【リバー】奥田英朗 2022年9月
※奥田英朗(1959年岐阜生まれ。雑誌編集者、プランナー、コピーライターを経て1997年「ウランバーナの森」でデビュー。2002年「邪魔」で第4回大藪春彦賞。04年「空中ブランコ」で第131回直木賞。07年「家日和」で柴田錬三郎賞、09年「オリンピックの身代金」で吉川英治文学賞を受賞)●「え、これで終わり」はないよなぁ渡良瀬川の河川敷で相次いで若い女性の死体が全裸の状態で発見される。10年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口に群馬、栃木両県警は色めき立つ。同一犯か、模倣犯か?人間の業と情を抉(えぐ)る群像劇×犯罪小説。「小説すばる」連載を単行本化。推理小説だと思って読み始めたが、そうではなかった。強烈な個性を持った3人の被疑者、その周辺の人々、10年前の被害者の遺族、被疑者を追い詰めていく刑事たち、10年...【リバー】奥田英朗2022年9月
2024/02/28 08:45