『わざー光る授業への道案内』
教師になりたての頃は、力を入れていたのは「導入」だった。しかし今もし授業するなら、そこまで重要視しないだろう。かける時間も短い。5分くらい?このご時世、文法翻訳はあらゆる国のものが出ているし、国で知識は勉強してきて頭には入っている人も多い。大切なのは、練習だ。ドリル練習を手を変え品を変え、いかに反応として口から出るようにするか。活動練習で教室をいかに「その場」にするか。いかに単語を授業内で1つでも多く覚えられるように工夫するか。いかに発音、アクセント、イントネーションを身につけさせるか。導入は「教え方の手引き」でいいんでないかしら、と思う。教師が磨くのは練習のワザ。導入や練習にレアリアで目を引くのも楽しいけれど、教師の腕の見せ所は、道具がなくとも表現できる「ワザ」なのだ、と思う。少し前に買った『わざ-光る授業へ...『わざー光る授業への道案内』
2017/10/10 21:40