「世界はキリスト教的な希望を必要としている」教皇、一般謁見で
教皇フランシスコは、5月8日(水)、バチカンの聖ペトロ広場で、水曜恒例の一般謁見を行われた。謁見中の「悪徳と徳」をめぐるカテケーシスで、この日、教皇は「対神徳」の考察として、「希望」の徳を取り上げられた。教皇のカテケーシスの要旨は次のとおり。**********今日は、「希望」の徳について考察しよう。『カトリック教会のカテキズム』では、「希望」の徳について、このように定義している。「希望は対神徳です。この希望の徳によってわたしたちは、キリストの約束に信頼し、自分たちの力ではなく聖霊の恵みの助けに寄り頼みながら、わたしたちに幸せをもたらしてくれる天の国と永遠のいのちとを待ち望みます」(n.1817)。この定義は、「希望」とは、「わたしはどうなるのだろう。この旅の終着点はどこなのか。世界の運命はどうなるのか」...「世界はキリスト教的な希望を必要としている」教皇、一般謁見で
2024/05/10 12:32