日本の地形/貝塚爽平
『日本の地形――特質と由来 (岩波新書)』を読んだよ。複雑怪奇。岩波新書の青版だから、昔も昔、1977年の発刊。それでも定番として、本屋の棚に並んでいることもあるから、名著なんだろうね。自分的には、ふと思い立って、本書を手に取る。もともと、地形とか地質とかには興味があって、地形図を眺めるのも好きな方。造山運動とか、プレート・テクトニクスとかも、ある程度の知識はあるつもり。でも、それらを体系的に頭のなかで整理できているかというとそうでもなく。ということで、本書で一気にそれらをまとめてみようという魂胆。日本の地形を考えるに当たって、確認しておかなかればならないことは、やはりプレートの動き。日本の東…
2018/12/30 17:44