連邦警察のラッキ長官、辞意を表明
ブレンダ・ラッキ連邦警察(RCMP)長官は2月15日、辞意を表明した。3月17日に辞任する。 2022年の緊急事態法発動は、野党などから強く批判されている。これに関する公聴会で彼女は証言しているが、その対応について辞任を迫られていた。公聴会についてのルロー判事による報告書が、近日公表されることになっていた。 彼女は2018年4月16日、女性では初の長官に就任した。連邦警察は、元女性警官による2件のセクハラ訴訟を起こされ、ボブ・ポールソン長官(当時)が公式に謝罪し、その辞任を受けてラッキ副長官が昇格した。彼女は、連邦警察には有毒な社風があると認め、その改善を約束したが、それには時間がかかると語った。 連邦政府がカナダに入国するトラック運転手にワクチン接種を義務づけたのに対し、運転手らがトラックで道路や国境を封鎖する抗議行動「フリーダム・コンボイ」に打って出たが、政府は2..
2023/02/17 06:04