趣味の事、薀蓄など思いつくまま、はたまた調べて書き綴っています。
文学、歴史、映画、卓球、古銭、切手蒐集など趣味はたくさんありますが、共通の趣味を通して語れる仲間が欲しいです。
Tさんから綿花(わた)をいただいた。自分で種を蒔いて収穫した、山形では珍しい植物である。綿種は延暦18年(799年)、三河に蛮船が漂着し、崑崙人(インド人)がもたらしたと類聚国史に書かれている。そこから紀伊などの国々に種子を配り試植させたが、いったん途絶えた。1406年室町幕府が派遣した朝鮮使節団に朝鮮国王が与えた賜物の中に青木綿や綿子が見える。その後の日本は朝鮮や中国から綿の種子を多く輸入した。偶々真岡市出身の学生さんが現れ貰った「綿」を見て「私の実家の方でも「わた」を栽培している農家さんがいます」とのたまった。栃木県の真岡市は真岡木綿が有名で、江戸時代、文化・天保の頃には年間38万反の木綿を生産し隆盛を極めた。蛇足だが真岡市は、「もおか」と読みその由来はかつて沼や沢で覆われたその地に鶴が飛来しその舞い飛ぶ様...綿
J2のモンテディオ山形のゲーム観戦にNDソフトスタジアムに行きました。キックオフは14時からですので総合運動公園の体育館の中の食堂で昼食です。食堂内は摂氏26.1度、華氏79度で過ごしやすいです。スタジアムに入ります。観客人数5743人。応援グッズのマフラータオルを買います。気温31度の猛暑なのでクールタオルを首に巻きハンディ扇風機を時折回し水筒二つ持ち、熱中症に気をつけながら必死に応援しましたがゴールの枠をとらえきれず引き分けで終了。ワントップのジェフェルソン・バイアーノの巧みなボールさばきと身体能力は観る人を魅了しました。金沢よりシュート数も上回りプレスをかけ続けましたが後半の中盤以降が若干バックパスが目立ち始めいたずらに時間を費やしてしまった感があります。しかしテレビで観戦するより選手との一体感がありゴー...モンテディオ山形VSツエーゲン金沢
ネッツトヨタに来ていまーす。黙々と働くお兄さんタイヤ交換
とあるお宅で煎茶を頂きました。江戸時代後期に句会を催した由緒ある家です。有田焼かな?茶托も素晴らしいです。九谷焼の急須もありました。北前舟で米や紅花を送り、京から寛永期の古今雛を積んできたそうです。茶器
1980年代ある選手がオリンピック出場を賭けて現在全日本卓球協会強化本部長の宮崎義仁さんと対戦した。かりにある選手をKとすると、Kは最終セット20対17でリードしあと一本で勝利という場面だった。(昔は21本3セットマッチだった)Kのコーチは、「宮崎はアップサーブ(上回転サーブ)しかださないから思い切って払っていけ」とアドバイスした。けれどKは相手のミス待ちの安全策を取り、全部ツッツキ(下回転)でレシーブした。結果、ボールは浮き、宮崎氏に打たれてあれよあれよという間に追いつかれた。勝負事は最後までわからない。だからこそあと3本アドバンテージがあるなら最初の一本は果敢に攻めるべきなのだ、ミスを恐れ挑戦することをためらったならば運やチャンスは相手に行くかもしれない。そこで、のるかそるかの大勝負に出ねばならないのだ。試...乾坤一擲
蕎麦屋はリバーサイドが良い!寒河江川の水面の煌めきそして頭のてっぺんから足の爪先まで風が吹き抜けた気がした旬の山菜満載の肉蕎麦コゴミ、蕨、月山筍、なめこ、そして薊(アザミ)実にうまい!谷地の一寸亭で修行した店主の作品本家を凌駕するスープと中細麺キビキビと働く従業員の方々店の名はそば処ふもと清々しい真昼時だったリバーサイド蕎麦屋
今年の三月、私たちの元から新たな門出をしたHくんが、夫婦箸を贈ってくれた。何もかまってあげられなかったのになんという不意打ち箸は人と人を橋渡しする物、そしていつまでも美味しいものを食べてねという優しい気持ちがこめられている。お礼の電話をしたら、今は中学1,2年生を受け持っているとのこと。教科は社会で今は地理を教えているそうだ。一年生は初々しくまだ質問も少ないが2年生は、ばんばん疑問を投げかけてくるらしい。わかるのはその場で答えて、少し自信がない質問には「後ほど調べて答えるね」と知ったかぶりをせず真摯に対応するそうだ。職員室で他の先生方と一緒に弁当を広げるのも新鮮で楽しい感覚だと言っていた。言葉のはしばしに嬉しさがほとばしっている。先生として頑張っている姿を髣髴とし嬉しくなった。このように貴重な初任給を使って箸を...夫婦箸
花衣千姫物語に宿泊したが、それはそれは素晴らしい一言に尽きる宿だった。接客が丁寧、食事が工夫を凝らしている、お湯も泉質がよい。またアメニティグッズも豊富に取り揃え、女性は浴衣も選べる。そして最も素晴らしいのは、食事を運んできてくれた男性が、私のくどい問いかけにも嫌な顔一つせず笑顔で対応してくれたことだ。とても栃木県が県ランキング43位とは思われないのが実感である。日光は「ゆば」が有名で、京都では「ゆば」を湯葉と表記するが日光ではその見た目からか、「湯波」と表記するそうである。夕食盛り合わせ吸い物、若竹椀おつくり盛り合わせ湯波の刺身しゃぶしゃぶ千姫風湯波の含め煮じゃがいも饅頭など揚げ物生姜ご飯、香の物、赤だし順番がとんだが、タラの蕗みそ焼きデザート次は朝食豆腐ヨーグルトが濃厚で美味宿からの眺め宿を8時半にチェック...千姫から奥日光へ
徳川家康が亡くなった後の神号を「大明神」にせよと主張した金地院崇伝、しかし「明神」では秀吉の死と重なるので、「大権現」にすべしと南海坊天海は言った。御存じ108歳まで生きた天海の主張が通り、家康は大権現の諡号を賜った。その大権現が祭られている「日光東照宮」に3日、家族で訪れた。新幹線とJRを乗り継ぎ、日光駅に昼頃到着、東武日光駅近くの「らんぶる」でゆば丼など食べる。日光東照宮までのバスが2時間も渋滞しているとの情報から約30分歩いて行った。外人さんも多く、レストランではジャッキーチェンの映画を見ているようで、歩いている欧米系の人たちは、ほぼ半袖のいで立ちで、力強く歩いていく。、我々4人も負けずにひたすら歩いたよ。やっとこさ到着。陽明門は煌びやかで、日暮門と言われるようにいつまで見ていても飽きない。一か所魔除けの...家康は
Aは卒論を書くとき、作家の先行研究が少なかったので、福島の図書館に足を運んだり、時には学習院大学の資料を読み漁ったりしていました。謂わば「渉猟」していた、と言えるでしょう。また、孔子が易経を革紐が擦りきれるほど何度も読んだことから「韋編三絶」という熟語が生まれました。また、透視能力があるがのごとく、文章の真意を汲み取ることを、「眼光紙背を徹す」と言います。「行間を読む」を更に格調高く表現した言葉なので、誉め言葉として使われることもあります。精読、熟読、乱読、いろんな読み方がありますが、貴方は積ん読(つんどく)かな?本をよく読むこと
本日はAの華燭の典に列席しました。Aには卒論を見せていただいたり太宰治や泉鏡花について論じあったりもしました。卒論の作家の全集やその作家に関する評論を貸したりしました。彼女はありきたりの作品ではなく、嵯峨の屋おむろの「くされ玉子」とか、梶井基次郎の「Kの昇天」とか国木田独歩の「運命論者」とか陰に隠れた名作を愛していました。私も「春のやおぼろ」は知っていましたが、その弟子「嵯峨の屋おむろ」は知らなかったので彼女の教養の深さには舌を巻いたものです。文学にとどまらず、居合いやチアリーディング、過去には弓道にも励んでいました。時には巫女さんのアルバイトにも従事し、古式ゆかしい女性という形容にとどまらず、八面六臂の活躍をしていました。卒業の時には卒論で論じた作家の初版本を二冊あげたら大変喜んでくれました。彼女には若さとい...令和の結婚式
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