2023/03/30 08:13
源氏物語イラスト訳【末摘花176】装束は
着たまへるものどもをさへ言ひたつるも、もの言ひさがなきやうなれど、昔物語にも、人の御装束をこそまづ言ひためれ。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘花)…
2023/03/29 08:51
源氏物語イラスト訳【末摘花175】末摘花の髪のようす☆
頭つき、髪のかかりはしも、うつくしげにめでたしと思ひきこゆる人びとにも、をさをさ劣るまじう、袿の裾にたまりて引かれたるほど、一尺ばかり余りたらむと見ゆ。 【こ…
2023/03/28 08:18
源氏物語イラスト訳【末摘花174】平安女性の魅力とは☆
痩せたまへること、いとほしげにさらぼひて、肩のほどなどは、いたげなるまで衣の上まで見ゆ。「何に残りなう見あらはしつらむ」と思ふものから、めづらしきさまのしたれ…
2023/03/27 10:18
源氏物語イラスト訳【末摘花173】青白くて面長の末摘花☆
色は雪恥づかしく白うて真青に、額つきこよなうはれたるに、なほ下がちなる面やうは、おほかたおどろおどろしう長きなるべし。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(…
2023/03/26 08:56
源氏物語イラスト訳【末摘花172】末摘花の鼻の描写☆
あさましう高うのびらかに、先の方すこし垂りて色づきたること、ことのほかにうたてあり。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘花)との初夜を終えた光源氏。な…
2023/03/25 08:38
源氏物語イラスト訳【末摘花171】普賢菩薩の乗り物とは
まづ、居丈の高く、を背長に見えたまふに、「さればよ」と、胸つぶれぬ。うちつぎて、あなかたはと見ゆるものは、鼻なりけり。ふと目ぞとまる。普賢菩薩の乗物とおぼゆ。…
2023/03/24 08:15
源氏物語イラスト訳【末摘花170】うちとけまさり
見ぬやうにて、外の方を眺めたまへれど、後目はただならず。「いかにぞ、うちとけまさりの、いささかもあらばうれしからむ」と思すも、あながちなる御心なりや。 【これ…
2023/03/23 08:27
源氏物語イラスト訳【末摘花169】明るみに出て来る末摘花
「はや出でさせたまへ。あぢきなし。心うつくしきこそ」など教へきこゆれば、さすがに、人の聞こゆることを、えいなびたまはぬ御心にて、とかう引きつくろひて、ゐざり出…
2023/03/22 08:49
源氏物語イラスト訳【末摘花168】雪の光に照らされて…
「をかしきほどの空も見たまへ。尽きせぬ御心の隔てこそ、わりなけれ」と、恨みきこえたまふ。まだほの暗けれど、雪の光にいとどきよらに若う見えたまふを、老い人ども笑…
2023/03/21 08:23
源氏物語イラスト訳【末摘花167】後ろ髪引かれる朝帰り
踏み開けたる跡もなく、はるばると荒れわたりて、いみじう寂しげなるに、ふり出でて行かむこともあはれにて、 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘花)との初夜…
2023/03/20 08:02
源氏物語イラスト訳【末摘花166】格子手づから上げたまひて
からうして明けぬるけしきなれば、格子手づから上げたまひて、前の前栽の雪を見たまふ。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘花)との初夜を終えた光源氏。なん…
2023/03/19 08:39
源氏物語イラスト訳【末摘花165】雪景色を末摘花と眺める
をかしうもあはれにも、やうかへて、心とまりぬべきありさまを、いと埋れすくよかにて、何の栄えなきをぞ、口惜しう思す。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘…
2023/03/18 08:01
源氏物語イラスト訳【末摘花164】物の怪に襲われた時のこと
かの、ものに襲はれし折思し出でられて、荒れたるさまは劣らざめるを、ほどの狭う、人気のすこしあるなどに慰めたれど、すごう、うたていざとき心地する夜のさまなり。 …
2023/03/17 08:32
源氏物語イラスト訳【末摘花163】愁ふ雪~「なり」の識別
いとど、愁ふなりつる雪、かきたれいみじう降りけり。空の気色はげしう、風吹き荒れて、大殿油消えにけるを、灯もしつくる人もなし。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の…
2023/03/16 08:09
源氏物語イラスト訳【末摘花162】ひなびたる侍従
「そそや」など言ひて、火とり直し、格子放ちて入れたてまつる。侍従は、斎院に参り通ふ若人にて、この頃はなかりけり。いよいよあやしう、ひなびたる限りにて、見ならは…
2023/03/15 08:18
源氏物語イラスト訳【末摘花161】愚痴をこぼす
さまざまに人悪ろきことどもを、愁へあへるを聞きたまふも、かたはらいたければ、立ち退きて、ただ今おはするやうにて、うち叩きたまふ。 【これまでのあらすじ】故常陸…
2023/03/14 08:14
源氏物語イラスト訳【末摘花160】寒くて震えながら…
「故宮おはしましし世を、などてからしと思ひけむ。かく頼みなくても過ぐるものなりけり」とて、飛び立ちぬべくふるふもあり。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(…
2023/03/13 08:48
源氏物語イラスト訳【末摘花159】貧窮の嘆息
「あはれ、さも寒き年かな。命長ければ、かかる世にも遇ふものなりけり」とて、うち泣くもあり。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘花)との初夜を終えた光源…
2023/03/12 09:21
源氏物語イラスト訳【末摘花158】女房たちの実情
さすがに櫛おし垂れて挿したる額つき、内教坊、内侍所のほどに、かかる者どもあるはやと、をかし。かけても、人のあたりに近うふるまふ者とも知りたまはざりけり。 【こ…
2023/03/11 08:14
源氏物語イラスト訳【末摘花157】お付きの女房たちの様子は…
隅の間ばかりにぞ、いと寒げなる女ばら、白き衣の言ひ知らず煤けたるに、汚なげなる褶引き結ひ着けたる腰つき、かたくなしげなり。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫…
2023/03/10 09:45
源氏物語イラスト訳【末摘花156】人わろき状態の姫
御台、秘色やうの唐土のものなれど、人悪ろきに、何のくさはひもなくあはれげなる、まかでて人びと食ふ。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘花)との初夜を終…
2023/03/09 09:15
源氏物語イラスト訳【末摘花155】見えずにもどかしくて
されど、みづからは見えたまふべくもあらず。几帳など、いたく損なはれたるものから、年経にける立ちど変はらず、おしやりなど乱れねば、心もとなくて、御達四、五人ゐた…
2023/03/08 08:00
源氏物語イラスト訳【末摘花154】格子の狭間より
「…見てしがな」と思ほせど、けざやかにとりなさむもまばゆし。うちとけたる宵居のほど、やをら入りたまひて、格子のはさまより見たまひけり。 【これまでのあらすじ】…
2023/03/07 08:48
源氏物語イラスト訳【末摘花153】末摘花の正体を見極める
ところせき御もの恥ぢを見あらはさむの御心も、ことになうて過ぎゆくを、またうちかへし、「見まさりするやうもありかし。手さぐりのたどたどしきに、あやしう、心得ぬこ…
2023/03/06 08:13
源氏物語イラスト訳【末摘花152】六条わたり~六条御息所
六条わたりにだに、離れまさりたまふめれば、まして荒れたる宿は、あはれに思しおこたらずながら、もの憂きぞ、わりなかりける。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君…
2023/03/05 09:37
源氏物語イラスト訳【末摘花151】紫のゆかり~若紫
この御いそぎのほど過ぐしてぞ、時々おはしける。かの紫のゆかり、尋ねとりたまひて、そのうつくしみに心入りたまひて、 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘花…
2023/03/04 08:06
源氏物語イラスト訳【末摘花150】わりな(形容詞語幹用法)
我もうち笑まるる心地して、「わりなの、人に恨みられたまふ御齢や。思ひやり少なう、御心のままならむも、ことわり」と思ふ。 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(…
2023/03/03 08:35
源氏物語イラスト訳【末摘花149】光源氏の微笑
「もの思ひ知らぬやうなる心ざまを、懲らさむと思ふぞかし」と、ほほ笑みたまへる、若ううつくしげなれば、 【これまでのあらすじ】故常陸宮の姫君(末摘花)との初夜を…
2023/03/02 09:38
源氏物語イラスト訳【末摘花148】正身の、ものは言はで
正身の、ものは言はで、思しうづもれたまふらむさま、思ひやりたまふも、いとほしければ、「いとまなきほどぞや。わりなし」と、うち嘆いたまひて、 【これまでのあらす…
2023/03/01 09:02
2023年3月 (1件〜100件)
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