円なる大地 武川 佑 著

円なる大地 武川 佑 著

北海道が蝦夷と言われていた時代、日本人と言う概念はまだ無く、和人が侵略していく。そんな中、さらわれる形となってしまった、武家の姫。蝦夷の地を転々とする間に、武家の先住民に対するおよそ武士と思えぬ振る舞いを目の当たりにして、蝦夷側として、和人との架け橋とならんと奮闘する。その真っ直ぐな心に両者が打たれ、永遠の和睦を成す。どうでしょうか?この先、歴史から観るにこの和睦は守られただろうか?円なる大地武川佑著