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  • 食中酒を極めるギフト・・「奥播磨3酒呑み比べセット」

    食中酒を極める純米酒ギフト!「奥播磨呑み比べ3酒セット」昨日のワールドカップサッカーは、惜しかったですね。攻め続けてもゲームで勝てないのが、サッカーとは言うものの、フラストレーションが溜まりました。簡単ではないですが、次スペインに勝てば良いのです。もう一度ドイツ戦の再現をして欲しいと切に願います。本気のスペインと試合する機会なんて、そうそうないのだから、選手たちのモチベーションは凄いでしょうね。リスペクトしすぎずに「当たって砕けろ」で、面白い打ち合いを見たいです。さて、お歳暮商戦真っ最中ですので、当店の人気No.1の「純米酒ギフトセット」を紹介します。食中酒を極める純米酒ギフト!「奥播磨呑み比べ3酒セット」純米スタンダード720ml:地元の酒米の夢錦で醸したスタンダード純米酒。兵庫夢錦への蔵の思い入れが如...食中酒を極めるギフト・・「奥播磨3酒呑み比べセット」

  • 精米8割なのに透明感・・「奥播磨 山廃山田錦精米8割」

    精米8割なのに透明感・・「奥播磨山廃山田錦精米8割H30BY」今日はワールドカップサッカーの日本の試合がありますね。兎に角、コスタリカに勝って勝ち点を上げないと、ノックアウトステージにたどり着くのは難しいので、精一杯応援したいと思います。朝からワクワク燗が止まらないです。^_^さて、今日ご紹介するのは、精米歩合80%であるにも関わらず、とても綺麗で透明感のある酒質のこの日本酒です。吟醸の雰囲気さえ漂っています。お米の蛋白含有量が少ないのではないかと推測するのと、仕込みの技の影響ではないでしょうか。数値に関して知らないので、あくまで個人的推測の域はでませんが・・。「奥播磨山廃山田錦精米8割H30BY」山田錦の米の旨味を存分に味わえる奥行きのある純米酒。上立ち香はほとんどないが、含み香はバナナを連想するような...精米8割なのに透明感・・「奥播磨山廃山田錦精米8割」

  • 絶妙なバランスの古酒ブレンド・・「諏訪泉 満天星 熟成純米原酒」

    古酒の魅力満載「諏訪泉満天星熟成純米原酒H23・24BY」これって、口に含みと思わずニンマリしてしまいます。全体のバランスが良く絶妙なブレンド。滋味深さに「ホッ!」この古酒、呑んでみて下さい。唸ります。23BYと24BYの熟成原酒のブレンド。上立ち香は黒糖に醤油のニュアンスが混じる熟成香が薫る。口に含むと熟成年数よりも存外に熟成感が少なく、上品であっさりとした米の旨味がキュートで魅惑的だ。また含み香では洋ナシやバナナのニュアンスが鼻孔をくすぐる。そして柑橘系のフレッシュ感ある酸が静かに立って、旨味とのバランスが絶妙。落ち着いた滋味深い佇まいだ。もちろん燗酒で本領を発揮。旨味がより凝縮し、酸もよりキレて、味わいの輪郭がクッキリ。アルコールがきつく感じたら、割り水燗でね。諏訪泉満天星純米吟醸熟成原酒H23BY...絶妙なバランスの古酒ブレンド・・「諏訪泉満天星熟成純米原酒」

  • 爽快、軽快な「きもと」を体現・・「大正の鶴 百万年の一滴きもと純米雄町2020BY」

    爽快、軽快な「きもと」を体現・・「大正の鶴百万年の一滴きもと純米雄町2020BY」昨日、お客さまより電話でお問合せがありました。「"名もなき郷"って言うお酒の"火入バージョン"は、もう発売されましたか?」一瞬ピンと来ず、「何の事だっけ?」と固まってしまったのですが・・・そう、思い出しました。落酒造場(岡山県)が初めて醸した「きもと雄町純米」の"試験販売生酒バージョン"の名前でした。このお酒をお買い上げのお客様には、2〜3年後に熟成して味がのってきたら、「火入バージョン」を本格的に発売しますので、お楽しみにお待ち下さい、と伝えていたので、それを憶えていてくださったのでした。ありがとうございます。そう、それこそが今日紹介させて頂く「百万年の一滴」なのです。まだ若さがあるものの二年の熟成期間を経て、旨味も上品に...爽快、軽快な「きもと」を体現・・「大正の鶴百万年の一滴きもと純米雄町2020BY」

  • 胸のすく爽快燗・・「さよの煌めき蛍星 純米酒」

    昨夜のサッカーワールドカップ、興奮しましたね。「胸のすくような」逆転劇で勇気と元気をもらいました。さて当店における「胸のすくような」スッキリ爽快な純米酒といえばこれです。まさに当店のエース的存在で、全国の料飲店様にも取り扱って頂いております。ありがとうございます。「さよの煌めき蛍星純米酒」「さよ」は、「佐用」と「小夜」の掛け言葉です。地元兵庫県佐用町は、小さな街ですが、夜には、蛍が乱舞し、澄んだ空に星が煌めく自然豊かで素朴なエエとこですよね。そこで夢前町の壺坂酒造様に、その佐用の自然豊かで素朴な人間性までを、この純米酒で表現して頂きました。播州産山田錦で醸した当店オリジナルの熟成純米酒が「さよの煌き蛍星」です。「冷酒」、「冷や(常温)」、「燗酒」の幅広い温度帯で愉しめ、優しい旨味に柑橘系の酸がキレる爽快な...胸のすく爽快燗・・「さよの煌めき蛍星純米酒」

  • にごり酒を10倍愉む!

    さて、今日は一日雨模様。しっとり濡れた山々の木々も、ますます色鮮やかに変化してきました。今日は「天穏にごり酒」が入荷していますので、「にごり酒」の世界を紹介します。*「にごり酒を10倍愉しむ」当店で紹介する「純米にごり酒」は、基本的に「燗酒」でも、「冷や(常温)」でも、「冷酒」でも、幅広い温度帯で愉しめる辛口のにごり酒です。呑み方は、まず・・・1.上澄みの透明な部分だけを味わい、その後、2.澱(おり・にごり成分)を絡めて味わい、3.温度を変えて(冷酒から燗まで)味わい、4.時間の経過による味の変化を愉しんだり・・・等々、いろいろ試しながら呑んでいただくと、愉しみは5倍、10倍に広がります。きっと、ご自分の嗜好に合ったご期待にそえる味わいを引き出せると思います。例えば「ソーダ」と「にごり酒」をお好みの分量で...にごり酒を10倍愉む!

  • 日本酒の香りについて

    「日本酒の香りについて」日本酒には特有の香りがいくつもあります。今回は利き酒する時にも感応評価されることが多い代表的な香りを挙げてみます。【吟醸香】エステルが主成分「酢酸イソアミル」:バナナ様の香り。酵母発酵中生成。不飽和脂肪酸が多い条件下で抑制される。「カプロン酸エチル」:リンゴ様の香り。酵母発酵中生成。【清酒の基調香】「エタノール」:酒類の主成分。活性炭を大量使用した場合に、刺激の強いアルコール臭となる。「バラ」:甘い花様のにおい。酵母が発酵中に生成。精米歩合高く、発酵温度高いほど生成「高級アルコール」:フーゼル油臭。ホワイドボードマーカー様の香り。精米歩合高く、発酵温度高いほど生成。「アセトアルデヒド」:木や草、青りんごを連想する軽いにおい。アルコール添加酒に多い。「4-ビニルグアイアコール」:純米...日本酒の香りについて

  • 滋味・・?

    「滋味」とは・・・?味覚は、甘味・塩味・苦味・酸味・旨味の5味が広く知られていますが、第6の味覚とも呼ばれるのが「滋味」です。一般的な意味合いでは、「栄養豊富でうまい味。」「ゆっくり味わうことで醸し出される味や雰囲気。」「持ち味がにじみ出ることによって感じるおいしさ。」などと表現されます。私的には、派手さはないが精神的に落ち着ける味わい、それが「滋味」だと思っています。日本酒の味わいを表現する時には良く用いられますが、ワインの味の表現には用いない。それが・・「旨味」と「滋味」これこそが同じ醸造酒である「日本酒」と「ワイン」の大いなる違いを端的に顕す言葉だと思います。そんな「滋味」深い日本酒を1本紹介します。「日置桜きもと雄町純米H30BY」「きもと」の王道を行くような強い酒質。「きもと」らしい乳酸系の香り...滋味・・?

  • 人生に寄り添う・・「純米燗文化」

    人生に寄り添う「純米燗文化」とは・・??「純米酒を燗で呑む文化」すなわち「純米燗文化」は・・「人生に寄り添い、心に安らぎをもたらす」と私は考えています。そして「ワイン文化」との相違を浮かび上がらせるとも考えています。味覚の「旨味」や「甘味」は、40~50度の温度帯で、一番感じられます。だから「純米酒」の甘味・旨味が一番感じられるのは燗です。温かいと旨いが、冷めると辛いと感じる「味噌汁」と同じです。日本酒の純米燗は、ある意味、日本食に寄り添う「味噌汁」のような位置づけなのかもしれません。一方、赤ワインは「常温近辺」、白ワインは「やや冷やした温度帯」においてそのポテンシャルを最大限に発揮しますが日本酒の温度帯における許容範囲の広さ(冷酒から燗酒まで)と比較すると決定的に違います。寒いときに体を温めることを目的...人生に寄り添う・・「純米燗文化」

  • 「純米燗チラシ(お歳暮編)」と「天穏」

    「お歳暮は純米燗」昨日、お歳暮チラシを新聞に折り込みました。相変わらずの文字一杯の紙面ですが、お暇つぶしにご覧いただければ嬉しいです。ご贈答の風習がなくなりつつある今日・・良き事か、悪しき事かはともかく、時代の趨勢に取り残されないように常にアップデートしなければいけないのですが・・誌面を造りながら自問自答を繰り返します。今年一年頑張った自分へのご褒美に、普段呑む事を躊躇われるような贅沢な日本酒をこの機会にいかがですか?「天穏きもと純米大吟醸斎香R3BY」「斎(さ)」・・・清浄な・神聖な・無垢な「香(け)」・・・食べ物・飲み物・供え物神聖なお供え物、すなわち「斎香(さけ)」が「酒」の名称の起源ともいわれる。「米」「水」など自然の恵みで醸す酒を通じて、人と自然の調和を図り、天穏の名の如く天を穏やかにすること、...「純米燗チラシ(お歳暮編)」と「天穏」

  • 「酒鍋」・・その卓越した旨味の凝縮感に絶句!

    「酒鍋」・・旨味の凝縮感に驚愕!今朝6時のランニング時の気温は5℃冷え込んできました。やはりこの時期は鍋料理が良いですよね。と言う事で、先日初めて「酒鍋」のしゃぶしゃぶをしてみました。始めに「奥播磨宮の井H30BY」を鍋に贅沢にも並々注いで(最終的に8合ほど使ってました)、ニンニクを丸のまま7〜8個入れて、そこから酒が三分のニの量になるまで煮切り、アルコールを飛ばして準備OK。豚肉、ほうれん草、レタスなどをしゃぶしゃぶして胡麻ポン酢で頂きました。これ、美味しいです。しゃぶしゃぶしたお肉の旨味が倍増、いや3倍増しますね。しゃぶしゃぶするほどに、お酒の旨味にお肉の旨味も加わっていくので、どんどん旨くなっていきます。ほうれん草やレタスをしゃぶしゃぶしても、酒とお肉の旨味を纏って美味しい事と言ったら、ホント格別で...「酒鍋」・・その卓越した旨味の凝縮感に絶句!

  • 日本酒のテロワールについて

    「日本酒のテロワールについて」ひとつのブドウ畑をとりまく自然環境の様々な状況、要因(気象状況、土壌、地形、標高など)を「テロワール」と呼びます。フランスの「原産地統制名称法」の礎となっており、特定の地区の特定の畑のブドウから特定の人の手によって醸されたワインは、特定の個性を有するという考え方です。兵庫では、「兵庫テロワール旅」ということで、兵庫県の各地の特産品のテロワールにスポットを当てたツアー企画が実施されています。兵庫テロワール旅とは日本海、瀬戸内海に中国山地、個性豊かな島々……多彩な風土に恵まれた兵庫県。その中で世界が感嘆する食材や文化が生まれ、受け継がれてきました。全国各地のブランド牛のル...兵庫テロワール旅「日本酒」に限っていえば、「米の種類」「米の産地」「米の栽培者名」「タンク番号」「醸造法...日本酒のテロワールについて

  • 二日酔いの要因・・って何?

    「二日酔いの要因」今日は、「酔う」「二日酔い」ということについて考えてみます。実はあるお客さまから、「日本で、むかしから言われている悪酔い、二日酔いの原因は「アセトアルデヒド(長期発酵醪の吟醸酒やや長期熟成古酒ほど少ない)」といわれますが、最新の情報では、二日酔いとして翌日にアルコールが残る大きな要素に、「メタノール」、「ギ酸」、「高級アルコール(フーゼル油)」などもあげられます。」と、いうようなご指摘をいただきました。「醸造用造用アルコール」のような単純な構造のアルコールは、体内で分解しやすく、高級アルコールの「酢酸エチル・フーゼル油(香味成分であり低温長期醪の吟醸造りで生成されしやすい)」、そして「メタノール(醸造用アルコール添加酒に多く含まれる)」は、分解されにくく翌日に残りやすいのではないか?・・...二日酔いの要因・・って何?

  • 老香(ひねか)を金ナノ粒子で吸着?

    「老香(ひねか)を金ナノ粒子で吸着?」ネットをくぐっていて眼にとまった記事なのですが・・・九州大学の徳永教授らの研究グループは今回、金ナノ粒子による吸着脱硫技術を応用し、日本酒(清酒)を貯蔵する際に発生する老香の原因物質であるDMTS(ジメチルトリスルフィド)のみを取り除くことに世界で初めて成功しました。老香の吸着剤として、金や銀などの貴金属のナノ粒子をシリカゲルなどに担持したものを用いることで、カプロン酸エチルなどの吟醸香成分の量を減らすことなく、DMTSのみをほぼ完全に取り除くことができます。金ナノ粒子の場合、その粒子のサイズを小さくするほど除去効果が上がることも明らかにしました。この効果は金箔など、大きな金の塊ではその効果はほとんど見られませんでした。また、研究グループは、シリカゲルなど食品に用いる...老香(ひねか)を金ナノ粒子で吸着?

  • 造りが強い純米酒・・って何?

    「造りが強い純米酒とは?」さて、「造りが強い純米酒」ってどういう事でしょうか?要は、「完全発酵純米酒」の事であり、熟成や燗酒にも耐え得る強い酒質と言う事です。この強い酒質であるかを簡単に見分ける方法があります。それは・・「燗冷めした純米酒を翌日に呑んでみること」です。この時に味わいの骨格がくずれない純米酒こそ本物の完全発酵純米酒です。ぜひ試してみてください。かなりハードルが高いですがね(笑)「完全発酵純米酒」とは・・発酵途中(酵母の活動途中)で、醸造用アルコールや調味液(糖類など)添加をして、酵母の活動を止めるベトベト甘い日本酒が大手の日本酒だ。酵母が自ら作り出したアルコールにより死滅する寸前まで、米のデンプンを糖化させたブドウ糖などを酵母に食わせてアルコールを極限まで高めるような醸造法により純米酒を搾る...造りが強い純米酒・・って何?

  • 身体にやさしい日本酒呑み方の提言!

    「からだに優しい日本酒の呑み方の提言」酒屋のオヤジの金言??という事で、今日は体にやさしい呑み方について書いてみます。1.日本酒は、「純米酒」を呑みましょう。日本酒の原材料表示には、「米・米麹・醸造アルコール・糖類・酸味料」とあるのが一般的ですが、純米酒ならば、「米・米麹」のみです。余分な添加物がはいっていませんので、体にやさしいです。2.日本酒は、出来れば「燗酒」で呑みましょう。冷酒の場合、呑み口は良いのですが、胃腸のアルコールの吸収が始まるのは人肌に温まってからになるので、時間をおいて、一気に胃腸がアルコールを吸収し酔いも一気に回ります。燗酒は、その点では、最初から温かいので、アルコールの吸収も穏やかで、酔い心地も良く、体に優しいと言えます。量を飲み過ぎると、もちろん駄目ですがね。(笑)また、純米酒の...身体にやさしい日本酒呑み方の提言!

  • 山吹色の純米酒こそ・・美味しい!

    「山吹色の純米酒が美味しそう・・って変??」晩秋を迎え、当店前の山々もだいぶ色づいてきました。社会の喧騒など何処吹く風で、季節は着実に歩みを進めていますね。さて、こんな晩秋の夜長には「山吹色の純米酒」を燗につけ晩酌をしたいですね。また「妙なことをいう酒屋だな」と言われるかもしれませんが、これ大事です。確かに炭でろ過して透明にした清酒がほとんどでして、これらのお酒が劣化すると黄色く変色してくるのも皆さんご存知だと思います。ですが、本来、日本酒というものは山吹色なのです。なのに見た目が悪いから炭でろ過して透明にします。そしてもう一つの要因は炭でろ過することにより雑味をとり除くためです。もちろん雑味とともに日本酒の肝ともいうべきお米の旨味成分も取り除かれます。つまり搾った酒の味に自信がないので、炭を使いさし障り...山吹色の純米酒こそ・・美味しい!

  • とりあえず燗につけてみよう!

    「燗の付け方は難しくない」昨日は、月食にワクワクしました。月全体が隠れた時のオレンジ色の丸い印影は、風情がありましたね。こんな世紀のイベントを鑑賞しながらの月見酒は、さぞ美味しかった事と思います。きっと、昨日の月見酒は「燗酒」だったと思うのですが、皆さんは何度ぐらいにつけられるのでしょう?私の場合は、燗につける温度はまず60〜70度まで上げます。そこから50度、40度と燗冷めしていく間に味わいが変化していきます。この味の変化を愉しんでいます。仮に冷めてしまっても味の骨格は崩れないのが本物の純米酒です。根本的に燗冷めして味の骨格が崩れるような純米酒は造りの弱い不味い純米酒です。造りの強い純米酒は燗冷めしたものを翌日にもう一度燗につけて呑んだとしても、味の骨格が崩れず美味しいものです。さて次に、燗のつけかたで...とりあえず燗につけてみよう!

  • まだ固い日本酒・・味の開かせ方!

    「日本酒の味の開かせ方」今日は、「立冬」で暦の上では冬に突入です。いよいよ本格的に「純米燗」の季節到来で、ワクワクが止まらない今日この頃です。さて燗酒でスッキリ呑める完全発酵の純米酒の場合、栓を開けたばかりの時、造りの強い純米酒ほど余韻の渋みが強いですよね。これは、まだ味が開いてないのです。そんな味が固いときの味の開かせ方ですが・・1.ワイン同様、デキャンタージュして空気に触れさせて強引に味を目覚めさせる。2.栓をせずに瓶の口にガーゼなど被せて3日から1週間常温放置する。(これを通の間では放置プレイと呼びます。)3.60~70℃まで温度をあげて虐めた後に40~45℃まで冷まして呑んでみる。4.わざと燗冷めさせた純米酒を、翌日もう一度燗につけてみる。(燗冷め燗)これらの技を駆使することで味が開き純米酒が目覚...まだ固い日本酒・・味の開かせ方!

  • 吟醸酒の強い香りについて!

    「吟醸酒の強い香り」が日本酒の幅を狭める!*吟醸酒は香りが穏やかなものを選ぶ事をお勧めします。吟醸酒の香りも、わずかなら上品であり、気にならないのですが、香りが立ち過ぎると興ざめしてしまいます。これを燗に付けると、なおさら鼻が曲がりそうになり、せっかくの料理の邪魔者となってしまいます。日本酒は本来、色々な温度帯でその味わいが変化するのが趣深く、それを楽しむものです。それなのに我々酒屋が、「吟醸酒は冷酒で楽しまなきゃもったいない」というようなことを吹聴したものだから日本酒の本来の魅力が半減しちゃったのです。吟醸酒などのアルコール添加された酒を燗につけると、吟醸香やアルコール臭が立ち過ぎて呑めないものが多いです。これらの酒は冷酒で呑んでください。しかし、純米吟醸酒で上立香が穏やかなものは、冷酒でも品が良く美味...吟醸酒の強い香りについて!

  • 日本酒の「酒造年度」表記の価値!

    日本酒の「酒造年度」表記について*「酒造年度」を表示する純米酒の価値一般的に日本酒に表記している「製造年月」は、瓶に詰めた年月日を表示しており、「酒造年度」とは別物です。「酒造年度」とは、その日本酒が仕込まれた(醪もろみから搾られた)年をあらわします。表示は「H20BY」というように表記され、これは平成20年7月~平成21年6月の間に搾られた日本酒であることを意味します。この酒造年度の表示を記してある純米酒は、熟成により美味くなっていく純米酒、言い換えれば、醪(もろみ)の糖分をアルコールへ完全発酵させた辛口の純米酒であることを蔵元様が主張しているとお考えください。なぜなら昨今、まだ醪から搾られてすぐの新酒の生酒が一番美味しいような誤解があります。これは「生ビール」が大盛況となり、日本酒も「生の新酒」と言え...日本酒の「酒造年度」表記の価値!

  • 日本酒の「甘口」と「辛口」の指標について

    「日本酒の甘口と辛口」今日は、高校時代の友人が30年ぶりに訪ねてきてくれました。昔の四方山話に花が咲き、懐かしかったです。おかげで若かりしころの気力が戻ってきた感じ。まだまだ頑張ります。さて今日は・・「辛口の純米酒を選び、スッキリとした燗酒を呑もう!」と題して、日本酒の「甘口」と「辛口」の基準について語ってみます。日本酒の燗酒というと、ベタベタして甘ったるいイメージが強いのではないでしょうか?それでは、焼酎のようにスッキリとした辛口の日本酒を選ぶにはどうすればよいでしょう?甘辛さを表す一般的指標して「日本酒度」「酸度」「アミノ酸度」などがあります。このうちの日本酒度(糖分などのエキス分の指標・ボーメ)の表示に注目してください。日本酒度は「+-0」を境にして「+3」などのように+(プラス)表示なら辛口です。...日本酒の「甘口」と「辛口」の指標について

  • 日本酒の食中酒としての立ち位置について

    「食中酒としての日本酒の立ち位置について」日本酒と料理との相性を語られる事は多い。しかし、その時の日本酒の温度について語られることは少ない。カプロン酸エチルの香りの強い吟醸酒をキンキンに冷やして、ワイングラスで振る舞ったのか・・・50度の燗につけた純米酒を平盃で合わせたのか・・はたまた、15度の常温の日本酒を御猪口で料理に合わせのか・・温度によっても、呑む器によっても人の味の感応のしかたは変わる。たとえばワインの質に追いつけ追い越せと醸される吟醸香の強い吟醸酒だがこれは単独で呑むもので、ワインでいえば、貴腐ワインやスパークリングワイン系だよね。料理に合わせて呑むことを前提に造られる食中酒のワインとは、比較対象にならない。食中酒のワインの複雑な酸やミネラルの質、渋味の強さなど、日本酒と、全く別物だし・・・ね...日本酒の食中酒としての立ち位置について

  • 「老香」「生ひね香」「熟成香」など熟成の香り

    日本酒の熟成の香りの考察「老香(ひねか)」「生ひね香」「熟成香」とは?私が得意でない日本酒の香りに「生ヒネ香」というものがある。「生ヒネ香」とは、火入れしていない生酒につきやすい独特の甘い香りである。この香りを好きな人もいれば、私の様に生理的に受け付けない人もいる。大抵の生酒を零度以上で保存していると、2,3日ではっきりと「生ヒネ香」が顔をもたげてくる。この「生ヒネ香」は、「イソバレルアルデヒド」や「ポリスルフィド」が原因物質であるので、「つわり香」「甘臭」「漬けもの臭」「焦げ臭」などが複雑にいりまじった香りであり、ナッツのような香ばしさや、甘い香りを伴う。この生ヒネ香がついてしまった生酒は、冷たいときには、この香りがマスキングされて呑むことができても、燗にすると極端に浮き上がってくるので、興ざめしてしま...「老香」「生ひね香」「熟成香」など熟成の香り

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