スタイルズ荘の怪事件/アガサ・クリスティー

スタイルズ荘の怪事件/アガサ・クリスティー

『スタイルズ荘の怪事件』を読んだよ。ポアロは人生相談も請け負うらしい。kindle積読本のうち、ポアロものの2冊目。早川書房から出ているクリスティー文庫の1冊だけど、このシリーズを読破するにはどのくらいかかるだろうか…と意味のない心配をする暑い夏。 翻訳ものの難点は、人名がすぐに頭に入ってこないことと、カタカナが人名なのが地名なのかの区別がつきにくいこと。特に人名の場合は、登場人物の人間関係にも関係してくるから、よく把握しておかないと、途中でワケわらなくなり、投げ出したくなることも。 ということで、本書もその例外にもれず、義理の息子とか旧友の娘とかが出てくるので、巻頭の「登場人物」を何度も見直…