写真と拙文とを載せてきたこのブログ、teacupのサービスがこの夏には終了するということになりました。2004年の夏から、盛んなときにはほぼ毎日、近頃は月一のペースでした。写真…
オジロワシ 落としてしまった魚を取りに戻ってきたところだったので、大体どこへ下りてくるかわかっていた。たまたま雪山の白や空の青などが映っていた場所だった。 [画像]
タンチョウ 朝の光が河畔林を差し始めた。ほどなく一夜を過ごした川面にも届いた。 [画像]
[画像]
タンチョウ まあ冬と言えば、まあ冬らしく、まだ秋と言えばまだ秋の日の早朝。濃かった霧はどんどんと消えて薄霧、期待した冷え込みも大したことがなく白い景色にはならなかったのだが、…
ハシブトガラ 色のいい落ち葉がどんどん彩りを失っていく。明るい色が少なくなり、赤や黄色が少なくなり、林床が鮮やかさを失っていく。 [画像]
ハクガン 今秋は数日、あるいは一週ほど早く見られなくなりそうだ。シジュウカラガンの大群はもっと早くに去ってしまったのかも知れない。「温暖化」による渡り行動の撹乱や異変が起きてい…
ナキウサギ 数年ぶりに撮りに行ったナキウサギ。岩場でじっとしていると見つけにくい。派手な鳴き声なのだが、声の質のせいか方向感がつかめず見つけにくい。生息地の岩場は動きづらいし…
エゾシカ このあたりでも明るいうちから動き回るシカが増えてきたのかも知れない。 [画像]
マガン ねぐらへ向かっていた数羽のマガンが急降下してきた。畝の向こうで落ち穂を食べていた大群の姿や声に誘われたのだろう。 [画像]
ハイタカ この撮影のあと暑苦しくなるという天気予報があり、そのまま来る日も来る日も30度超えの予報が続いたので、尻切れトンボのように撮影を終えてしまった。 [画像]
ウトウ 凪の海にわずかな引き波を立てながら泳ぎ進んでいた。 [画像]
オオミズナギドリ ほとんど風のない海で休息するオオミズナギドリの群れ。近くにはカマイルカの群れがいて、中には活発に探食していたものもあったが、鳥山になることもなく、風を待って…
ノゴマ いた場所のあっちこっち至るところに色んなトリがいたのだが、ノゴマが出てきて鳴き始めると、姿も声も一段と目立つ。首にある幾分抑え気味の赤い斑もまた目を惹く。 [画像]
ウグイス たまさかの立ち寄り先なのだろう。「声はすれども姿は……」の印象の強いウグイスが、華やかで開けた場所にいた。このときは探食していて、ひとところに留まることなく探食して…
キバナノアマナ 暖かい日が続いていたが、好天の朝は霜が降りてくる時季でもある。たくさん霜がついて重かったのか、蕾を付けた大きな一株が地面に倒れかかっていた。 [画像]
アトリ 重たい雪の吹雪があって朝になった。厚く見えてもすぐになくなる湿った積雪に本降りの雨がどんどんと降っていたから、トリが探食をするだけでも地面が見えてきた。 シメやスズ…
コミミズク 渡り旅の途中なのか、意外な時、意外なところで見つけることができた。 [画像]
地吹雪 海沿いは日差しで雪が融けるほどだったが、一段上の牧場では融けるどころか……という厳しい冬景色だった。地吹雪で土が出るほどのところもあれば、深くて大きな吹き溜まりができ…
キタキツネ 氷結した湖の上から徐々に近づいてきた。遠巻きに通過するのかと思って撮っていたらどんどんと近づいてきて、すぐ近くで「お座り」をした。 車や人を見たら近づいてくるキ…
コミミズク 降ったり止んだりの夕方だったが、結局、本格的に飛び回りだしたのは遅くなってから。 フィルム時代なら本当に観るだけ(または観るだけにしかならないなら帰るか、という…
マヒワ 木々にはまだまだ種が残っているようで、マヒワの大群がたくさんこぼしながら食べていた。雪の上にもたっぷりと落ちている種を見ると、食べるものには、当分こと欠かないのではな…
タンチョウ この日はシバレ具合に反して期待した景色があまりなかったので、白くなっていそうな場所を巡ってみた。白く霜を着けた河畔林と霜氷を浮かべた川面とを撮るばかりだったが、そ…
ハギマシコ 車で移動中にトリの群れが見えたので戻ってみると沢山のハギマシコだった。近づいて行ったら、当然のように逃げられたのだが、交通量が多い道際で採食していたこの群れは、車…
センカクアホウドリ 数年来、海鳥探しの船上などで時々話題にしていた尖閣出身のアホウドリが、20日の新聞で新種だという取り上げで報道されていた。写真つきの記事で、記事文もよく読み…
マガン 天気がくずれていくということで、予想通りに空の感じがどんどんと変化する半日だった。雲からもれた太陽の光がはしごのようになったり、雲の邪魔がなくなったら彩雲が見えたり。…
フクロウ 葉っぱが落ちてなくなるのが先か、フクロウが戻ってくるのが先か。 ほぼ冬枯れになった森で、流れて来る雲を待ちながら、花曇りならぬ「紅葉曇り」の柔らかな光で撮ったり、…
フクロウ にわか雨と風で、撮っている間にも少しずつ葉が落ちて色が少なくなっていった。旺盛だったはずの緑色はもう力のなさそうな緑色になっていて、枯れ色が混ざっていた。枝ばかりに…
ヒヨドリ 雲と山にはばまれていた朝の光が枯れた叢を照らしたのが合図になったのか、辺りに潜んで小休止していたトリは、また渡りの旅を始めた。 [画像]
ハチクマ 今秋は晴れの日が少ない渡りの季節で、週間予報で晴れがないということもままある。それでも秋のトリは渡り旅をしているようで、珍しく予報がいい方へ外れて出た晴れ間に、一気…
エゾシカ 雄のエゾシカの小群に出会った。中の一頭は片側のツノに皮をぶら下げていたが、他のものはまだ袋角のままだった。とは言え、盛夏の頃のようなみずみずしい感じではなく、何とな…
ハクセキレイ どこか近くで子育てしていたらしいハクセキレイが巣立ちビナ二羽を連れていた。数日経って幼鳥一羽だけで探食する姿をみるようになった。親鳥と違って、撮るのにいいところ…
シマエナガ 陽が傾いてしまって薄暗くなった森の川の水浴場で。小鳥の中でも小さめのヤツらがお互いをせかし合うような風で水浴びをしていた。 [画像]
ムギマキ 数年に一度くらいの頻度では見ている旅鳥。さえずるところを見るのは初めてだった。 [画像]
メジロ この頃は雨や曇りの日を好んで撮影の取り組みをしています。曇りや雨の日を選び始めて気づいたことは、いい曇りや雨の日というのはそう多くないということ。日差しがほどよく弱い…
カワラヒワ 雨が降る日、居間からトリを見られるという幸運。時折土砂降りになるので、そのたびに撮影を中断して窓を閉めた。トリも雨宿りができる茂みに入って降りが収まるのを待ってい…
カモメ類 撮りためていた中からある目的で選び出したけれど、何度かの選びなおしで外した一枚。写っているのはほとんどがオオセグロカモメだと思うが、この辺りではちょっと珍しいカモメ…
ハクトウワシ 北海道の東に、北米の海ワシ・ハクトウワシが渡来しているという報道があった。 老齢のオジロワシなどでは首から上が白っぽくなっていることがあり、光線の具合にもより…
ヒメウ 沖のトリを見て満足して帰ってきたら、港近くで望外の群れに遭遇した。 そんなに珍しいトリではないと思っているが、「絶滅危惧�TB類」となっている。英語では「endangered」も…
オオハクチョウ 晩秋の海辺の夕暮れ。ここで夏も過ごしたトリとあちこちからこの場所へ立ち寄った旅のトリとがしばらくの間一緒に過ごしていた。一緒に過ごすだけでなく、偶さかの寄留者…
ヒヨドリ 北海道の最南端部で渡りの旅に逡巡するヒヨドリの群れ。東へ西へ、海へ出ては戻り、群れで高く飛び上がってはまき散らすように降下して来たり。海沿いの集落の向こうに消えた群…
オオタカ 紅葉してから後、散るまではとても気が焦る。 紅葉が一番いいときだったかどうか判らない、トリの姿勢今一つ、幼鳥より成鳥の方が格好いいはずだ、ピントが少し不正確だ、等など…
マガン 今秋のマガン撮影では虹とマガンの写真を撮ることができた。数年前は虹が出て空しく消えてということがあり、二年前は白虹の空にマガンの声だけが聞こえるとうことがあり、「撮っ…
アジサシ 浜や沿岸や沖にいて、そんなに予期しないトリながら、見ないで終わる年はない。 [画像]
ハシブトガラ たわわに花盛りだけど真上近い梢をちょろちょろしていた。もっと低いところにも花もムシもいるはずなのに、高いところの空側ばかりで食べもの探しをし続けていた。そんな梢…
アカエリヒレアシシギ 数年前までときどきトリ探しをしていた苫小牧の海へ久しぶりに行く機会があった。いい季節に数年ぶりの海ということで期待が高かったが、今一つのシブい海であった…
フクジュソウ 名残り雪とは言い表しづらいような、重くて野暮な雪が積もった朝。前の日にちょっと開いたフクジュソウ二輪は、今朝はしっかりすぼめて朝を迎えていた。 [画像]
エゾシカの落ち角 雪に覆われ始めたエゾシカの落ち角。エゾシカのツノは数か月で出来上がり、何か月かだけ使われた後に落とされる。そんな落ち角はその後何年にもわたって残る。雨や雪に…
タンチョウ まだまだまぶしい、夕日というには色がなさ過ぎる太陽に向かって行く一羽のタンチョウ。連れのタンチョウが別方向へ飛んだり、一旦降りたのもいたりだったので、そいつ達に鳴…
キクイタダキ キクイタダキの「開花」は何度かしか見たことがない。オスの冠羽の中の方はキクと言うよりもダリヤの橙色のように見えた。 [画像]
ハチクマ 今秋は渡りのタカとの出会いが少ない。晴れ続きで雨天曇天が少ないせいでどんどんと通り過ぎてしまうようだ。また、飛んで行く高さも随分と高い。トリの姿がない暇な時間、毛羽…
エンレイソウ 全く姿を消した春の花たちの中では、エンレイソウはまだ形を保っている方だ。まだ何かの役目が残っているのだろうか。 [画像]
カワラヒワ イタヤカエデの花穂の殻が少し割れて黄色のつぼみが見えてきた。 暖かくなってきてもそんなに数が減っていないカワラヒワは、このイタヤカエデを食べもの探しのための「物…
アカゲラ この辺りは下手な伐採と後始末の悪さで、どちらかというと荒れた感じになってしまっているのだが、食べもの探しのためにはそれもいい感じのようだ。ほぼ一年を通じて(と言って…
エンレイソウ 数日前は茎の部分が持ち上がって来ていて、緑の逆U字の部分が見えていただけだった。何日か経っててっぺんが上へ顔を出してなお、少し開き気味の花の姿は葉に包まれたまま…
マガン、オオヒシクイ 雁はまだ少ないと思って見ていたが、半日撮っているうちにも新たな到着があったみたいだ。暮れていく畑にどんどんと雁の群れが集まってきた。しぶとい堅雪があって…
「ブログリーダー」を活用して、birrrdさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。