わたしも妻のコレクション。 麻屋与志夫
5月27日土曜日ぎやまんの小鉢に水をはり花がいけてある。花は紫のクレマチス。水面にかぼそい茎とともに浮いている。水面からはかすかに浮いているようでもあり、触れているようにもみえる。これはうつわが透明なので光で屈折しているための効果なのかもしれない。ルナがわたしにつきあって早朝だが起きてきてきた。この花を避けて、花に触れないようにして水をのんでいる。猫は野生がこんなところにも生きているのかとおもう。床の間の花瓶から、いたるところ水のある所からひたひたと小さな舌をだして水をのむ。妻はひとしきり「うつわ」にこったことがある。九段にある「花田」や神楽坂の「うつわや釉」。東京中のうつわ屋さんを巡り歩いたものだ。このうつわはどこでかったのだろうか。道化師の面や像を集めたこともあった。この趣味はキングの「IT」の道化師...わたしも妻のコレクション。麻屋与志夫
2023/05/27 07:02