伊豆へ 土肥温泉② あるじ栖泊
部屋に露天風呂があるということはいつでも好きな時に好きなだけ浸かることができるということである。この場合「好きなだけ」というのは長くよりむしろ短くてもということである。たとえ5分でも思い立ったらぱぱっと脱いでささっと上がってなにごともなかったかのように寝ころべる。そして宿は海岸近く。歩いて砂浜に行ける立地。景色がよい。朝の気持ちのよさったらないわ。食事はまあ普通。海の近くはどうしても「海鮮」一本になるから単調になりがちである。焼きアワビを初めて食べたが(生きているやつを目の前で焼くやつね)一度でたくさんである。一度どころか一口でメゲたわ。あんなもののためにアワビさんに悶絶いただくなど申し訳ない。先日読んだ本に「生まれたてのねずみの仔をそのまま食べる」というくだりを読んでゲロっと思ったが白魚の踊り食いも似た...伊豆へ土肥温泉②あるじ栖泊
2024/04/30 09:46