陣と盾二章・19
陣と盾二章・19透明「さて、それそろ動かないとね」陣「そうだね早速取りかかろう悟くん手伝ってくれる」矢車「は、はい」私達は、方針を決め動き出す・・・。陣と悟くんは、神社の倉庫に仕舞われている神具一式を運び出し、私は呪毒を生んでしまった歌碑の周りに魔法陣を描く・・・。透明「(さっきの結界で神域は何とか保っているけど、次に呪毒が動き出せばあっという間に崩されてしまう・・・急がなきゃ)」陣「透明これでいいかな今まで使ったことないものだから一緒に確認してくれる」透明「OK」そう言うと、私と陣は古い木箱を開けてみる。箱の中には、紫と白、二色の七五三縄と、見たことのない形状の錫杖、後は古い仮面が入っている・・・。私達は、それらの神具の使い方を入念に確認しながら儀式の方法を組み立ててゆく。透明「ふむふむこの形・・・こん...陣と盾二章・19
2025/02/28 08:00