あなたの地方でも「村八分」はまだありますか。麻屋与志夫
1月30日月曜日三時起床。室温3℃古民家というのはいちおう50年以上たった家らしい。そうなれば、わが家はまいど書くが立派な古民家だ。一世紀以上たっている。ケヤキの一枚板で黒光りしている床は、冬季の乾燥期には隙間が空いて夜トイレに行くときにミシミシ音がする。隅のほうが裂けて床下がみえる箇所がある。もちろん土間から風が吹き上げてくる。先日の強風のおりには――。敷居の溝がすりへっているので、雨戸が外れカミサンガおおさわぎをしていた。雨戸はもちろん古びて焼いたスルメのように反り返っている。戸袋におさめるのに苦労する。苦労するといってもこれもまいどカミさん任せだ。さいきん、時代劇のファンになったカミさんが「わが家は武家屋敷なのね」と納得した。いまだに、男子厨房に入るべからず。などといっている時代遅れのアナクロ亭主だ...あなたの地方でも「村八分」はまだありますか。麻屋与志夫
2023/01/30 04:51