さつき来る
¶ 四月も終わり、明日からは五月 五月というと思い出すのが与謝野晶子の「五月礼讃」だ五月は好い月、花の月、 芽の月、香の月、色の月、 ポプラ、マロニエ、プラタアヌ、 つつじ、芍薬(しゃくやく)、藤、蘇枋(すおう)、 リラ、チユウリツプ、罌粟(けし)の月、 女の服のかろがろと 薄くなる月、恋の月・・・・・・ 今は五月のよろこびを悠長に楽しんでいるときではないかも知れない いったいどうなるんだろうという不安ばかりの毎日かも知れないだからこそ、せめて気持だけでも明るく持ちたい 大きな声で読んでみたリズムが心地よいみなさんもぜひ声に出して読んでみてください 家族と一緒に読むのもいい 二人三人で読むなら…
2020/04/30 09:48