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2006/01/19

  • シロの受難 1

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 我が家に、アリス(母犬)とシロ(娘犬)の二匹のトイプードルの居ることは、何度か紹介している。そしてこの二匹の臆病なことも、紹介してきた。とりわけアリスは、自身が犬族のくせに、他の犬を怖がる。唯一例外は同じトイプードルのティンティンという牡犬で、相性が良かったのだろう会った瞬間仲良くなり、一年後には四匹の仔犬をもうけ、そのうちの一匹がシロなのである…

  • シンガポール観光バス 3

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 蘭園の温室ならぬ「冷室」は結構楽しめた。 先週客人を案内した時には 「シンガポールが賓客を、この蘭園に招待して女性の客には名前を付けて来園の記念とすると聞いています。」 と、教えてくださった。 「我が国の現在の皇后さまも訪問されています。」 という事で、客人はその名前の付いた蘭…

  • シンガポール遊覧バス 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! シンガポール植物園の中に国立蘭園がある。 蘭園は有料、とはいうもののシニア料金があって在住者はIDカードを示せば1ドル、旅行者はパスポート提示で3ドルだから、いやはや高齢者には優しい。その蘭園には温室ならぬ冷室があって、温度は20度前後だろうホッとできる涼しさである。実は客人を案内した折、 「なんでこんな冷室があるんやろ?」 と不思議…

  • シンガポール遊覧バス 1

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! シンガポールは、ラマダン明けの休日。 そこで昨日は、家人とシンガポール市内観光バスに乗った。 「移住」してほぼ10年、初めての遊覧バスである。 遊覧とはいえ、市内の主だったところを一時間で回るコースと、古い社寺を一時間で回るコースの二系統。この遊覧バス、乗り降りが自由になっていて、興味が持てそうな場所で降りて見学、次にやって来るバ…

  • シンガポールの風 12

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! ラマダン(断食月)があけた。 ラマダンのことを初めて知ったのは、1990年代の初頭。 インドネシアでのロケット誘雷実験中であった。名古屋工業大学のNKさんが、イスラム教に詳しくて、いろいろ教えてくださったように覚えている。日の出から日没まで、ラマダン期間中は食事をとらない、水も飲まないという断食。あの頃は、われわれ日本人だけが昼食をするので、実験に参加…

  • シンガポールの風 11

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! シンガポールは、朝から曇天。 今はモンスーンとモンスーンの間(Inter monsoon)だから、もうちょっと晴れの日が多くても良い筈なのに、最近は意外と曇天の日が多い。ただ本職の雷放電活動の研究者という立場からは、夜間に雷雨が多いのは以前から持っている知見とは矛盾しない。実際、インドネシアのロケット誘雷実験、最初に成功したのが4月中頃だったような。 (今ネッ…

  • シンガポールの風 10

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 昨日会社からの帰りは、MRTを利用した。 始発駅からで乗り込んだときには、席はがらすき。 爺は当然ながら、優先席に座る。 二三駅も過ぎれば、乗客も徐々に増え始め席はほぼ埋まってしまう。 隣に座った御仁、新聞を取り出し大きく広げて読みだす。 このあたりが日本の車内と様子がすっかり違う。 日本の場合は、小さくたたんで読むのが常識だろう。 ここシンガポー…

  • 近づくゴールデンウィーク

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 一週間程したら、ゴールデンウイーク。日本は、海外旅行、国内旅行と盛り上がってんやろうかな。もうコロナも普通の病気扱いやちゅうからな。 屈折しているようやけど、子供の頃のわいはゴールデンウィークをあんまり好きちゃうかった。好きやなかったんは、小学校時代やから60年以上も昔のことになるなぁ。確かにあの頃は、今に比べたら休みも少なかったんで、5月4日なんち…

  • 首相襲撃

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 和歌山で遊説中の首相が襲われるという事件があった。 幸いなことに犯人はすぐに取り押さえられ、大事には至らなかったという。 インターネット新聞の記事によれば、犯人の自宅には火薬用の材料も見つかっているという。その犯人、小学校は活発な児童だったようだが、中二あたりから大人しくなったともあった。中学生と言えば、思春期であれこれ悩んだり考えたりする年代だ…

  • データ改竄の記事 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 昨日の内容を受けて、今日は大いに青臭いことを語りたい。 私は昭和24年1月(1949年)の生まれで、団塊の世代のほぼ最後にあたる。 さすがに戦後の貧しさや空腹を経験していないけれど、そんな私でも小学校に入学する頃までの 「貧しさ感や空腹感らしきもの。」 は、経験している。 よく言われている 「もはや戦後ではない。」 と…

  • データ改竄の記事

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! インターネット新聞で、日本でも有数の電気機器メーカーの検査データ改竄記事を読んだ。今回の記事は、子会社というか下請け会社というかの、改竄に関してである。 「ものつくり日本の誇りはどこに行ったんや?」 なんぞと、ちょっと感傷的になりながらテレビに目を向けたら …

  • シニア川柳

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 故郷の知り合い、と言っても俗にいう一回り・12歳年上のKYさんが、シニア川柳というのをLINE添付で送ってきてくださった。結構良い出来で、思わず身につまされる内容もある。以下がその内の七句、若い人なら笑ってすます内容だろうが、古希を越えて四年の我が身には、しみじみとした実感がある。 老体に 耐震補強か 杖一本 年…

  • Jアラート

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 午前8時(シンガポールでは午前7時)Jアラートが流れた。 北海道周辺に北朝鮮の打ち上げたミサイル(?)が落下するという。 「頑丈な建物の中に避難してください。」 と、繰り返し言っている。 我が家では日本のテレビ放送を、そのままネット配信してもらっているから、日本のニュースがほとんどリアルタイムで入って来る。 それにしても今日のJアラ…

  • なんで私が、阪大に!

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 統一地方選挙後半戦。 まぁ外国暮らしの身には、気にかけているだけながら・・・。 イースターも終わって、はや四月も半ば。 そんな四月のある日に、大阪大学在職の折広報委員会でご一緒したUさんからSNSでメッセージが届いた。私は広報委員長を2010年にお役御免となっているので、13年ぶりという事になろうか。Uさんは他専攻の教…

  • 選挙シーズン

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 日本では、四年に一度の地方自治体の選挙。 前半戦が終わって、大阪維新の勢いがすごい。 早い話、大阪では地域政党の維新の会が議席を伸ばしている。 大阪に限らず、例えば奈良県知事も現職を破り、大阪維新の会の知事が、奈良県に誕生。 地域政党として発足して10余年、ようやく国政にも絡んでいけそうな具合に、根を生やしてきたといったところだろうか。ともかくここ…

  • シンガポールの風 9

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 二日間シンガポール観光にお付き合いした香川県の老夫婦から、 「無事関西空港に到着しました!」 というLINE メッセージが、昨夕家人に届いたという。 ご主人は、私より6歳年上の80歳、奥様は78歳というご高齢。 高校生、中学生のお孫さん達とのシンガポール旅行は 「…

  • シンガポールの風 8

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! ひょんなことから親しくなった、香川県の老夫婦、昨日は宿泊されているホテルで出会って、シンガポール市内観光のバスツアーとした。二階建てバスで、シンガポールの観光スポットを巡るツアーである。巡るといっても、シンガポールという街自体、東京都程度の広さだけに、二時間もあれば一周してしまう。本来なら、乗り降りしながら巡るべきところ、小生以上の御高齢、あまり…

  • シンガポールの風 7

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 家人が帰星の飛行機で仲良くなった老夫婦を、昨日シンガポール観光を手伝った。 昼過ぎ、USJの入り口で落ち合い,まずビボシティーに移動して最上階のホーカーで昼食、その後マーライオンを見たいとおっしゃるので「マーライオン広場」に移動した。大きなマーライオンと、古くからあった小さなマーライオンをご覧になって、 「この小さい方が、気品があって好きだ…

  • 造幣局桜通り抜け

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 日本の桜の話題が続く。 今日から大阪・造幣局の桜の通り抜けが始まるという。 例年より早いような気がするのは、多分記憶違いでは無かろう。 その通り抜け、かつて一度行ったことがある。多分もう20年も昔の事。今朝読んだ新聞記事では、通り抜け申し込みはインターネットで可能と書いてあって、隔世の感がひとしおである。20年ほど前の通り抜けは、どうやって申し込んだ…

  • 今年の桜

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 日本の桜、近畿ではそろそろおしまいの様だ。 テレビでは、桜前線岩手に到着と報じている。 北海道は、今月中頃との報もあった。 実は職場の友人が休暇を取って、日本に出かけるという。 聴けばまず北海道に飛んで、二週間をかけて南に下り、最後は関西空港からシンガポールに戻るというのである。 一昨日、日本に行くと聞いた時思わず 「桜には遅いでぇ!」

  • 小泉今日子 詩の朗読

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! テレビのニュースで、タレントの小泉今日子さんがハンセン氏病の患者さん達の詩集の朗読をしたと聞いた。70年前の詩集で、当時はまだハンセン氏病の患者さん達は差別を受けていた時代である。テレビのニュースでは、この詩集現代にも通じるものがあるという事であった。テレビのニュースを見て、私の小学生低学年の時代だから65年か66年か前のことを思い出した。 実は私の母…

  • シンガポールの風 6

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 英語あるいは米語、色々な言語の中で一番語彙が多いと聞いている。 その理由は、どの国の言葉からでも、どんどん取り込んで自分達の単語としてしまうかららしい。 「スキヤキ、スシ、テンプラ」等は当然として、もはや20年程になろうか、有り難くない話ながら「カロウシ(過労死)」あたりまで、英語の単語になっているという。こんな風…

  • シンガポールの風 5

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 一事象一単語(熟語)という中国語の原則を、シンガポール人が全員信奉しているというわけでもないだろうが、大なり小なりそういう傾向があるのかも知れない。 例えば、 「つまるところ、あるいは結局」 と言いたいとき、私のシンガポール人の友人達は 「End of the day’」 という修辞語を判で押したように使う。 As the results …

  • シンガポールの風 4

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! シンガポールに移り住んでおおよそ10年、日常の会話にはまず困ることはないけれど、会社の同僚との仕事上の詳細な打ち合わせや議論では、大きな齟齬を意識することが多い。当初というべきだろうかやってきて数年間は、私自身の英語語彙の至らなさと反省し、意識的に語彙を増やす努力とともに、私自身納得のいくまで彼らと話し合うよう努力したつもりである。 さらに一方で彼…

  • シンガポールの風 3

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! エイプリルフール 四月馬鹿 さぁ、新年度の始まり。ただ今日は土曜日だから、4月3日(月)が実質的なはじまりか? 昨日金曜日は、朝から会社に出向いた。 ただ出向くためには、二匹のワンコのアリスとシロに数時間の留守番を強いねばならない。となると、朝食前の散歩をさせてやる必要がある。 というわけで、…

  • 日本紀行 16

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 私自身の性格を、面白いと思うのは、近所の同年配の子が上手に株切ができるとおばぁさんから言われたとき 「ほな僕も上手になろう!」 と素直に考えることのできることであったろうか。 一口で株切とはいうけれど、深く掘り起こしては株がそっくり出てきてしまうのでだめだし、浅すぎではからすきを引っ張る牛がスムーズに進めないという事になるので、…

  • 日本紀行 15

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! もともとおばあさんは、祖母や母に対して 「善一郎を甘やかしすぎる!」 と厳しかった。だから小学生低学年までは、そのぎょろっとした眼でにらまれると、怖かったものである。ついでに言うと、伯母もよく母に 「あんた、善ちゃんを厳しくしつけなあかんで。」 と、苦言を呈していたのを、私は覚えている。つまるところ、伯父を戦争で…

  • 日本紀行 14<br />

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 貝塚の自宅にいると、子供の頃を思い出す。 このブログで何度も紹介しているように、私は満12歳と7ヶ月で孤児となった。幸いだったのは、母の叔母、言い換えれば祖母の妹の家庭に引き取られ、大学生になるまで育てて頂いたことであろう。12歳から20歳の8年間ということになるのだが、育てる側にしてみれば、多感な青少年時代を育て上げる苦労は、並大抵のものでなかったに違…

  • シンガポールの風 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 素早く去るの三月もあと四日。 瞬くうちに、一年の四分の一が過ぎる。 昨日は久しぶりに職場に顔を出した。 CEOのアンドリューさんにあれこれ報告。 家人の具合と私の眼の具合は、いずれも気に懸けて下さっている。 一方ではご本人も 「時折胸が痛む!」 とおっしゃっていたが、これは心労…

  • 日本紀行 13

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 一時帰国から戻って、5日経った。 帰国中は、主に大阪南部の自宅に寝泊まり、柴島の病院と奈良を行ったり来たり。 実はコロナ禍の三年間の間に、電気もガスも水道も止められてしまっていたのを、昨年10月と今年1月の一時帰国を利用して、復活にこぎつけた。そんなわけで寝る前には自宅の風呂にも入れる。エアコンは動くので、暑さや寒さには対応できる。ただ問題は冷蔵庫で…

  • シンガポールの風 1

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 実は、もうすでにシンガポールに戻っている。 日本滞在中に、シンガポール在住の友人から 「雨季は終ったようで、快晴の日が続いています。」 と、連絡を頂いていた。 ところが戻ってみれば、二日目あたりからどうも雨が多い。 さすがに二月の頃のような、終日雨というのはないけれど、ワンコ達を散歩に連れ出そうとすると、いつの間にやら振り出して…

  • 日本紀行 12

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 大和路快速に戻る。 王寺を過ぎると、列車は渓谷に沿って走る。 生駒山脈と金剛山脈の合間を縫って大阪府に向かう大和川沿いである。 トンネルも二つばかり、ほどなく大阪平野の東端となり、風景が一変する。 確かに田畑も見えたりはするが、住宅が多く工場らしき建屋もある。一つ山を越しただけなのに、人口密集具合がかくも違うものかと、改めての認識となる。 そんな…

  • 日本紀行 11

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 電気系三学科の五十音名列の前半と後半を、それぞれ一クラスにして講義を受ける形がおおよそ半分以上もあったろうか。そんなわけで新しいクラスメートと一緒に行動することが多くなった。通信工学科、電子工学科は昔でいう弱電あるいはエレクトロニクスが主であったのに対し、電気工学科は強電の科目が多く、そんなことも関係してだろうか、通信工学科の仲間に加え、電子工学…

  • 日本紀行 10

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 半世紀昔の思い出に戻る。 大学には入学したけれどといった状態が半年ほどいた10月初旬、大阪大学にも機動隊が入って、強制的に封鎖解除が行われた。私はその日、中之島の松下講堂の封鎖解除を見にでかけた。大阪大学の立場は、 「あくまでも封鎖解除は、教職員の手で。機動隊は見守るだけ!」 という事で、機動隊の隊列が作る空間を、教職員が進むとい…

  • 日本紀行 9

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! JR大和路快速で、奈良盆地を奈良から王寺に向かっている。 奈良と言えば、中学生や高校生時代に東大寺、薬師寺なんぞを遠足で巡ったくらいで、ほとんど知らなかったというのが正直なところ。 前日の雨もあがり、早春の日の光が温かさを取り戻し、車内はそれなりに心地よい。 それにしても列車の窓から見える両側の奈良盆地は、田畑ばかりで、古希を越えてようやく

  • 日本紀行 8

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 春分の日、そう俗にいう春の彼岸の中日 私、天邪鬼爺が大阪大学工学部通信工学科に入学したのは、1969年の春である。 あの頃は、大学闘争の「終焉期」に近かった。とはいえ多くの大学では、大学生による封鎖が依然として続いており、大阪大学も御同様で石橋の教養部や、本部の松下講堂が封鎖・占拠されていた。だから当然入学式は行われないまま、自宅待機の案内が届いて…

  • 日本紀行 7

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 一昨日18日土曜日のことを続けている。 午後にはともかく雨が上がりはしたもの、すっかり寒くなって、前日までの春の気配は消えてしまった。そんな午後、半世紀を越す腐れ縁のGM君が訪ねてくれた。一月に引き続き今年になって二度目の来訪で、積もる話と言っても思い出話ばかりになるのだが・・・。 思い出話と言えば、GM君が甘党だったのを気付いたのは、50歳を過ぎてから…

  • 日本紀行 6

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 昨日は朝から小雨で、数日間のぽかぽか陽気が、すっかり肌寒さを感じさせる早春に戻ってしまった。そんな中、先日依頼した健康診断書を頂きに、ホームドクター(と私が勝手に決めている)のクリニックへ出かけた。 ドアを開けた途端、受付の看護婦さんから 「診断書できてますよ。」 と手渡されそうになったけれど …

  • 日本紀行 5

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 咋朝も出かけに一雨、お昼頃には曇天ながらもポカポカ陽気である。文字通り、一雨ごとの温かさで、長袖シャツだと、何やら汗ばみそう。4日火曜日に貝塚の自宅に戻った日にはすでに満開だった桜、それでもまだまだ日持ちはしそうで楽しめる。そして今日午後には、岸高以来の友人GM君が訪ねてきてくれるという事で、甘党の彼には「たねや」の甘味を用意して、花見としゃれこむ…

  • 日本紀行 4

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! この天邪鬼爺の記憶が正しければ、MT君の最初のダーウィン観測へ移動は、往復とも一緒だった。記憶が正しくなかったとしても、少なくとも帰路は絶対一緒であった。というのは、日本への乗り継ぎのシンガポールで、タイガービールを飲みながらとりとめもない話で時間を潰したことを覚えているから。深夜便だから街中に出る時間もあった筈なのに、私達はその数時間待合ラウンジ…

  • 日本紀行 3

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! たまの帰国だけに私にはやるべきことが、本当に沢山ある。 それら沢山のうちの一つ、愛弟子のMT君の職場を月曜日に訪問した。 訪問の内容はさておき、MT君との関りは、ほぼ四半世紀に及ぶ。 彼自身の口から、 「自分の人生が決まった日のことを、はっきり覚えています。」 と、ずいぶんと前に聞かされたことがある。 つまりそれは、四年生の研究室配属を決める集まりで…

  • 日本紀行 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 我が家の裏の畑に10年ほど前に植えた桜(サクランボ)の木、昨日見ると花が満開。正直なところ、満開の状態を見るのは植えて以来今回が初めてで、なぜか縁がなかった。まぁ常日頃はシンガポールに住んでいるのだから、なぜかというのは当たらないかもしれないが。 さて今日、ホームドクターの湯川クリニックを訪ね、診断書の作成を依頼。小さな街医者(失礼!)ながら、設備…

  • 日本紀行 1

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 一昨日日曜日から、日本に一時帰国中。 そして昨日月曜日には、久しぶりに梅田の阪急百貨店とヨドバシカメラ店に出かけた。 さて阪急百貨店。 入ったのは午後三時過ぎだったが、地下のお菓子売り場は大勢の人出である。 「今日からマスクが自由になったからだろうか?」 と、何となく考えていたのだが、それにしては多すぎる。 それも男性が列をなし…

  • 失われた30年 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 「失われた30年」とは、言い得て妙。 1990年代以降、我が国には飛躍的な進歩がなかったという事だろう。 「さて何故、飛躍的な進歩がなかったか?」 一つには、我々団塊世代の至らなささも一因ながら、もう一方では次世代、次々世代の若者達が、見かけ上の裕福さにある種の「勤勉さ」をなくしてしまったからというのが、この天邪鬼爺の理解であり、解釈でもある。

  • 失われた30年 1

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 最近「失われた三十年」というフレーズを見た。 1990年代後半には、バブル崩壊後「失われた十年」と言われていた。 やがて新しい世紀を迎え、ITバブルの崩壊やリーマンショックを経て2010年頃には「失われた二十年」であった。 そして民主党政権の後、自民党の一党独裁体制、故…

  • KL紀行 3

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 東日本大震災から12年 マレーシア滞在の最終日の昨日は、午前中に日本語訳すると「環境技術開発」とでもなるだろうか、ベンチャー企業を訪ねた。

  • KL紀行 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! クアラルンプール三日目を迎えている。 一応予定通り、今日の深夜にはシンガポールには戻れそうで、とりあえずホット一安堵。早い話昨日までの「予備調査」は、MT君やマレーシアの学生さん達の頑張りもあって、順調以上完璧未満といったところだろう。 さらには昨日の予備調査に訪れた三か所は、背景雑音も一瞥して、 「予期した以上に、低いやん。」 といった具合で、KL…

  • KL紀行 1

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! マレーシア・クアラルンプール(KL)に来ている。 いや正確には、KLの南に位置するプトラジャヤに来ているというのが正確。 弟子の恩で実現の運びとなったSATREPSの準備もあって、そのリーダーである弟子MT君のお供といったところである。この御供、本来なら日曜日から来る予定だったが、引っ越しのごたごたもあって、MT君に遅れること三日のマレーシア入りである。 シン…

  • 春近し 4

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 昨日の気象学に関しての恥ずかしい質問以外にも、何度か恥ずかしい質問をした記憶がある。このあたりが、独学で「一般気象学」から初めて、気象学を勉強した私の弱点なんだろうと、考えている。 ほかの例に、こんなのがある。 対流圏界面である。 教科書を読んだときは 「なるほど!」 と、納得した。 私のいとこ筋にあたる同業者に、YD君というのが…

  • 春近し 3

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! ずいぶん前置きが長くなっている。 ただもうしばらく、これを続ける。 1989年6月、私は大阪大学工学部電気工学科電力工学研究室(松浦研)に、席を得た。空電研究所の助手となって10年間の「雑巾がけ」の末、ようやく昇進の機会を得たのであった。それを機に気象学の教科書も読み漁り、 「どうせ雷放電の研究やるんやったら、気象学会にも発表して批判を聴かなあ…

  • 春近し 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 内容的には、昨日の続きというわけではないが、敢えて続きの形式をとっている。というのも、昨日長雨の事を書いていて、四半世紀も昔のことを思い出したから。そして今日の話題は、その四半世紀昔のちょっとした事件についてである。 この天邪鬼爺、大阪大学工学部の通信工学専攻で、博士の学位を得た。工学的立場からの電磁界理論という範疇に含まれる内容であったと、爺は…

  • 春近し

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 明日は啓蟄。 奈良ではお水取りも開始した。今年は桜も早そうという。 まもなく春が日本にやって来る。 一月末は雨の日が続き、 「例年にはない!」 とシンガポール人がこぼしていた。 二月になってようやく、毎日が晴れの状態が続いていたというのに、三月の声を聴くと、これがまた毎日が雨…

  • 予定通りには?

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 3月5日から予定していたマレーシアへの出張は、3月8日からに変更した。 リーダーのM 君には申し訳ない事となったが、シンガポールでの案件がいくつも重なって、身動きが取れなくなったというのが、本当のところ。 まずお世話になっている当地の会社、社長が急遽出張先からネット会議を招集しての打ち合わせ、ただ基本中国語でのやり取りだったので、この爺には分かりにくか…

  • シロの下痢止まった

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 弥生三日、雛の節句 早い話が雛祭り 我が家のシロ、ようやく下痢が止まった。 一昨日獣医に連れて行って、下痢止め、虫下し、抗ウィルス薬を投与され 「下痢止めは、下痢が止まったらやめてください。」 との指示ももらって、虫下しは以外は、それでも一週間分はあった…

  • 弥生の憂鬱

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! やはりウクライナのことが気になる。 モスクワがドローンによる攻撃を受けて、火災を起こしているというニュースもある。 ロシア軍の一個大隊が壊滅との報もある。一方新聞報道では、ウクライナの地図の大半(?)が、侵略を受けてと色付けされていたりする。 くどいの三乗かもしれぬが、ロシアの侵略は明らかに間違っている。 ただプーチン大統領にしてみれば …

  • シロの下痢

    弥生朔日 昨日来の雨が、まだ続いている。 これが日本の三月なら、「一雨ごとの暖かさ」ということになるのだろうが、ここシンガポールではそうはいかない。雨が上がると、いきなり暑い日が戻って来るのだろう。 さて我が家のワンコ、シロの腹具合が三日前から悪い。 人間でいうところの下痢で、またぞろ何か台所で拾い食いしたのかも知れない。 ともかくも獣医でもらった下痢止めを与えたら、昨夕には治る兆しもあって、…

  • 頑張れ朝乃山

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 如月晦日。二月は28日しかないのに、それでも月末を「みそか」というのかな。 3月12日から始まる大相撲春場所の番付が、昨日発表された。 期待していた朝乃山の幕内復帰はならなかった。 来場所は十両筆頭に留め置きで、もう一度優勝という事になれば、5月場所は前頭上位にまで上がるのだろう。 ただ十両筆頭とい…

  • 寝室の幽霊 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 我が家のワンコ達の小心なのは、何度か書かせていただいている。 とりわけ母犬のアリスは、音には敏感に反応するし、予期せぬ動きをするようなものにも怯えを示す。例えばスーパーのレジ袋、風に吹かれているのを見ようものなら、目を離さない。 予期せぬ動きと言えば、人間の赤ちゃんなどもそうで、だから警戒心を解く様子はない。テレビで、大型犬が人間の赤ちゃんと遊ぶ…

  • 寝室の幽霊

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 引っ越ししたことは、すでに紹介してある。 同じマンション内の引っ越しで、間取りも全くと言っていいほど同じだったことと、家人の連日に及ぶ頑張りで、引っ越し二日目か三日目からほぼ正常な生活ができている。ワンコ達も、少し戸惑いはある様ながら、平和な毎日を過ごしているようだ。なぜ同じ間取りのマンションに引っ越す羽目となった顛末は、また後日する機会もあろう…

  • 過剰セキュリティー

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 現在住んでいるマンションのセキュリティー、堅牢なのは有難い限りだが、慣れない客が来ると、エレベーターで上がってこれない。以前にも紹介した筈ながら、三台のエレベーターがあり、訪問先の階(2桁)に引き続いて部屋番号(2桁)、さらにベルマークを押すと部屋のベルかモバイルに呼び出しがかかる。だから住んでいる我々は、開錠の許可を送るのだが、客の方はよくよく気…

  • 黎明会

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 今日夕方、久しぶりに大阪大学の同窓会・黎明会が開催される。 同窓会と言っても、シンガポール在住の大阪大学卒業生が集まっての、「飲み会」というのが本当のところ。本当のところシンガポール在住の大阪大学卒業生の総数、どれくらいなんだろう。新型コロナ騒動の前に集まった折には、50名程度と聞いていたけれど。 そして、学部卒1973年、博士終了1978年だから、私・天…

  • 引っ越し

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 人の悪口を書くのは、あまり気が進まないが・・・。 昨日、二年間お世話になったマンションを出たので、引き渡しを行った。 住んでいたマンションを出たのは、一月末から二月初旬にかけてで、以後10日ほどかけ、住んでいたマンションをきれいに掃除したつもり。その掃除具合は一向に見ようともせず、引き渡しの際の小姑のようなチェックには、いやはや辟易とした。エージェ…

  • 侵略戦争をやめさそう!

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! ロシアのウクライナ侵略戦争が、終わらない。 ロシアがウクライナに兵を進めて一年経った。 そんな日にアメリカ合衆国大統領が、ウクライナ首都を電撃訪問したというニュース。 穿った見方ながら、何やら代理戦争の気がしてならないのは、この爺だけだろうか? ロシアの侵攻以来、爺なりに 「この侵攻は、許せない。侵略そのものである。」 と非難し…

  • 講演のあり方 4

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 著名人はともかくとして、一般大衆の我々が講演を依頼され、大勢の聴衆の前で話すとなると、緊張するのが普通である。そして緊張の裏返しの結果、御自分が偉くなったように錯覚し、ついつい上から目線の講演となりがちとなることが少なくないように思う。だから講演材料を情報共有する大切さをついつい忘れ、 「皆さんにお教えしましょう!」 という態度…

  • 講演のあり方 3

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 講演のあり方の話題を続けている。 この天邪鬼爺の場合、同業者との意見交換の場である学会等と、専門外の方に雷のあれこれを説明する啓発活動の二つがある。大きく分けて、二つに分かれるというべきかもしれない。学会等の場合は、持っている知識背景は演者と聴衆の共通部分は多く、比較的話しやすい。とはいえ、研究発表である以上、講演者の新たに工夫した部分もある筈で…

  • 講演のありかた 2<br />

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 講演のあり方の話題を続けたい。 天邪鬼爺の持論の芽は、1973年の卒業論文発表の時に遡る。 つまり半世紀も昔の事である。 大学四年生になって、いわば生まれて初めて研究を経験し、それを所属学科教授連の前で、これも生まれて初めての経験をした。卒業研究を直接指導して下さった博士課程先輩のTKさんが、発表内容のまとめを書いているのを見て 「善さん、僕練…

  • 講演のあり方

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 引っ越しのことは、先日来紹介している。 同じマンション内ながら連日の引っ越し作業、老骨のこの身にはやはり堪える。 大物は業者に頼んだとはいえ、当然それだけでは引っ越しは終らない。 それに木曜日、金曜日と会社でセミナーが開催されたので、それに出席。 公式の言語は英語ながら、東南アジアの人達の訛りは分かりにくい。 加えて速くしゃべりすぎる。一度途中で…

  • 礼儀と行儀 4

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 昨日の花屋さんの態度である。 同じアジア人、ひょっとしたら出稼ぎのワーカーに間違われたのかも知れないが、に対して 「コインはないよ!」 とにべもない態度。少なくともレジスターをまさぐる姿勢でも見せて欲しかった。 だというのに、白人系の大男達には気前よく両替をしてあげる態度、老人の僻みか日本人の…

  • 礼儀と行儀 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 礼儀と行儀の話題は、昨日で終わるつもりでいた。 ただこの爺自身が被害者になったこともあって、もう一日続けたい。 数日来h引っ越しの作業が続いている。加えて夕立の多さもあって、洗濯物が溜まり気味。それで近くのコインランドリーに出かけた。 洗濯機に衣類を入れ、両替機の前に立ったら、 …

  • 礼儀と行儀 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 気が付けば昨日が、聖バレンタインデーではないか。 チョコレートをもらえなくなって久しいなぁ。 礼儀と行儀、もっともらしい話を今日も・・・。 我が家の大物家具の移動が終わり、ほっとしていたらもう一戸が転居中なのに気づいた。 私の住んでいるマンション、一棟にエレベーターが三台あり、原則共用とはな…

  • 礼儀と行儀

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! きのうは、さすがに余力はなかった。 シャワーを浴びて横になったのが、日が変わってしまった一時過ぎ。 それでも今朝は8時過ぎには起床。水道屋さんを待っている。 さて今日の話題は、礼儀と行儀。中国の方を揶揄して 「中国の方は、礼儀は知っているが、行儀は知らない。」 なんぞという。シンガポール人も大半は中華系だから同様だろう。 そう感…

  • お引越し

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 今日は引っ越し。 シンガポールにやってきて、3回目の引っ越し。 10年弱の間に3回とは、やはり多いに違いない。 が、シンガポールのお国柄なのだろうか、引っ越しの多いのは私には限らない。 雨が降りませんようにと期待しており、現時点では湿度が高いだけで、かろうじて持っている。ワンコたちはクレートに入って、ともかくも静かにしてくれている。 最近シロは、知ら…

  • 軽いやぶにらみ

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 小学校6年生の頃だったと思う、級友の何人かから 「善ちゃん何處見てるんか、わからへんなぁ?」 と、指摘されるようになったことを覚えている。 今から考えると、あの頃から左眼の近視が進みだし、俗にいう軽いやぶにらみになり始めていたのだろう。結果的には、高校2年生の1月に左眼の網膜剥離を患うのだから、まるで無縁ではなかったのかもしれない。…

  • 建国記念の日

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 建国記念の日 朝日新聞昨夕の夕刊・四コマ漫画に、 「なぜ『建国記念の日』と「の」が入るのか?」 と、取り上げていた。 四コマ漫画の内容はともかく、その意味は 「2月11日は、日本書紀の記述を暦に当てはめ、神武天皇即位の日が旧暦(太陰…

  • 卒論の頃 3

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 卒論の頃の思い出、私が博士学生だったころにまで戻って。あれこれ思い出している。 博士課程学生は教員ではないので、本来は卒研生指導の義務はないけれど、四年生の下書きに眼を通し、朱書きすることがある意味慣習化していた。実際私が三年間で面倒を見たのが、T君、O君、そしてK君だった。 T君は地元茨木高校の出身で、高校時代は水泳だったか、水球だったかをやってい…

  • 卒論の頃 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 卒論のこの時期思い出すのは、 「科目等履修生」 という肩書で、一般企業から研修に来られていた、社会人の方々である。年間一人か二人程度だったろうか。電力関係者が多く、私が助教授をしていた講座が「電力工学」であったこととも関係して、ほとんどが私の所属している講座に籍を置かれた。彼らは当然社会人、工業高校を卒業して就職、数年目の研修と…

  • 卒論の頃

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! この時期大学は、卒論、修論で忙しい。・・・筈! さすがに博士論文は、年末頃までにあらかた片付いてはいるだろうが。 大学を離れて、正確には定年退職して、あと二か月足らずで丸十年になろうかというのに、折に触れて思い出す。毎日が日曜日のこの身でも、二月初めの忙しなさが妙に懐かしい。 幸か不幸か、定年の前頃には博士課程の学生諸君が、卒論の下書きを積極的に…

  • 地震・雷

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! トルコで地震マグニチュード7.8、少なくとも76人死亡との一報。そして昨日夕方には、トルコ、シリアで大地震。死者は両国で併せて、1,800人超かとの続報である。そして今日には3,800人の犠牲者とある。地震の場合、犠牲者の数が数日間増加するのは常で、72時間・3日が建物などの倒壊で埋もれてしまった犠牲者を助け出しうる期限と聞いている。 阪神淡路大震災以降、あるいは…

  • 子育て支援 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! ブログを更新した後読み返してみて、言葉足らずを痛感する。 例えば昨日、何を言いたかったのかと自問してみて 「子供を育てるというのは、自分の子供であれ他人さんの子供であれ、未来への投資!」 なのだから、国(政治)のサポートは当然のこと、社会(コミュニティ)もその責務を担っている筈。コミュニティのサポートは、わざわざ言わなくとも、ご…

  • 子育て支援

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 子育て支援の論戦が、国会で盛り上がっている。 政治家センセイ達の論戦は、彼らに任せておいて、天邪鬼爺なりの存念を披露する。 かつて、そう爺がまだ子供だった頃だから半世紀以上も昔、家庭と言えば二世帯、三世帯同居が当たり前だった。だから子供は、爺や婆が世話をするのが普通だったし、近所の子供達もお世話になったものだ。いたずらっ子は近所の大人達に叱られも…

  • 活字離れの時代に

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! そして今日は、立春。 暦の上では、春ながら日本はまだまだ寒く、シンガポールは例年と違って雨が多い。 昨年下半期の、芥川賞と直木賞が発表されたのは、数日前。 これが国内にいたら、どれか一冊を買って読むところなのだろう。ただひところ受賞者と言えば、女性が圧倒…

  • 雨季は明けたか?

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 節分 シンガポールでも恵方巻 今年の恵方は南南東らしい。 昨日、午後三時ころから出かけた。 午前中晴れていたので、雨のことを全く気にかけておらず、出かけようとしたら、道路が濡れていて、知らぬ間に雨の降っていたことを気づかされた。 幸い傘を持って出かけたの…

  • しつもん!ドラえもん

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 二月の声を聴いて、連日の雨がぴたりと止んだ。 本来ならシンガポールでは、一番晴天日が多く暑いこの季節、毎日夏の国ながら、それでも 「夏が戻って来た!」 とひと安堵。雨が戻ってこないようにと、少しばかり心配して。 朝日新聞「しつもん!ドラえもん」から。 最近は「あぶら」を取り上げている。 ちな…

  • アリスとシロ

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 如月朔日 逃げる二月の始まりである。野球狂には、待ちに待った二月ということになろうか。プロ野球の春季キャンプが行われ、球春三月を迎える。それに今年はWBCがある。個人的にはWBCにはあまり興味はないけれど。 春節祭頃からの、涼しいシンガポールが続いている。 毎日のように雨が降り、我が家の二匹のワン…

  • 奈良公園の鹿

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 正月晦日 2023年の一月は、行くの通り、あっという間に終わってしまった。 今日の話題は、新聞の記事から。 奈良の鹿(天然記念物)が、紀伊半島東部や西部の鹿とは異なっているらしいことが、DNA判定で確かめられたという科学論文が公表されたという。分かれ始めたのが、6世紀中頃らしく、言い換えれば春日大…

  • 白鵬断髪式

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! シンガポールは、今朝も涼しい朝を迎えている。 午前11時現在曇天で、さすがに雨は小休止。 でも現時点で暑くなる気配はない。有難いような、何となく寂しいような。 昨日、白鵬の断髪式のテレビ中継を見た。 白鵬の残した記録の多くは、ギネス認定されているというから、相撲はもはや世界標準となったという事か。ギネス認定はともかく、マスコミ報…

  • 涼しい春節祭 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 日本は、10年に一度の寒波に見舞われている、と書いた。 ところがこのシンガポール、春節祭前後の長雨は何と20年ぶりだと、シンガポールの友人から聞かされた。ほぼ赤道直下のシンガポールだというのに、この涼しさなのである。ちなみに、アメリカや欧州でも超寒波で、何人も犠牲者が出ているという。だから世界中「気象異常」といったところ。少なくとも…

  • 涼しい春節祭

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 春節祭を迎えて一週間、シンガポールは雨天の日が多く、肌寒く感じる日が続いている。昨日金曜日は、久しぶりに晴れたとはいえ、それでも暑いというよりは、吹く風に心地好さを感じる程であった。北緯一度、ほとんど赤道直下だというのに・・・。 例年11月の中頃から二か月間程度は、夜間の冷房は必要ないことが多いので、今年の涼しさは驚くにはあたらないかもしれない。ま…

  • 雷放電の観測 51

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 昨日、電荷保存則を取り上げ、電磁気学の基本法則の一つと書いた。 電荷は素電荷−1.6×10−19クーロンの集合帯だから、細かい点に拘るなら、数学的な意味で必ずしも微分可能ではない。ただし私達が学んできた巨視的電磁界理論(対象とする電流、電圧等の諸量は原則微分可能という意味において)は、少なくとも日常生活に不都合は生じない。つまり巨視的電磁界理論に基づき…

  • 雷放電の観測 50

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 電荷保存則。電磁気学の基本的法則ひとつ。 これが絶対的な真実だから、雷雲の電荷分離が起こる。 ハワイ大学・高橋さんの実験によれば、霰と氷晶が接触し周囲に過冷却水滴があれば、霰が氷晶から負の電荷を奪い、その結果霰が負に、氷晶が正となる。霰は原則下降しており、上昇流にかろうじて支えられ形式的には適当な高度で浮遊している。 話が前後したけれど、この浮遊…

  • 雷放電の観測 49

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 昨日の内容に戻って考えている。 雷雲内の電荷の担い手である霰(原則負に帯電)や氷晶(原則正に帯電)は物理的に独立していると書いたけれど、現実には同極性の電荷なら引き合うし、異極性なら引き合うので、物理的には決して独立しているわけではない。それゆえ空間的観点からは、離れて存在しているという方が正確だろう。 さらに考えたいのは、上昇流や下降流という力…

  • 雷放電の観測 48

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 雷放電は、まぎれもなく高電圧現象である。 しかし電力工学などで扱う、高電圧や放電と根本的に異なる点がある。 それは電荷を蓄えている雷雲内の霰や氷晶が、非常に多数で構成されているうえ、それぞれが独立しかつ物理的に離れて存在しているという点であろうか。従って雷放電を模擬するのに、平板電極や棒電極を用いて行う室内実験では、電気・電力機器の耐雷試験には意…

  • 雷放電の観測 47

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 春節祭Chinese New Yearの大騒ぎが続いている。 そんな中そろそろ、しばらく中断していた、雷放電の観測に話題を戻す。 何度も行ったり来たりしているが、「落雷や雲放電」に伴って放射される電磁界、観測機器の進歩に伴って、かつては見えなかった現象まで、見えるようになってきた。だから大先輩の先生方の皮肉を込めた 「河崎君達のやってい…

  • 初デート

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 春節祭 Chinese New Year 猛烈な寒波が日本を襲っている。 そんな今日、シンガポールで親しくなった友人家族と奈良で出会うことになっている。 表題の初デートで,ギョッとされたご常連様もいらっしゃるだろうが、残念ながら色っぽい話題ではない。本帰国されてほぼ一か月…

  • レーザ誘雷 2

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 天邪鬼爺のこの私、一応は学識経験者である。 その学識経験者が矜持としているのは、他人の真似はしないという点。とりわけ研究に関しては、頑固にそのことに拘ってきたつもりである。 だから今回の 「レーザによる、世界最初の誘雷」 と吹聴する、同業者には心底苛ついてしまう。いや吹聴しているのはマスコミ報道かも知れない。となると、そんなマス…

  • 雷放電の観測 47

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 1990年代、レーザ研が「誘雷実験」を行った福井県三方郡美浜町の岳山周辺に、我々は雷放電の観測を実施していた。もちろんレーザ誘雷実験にも参加し、レーザ照射のタイミングを、雷雲による電界を測りながら、レーザ研グループに提供していた。参加したのは主として学部四年生や修士課程学生であったが、現在岐阜大学の教授となっているWD君、これまた現在母校大阪大学の教授…

  • レーザ誘雷

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! スイスのグループが、標高2000mの山の上で、レーザーによる誘雷を成功させたと、マスコミ、各社が報道している。マスコミ、新聞報道によれば、世界最初という事ながら、大いに疑義がある。口幅ったいようながら、大阪大学のレーザ研は、四半世紀も昔の1997年に福井県三方郡にある岳山で、大出力の炭酸ガスで誘雷を成功させ、その時中心になって頑張っていたUSさんが査読付き…

  • 雷放電の観測 46

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 北陸冬季の雷活動に、話題が及んでいる。 「雲底をなめるように進む放電」 という、一つの特徴について考えている。 1988年だったか、学術振興会の援助で中国科学院と共同研究を、中国で実施した時のことである。共同観測の期間が終わって、私は蘭州を訪れた。ちなみに蘭州は、海抜2000m程度の高地である。滞在は二週間程度であったろうか?その間に何度…

  • 雷放電の観測 45

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 74歳の誕生日、阪神淡路大震災(1995年)の日。早いもので28年も経った。 今年二回目の一時帰国である。 十日前の時も、日本の寒さに恐々としたけれど、今回も同様。 考えてみれば、もはや大寒も近い。 何度か繰り返しているように、雷放電は大電流による電荷の中和により、完結する。とはいえ、大気の流れが雷雲内の電荷分離を併せて引き起こして…

  • 雷放電の観測 43

    ⇒⇒⇒⇒ 投票を願います! 「雷放電に伴って放射されるVHF波を測定して、放電の進展様相を可視化することを目的として干渉計を設計・製作した。」 というのが、正直な表現である。最初は狭帯域干渉計、のちに広帯域干渉計という事になろうが、足掛け30年近くに及ぶのだから、なるほどと考えるほかはない。私がこのように拘ってきたのは、雷放電の開始から終焉までを理解するのに最適…

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