重厚な史劇から軽妙なコメディまで 【Portrait Q -№214】

重厚な史劇から軽妙なコメディまで 【Portrait Q -№214】

ポートレイト問題、第214弾。1932年8月、アイルランド生まれ。映画初出演でオスカー像を手にする新人もいれば、オスカーレースで最多票を取りながら受賞を辞退する人もいる。また、この方のように候補者として何度もノミネートされながら一度も受賞しない人も何人かいて、それはアカデミー賞の謎として語り草にもなっていましたね。晩年、長年の貢献に報いるように名誉賞が贈られたのでした。史劇は地方の映画館に来ないことが多く何本かは未見のままですが、中東を舞台にしたイギリス人が主役の政治ドラマは高校生の時にリバイバルで観て(その長尺もあり)印象深いです。あと好きな作品としてはオードリーと共演した犯罪ロマンスコメディを挙げましょうか。2013年に81歳で亡くなっています。重厚な史劇から軽妙なコメディまで【PortraitQ-№214】