アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。
『ファーストガンダム』世代の『ゴルゴ13』ファンが、主に少女漫画の記事を綴ってます。花とゆめCOMICSを愛読している人をつい「同志!」と思ってしまいます。 紆余曲折ありましたが、このようなスタイルに落ち着きました。 http://blog.goo.ne.jp/wrlz/e/144ac6e30af2dade02cb3151e00bfbb0
『ゴルゴ13』第519話「1万キロの狙撃」後編/さいとう・たかを遠隔操作によって彼を葬ろうとした少佐が、遠隔操作による報復を受ける。その末路が皮肉でもあり、痛快でもある。彼に車を奪われた女は、離婚した夫から取り戻した息子に、彼から聞かされた物と同じ意味の言葉を言い聞かせる。『憂国のラスプーチン』第36話/伊藤潤二・佐藤優・長嶋尚志憂木の言う通りに調書を書かない検事。だが、検事は、検察が張る「罠」の、手の内を教えてくれる。検事が「僕にもわからない。」と答えて、二人で肩を落とす所は、重々しい。以下、面白かった作品を羅列します。『ゲゲゲの家計簿』第21話/水木しげるようやく原稿料を払ってくれる出版社に巡り会えたのに、家が「無断建築」と告げられて、やはり家計は苦しい。『総務部総務課山口六平太』第619話/林律雄・...『ビッグコミック』2012年6号
『orange』LETTER1/高野苺新連載。とてもいい感じ。「後悔を残したくない」という十年後からのメッセージを、作者独特の「間」やセリフ回しで味わえて、好きな作品になりそうだ。『アオハライド』PAGE.15/咲坂伊緒双葉と槙田さんが頑張る様子を、冷静に、でもどこか暖かく見守っている村尾修子の姿がなんだか印象的。お祭りで、「図書室の人」(冬馬)に出くわしてしまう。勘違いして恥をかいた洸の姿も何だか嬉しい。『クジャクの教室』第2話/高梨みつば燐の選んだ服(貸し衣装?)で遠足に来てしまうという、まさかのぶっ飛んだ展開。口数が少ないからか、燐(りん)の変人ぶりがすごく面白い。第1話での、「そういえばオレ「転校生」って映画大好き」という、脈絡のない第一声が私は妙に可笑しくて、変なふうに印象に残っている。今回、メ...『別冊マーガレット』2012年4月号
福山リョウコ劇場を堪能。モノクロの続き、新作よみきり、そしてふろく。『墜落ゼリー』/福山リョウコなんだかとても、引き付けられた。決して明るく楽しい作品ではないけれど、全編を通して魅せられる。25歳の頃というのは、形や理由は違っても、多くの人が「自分を嫌い」になる時期なのかもしれない。(私は25の頃、自分のことが嫌いだった)。そういう、(自惚れと自己嫌悪に囚われて墜ちてしまうような)過去を思い出してしまうけれど、やはり魅力的な漫画だ。作品の雰囲気や作者のセンス、京言葉のセリフ運びも秀逸。『それでも世界は美しい』第8話/椎名橙リビの元・宰相だった、バルドウィン。そのバルドの嘘を見抜くニケ。嫉妬にかられて二人を投獄、軟禁してしまうリビが、やはりまだまだ子供だ。そんなリビだから、やはり彼には「あなたはちゃんと愛さ...『花とゆめ』2012年7号
すごく読みごたえがあったので、特に気に入った作品を抜き出して羅列します。『かまってちゃんでごめんなさい!!』/八田鮎子やばい、面白すぎる。何度も読み返してしまった。ますますファンになりました。勘違いを重ねてしまう麻衣子が楽しくてかわいい。川合が麻衣子を助けてくれる所や、麻衣子が相手から告白してくれるのを待ち構えているのに妄想通りにはならない、そういう流れの全てが、キュンとさせられて面白い。麻衣子が本心と反対のことを言ってしまった直後、川合を追いかけて、下から頼み込むように「敬語」で告白するラストも最高。『ハミングバード』/佐藤楓この人の作品も、最近とても好きになってきた。先日、別マのバックナンバーを引っ張り出して『スミレシロップ』を読み返したら止まらなくなって、『夜間飛行』や『メランコリックドロップス』も...『別冊マーガレットsister』2012年4月増刊号
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