菅野臣太朗の携帯メール日記

四十八ノ三百十二日目

六月三十日(金)晴れ今日で今年の半分折り返し良い演劇が創れた気はしている良い評価もたくさん頂いたし良い評判もたくさん聞いているもちろんやれることは全てやったつもりではいるもちろんもっとやれたこともあったはずなのも分かっているそんなこと今更言っても仕方ないんだけど後から思い付く演出や台詞がにわか雨のように降り注いでくるのは言うまでもないまあこの三十年そんなことの繰り返しだだからと言って後悔とは違うだってあの時はそれが最良だと思っていたんだからそんなことをうだうだ思いながら執筆作業短編三部作いよいよ仕上げ作業明日には脱稿しそうだがこの短編三部作の題名が未だに決まっていない今夜はそれを決めてしまおう今朝もこちらで買い出し夏野菜嬉しいですね今日もありがとう感謝また明日も始まりますように四十八ノ三百十二日目

2023/06/30 19:00

四十八ノ三百十一日目

六月二十九日(木)晴れ時々雨「ちゃんとした演劇を観たい」そんな欲求が最近ずっとあった何をもって「ちゃんとした演劇なのか」これは人それぞれだでもやっぱり「ちゃんとした演劇人が創った演劇」だと思うのだが何をもって「ちゃんとした演劇人なのか」これも人それぞれだ結局は「演劇を一途に愛し続けている者」とか「一生かけて演劇の虜になっている者」のことだと思うだもんで今日は前々からチケットを買い僕なりにちゃんとした演劇人によるちゃんとした演劇を昼と夜に観劇した二本共お会いしたのことは無いが昔から好きな劇作家・演出家の新作舞台両作品共とても良い演劇で純粋に観客として愉しめて演劇人として愉しめて本も演出も役者もとても良かったちゃんとした演劇人によるちゃんとした演劇が僕の目の前にあったそして客席は満席芸能人が出てなくても客寄せ...四十八ノ三百十一日目

2023/06/29 22:22

四十八ノ三百十日目

六月二十ハ日(水)晴れ時々雲何だか穏やかな日々が続いています朝起きて掃除してストレッチしてゴミを捨てて朝ご飯作って朝ご飯食べて参拝して海岸で執筆して散歩してカフェで珈琲飲みながら執筆して買い物して午前中が終わる最近は五時起きなのでここまでで七時間かなりのことが出来てとても有意義な午前中午後一から大好きな美容室先日ぶらり途中下車の旅にも取り上げられてました鎌倉移住後から通ってます店主のアツシさんはとてもお上手な美容師さんです陽のバッキャローにも観劇してくれました散髪後再び海岸で執筆しまたもや大好きな鎌倉の居酒屋へ午後三時から飲めるお店で夕暮れ前まで良い感じで酔いしれました夕暮れ前に帰宅してベランダで晩酌しながら好きな音楽聴きながらこのブログを書いております夜の潮風が少し心地よい夜です生きていること幸せに感じ...四十八ノ三百十日目

2023/06/28 20:03

四十八ノ三百九日目

六月二十七日(火)曇り先週から本格的に執筆している三十分もの三部作の一本が書き上がったいつものことながら書き始めた時に思い描いていた結末とは全く違うけどまあこんなもんかと終と締め括った月末までにあと二本を仕上げるそこまで今日仕上げたものは寝かせておいて書き途中の他の二本を明日からじっくりと鎌倉はもう蝉が鳴いてますそして裏路地には小さな向日葵も夏ももうすぐです今日もありがとう感謝また明日も始まりますように四十八ノ三百九日目

2023/06/27 19:53

四十八ノ三百八日目

六月二十六日(月)晴れ今朝も無事に起きることが出来て好きな演劇のことばかり考えて執筆したり打ち合わせしたり新たな出逢いがあったり日々自分も同様に状況も変わっていくんだけどやっぱり良い演劇を創りたいなと思うんです今週から仲間の演劇観たい演劇兎に角観劇しようと思ってます老舗も若手も面白そうな演劇を観劇したいなと自分てこんな風に毎日変わるしてか毎日変わりたいし変わりたいそんな風に流動的に柔軟に生きたいこれも全部本当の僕今日もありがとう感謝また明日始まりますように四十八ノ三百八日目

2023/06/26 19:29

四十八ノ三百七日目

六月二十五日(日)晴れ日の出で起床して日課のモーニングルーティンやって参拝して開店同時にスタバで執筆三十分もの三本を同時進行しながら執筆しているじわじわと完成に近付いているのが分かる帰りにいつもの鎌倉青果市場に行き新玉ねぎ購入早速オニスラ昼過ぎから海で執筆この時間が本当に至福陽射し浴びながら潮風感じてビール飲みながら想いをしたためていく青春で素敵この姿を見ながら生まれた場面もあって屋外執筆の醍醐味を改めて感じれた学校帰りに海に寄って友達と波と戯れるなんて一生忘れない想い出だろうなああ本日から今シーズンデビューです今日もありがとう感謝また明日から始まりますように四十八ノ三百七日目

2023/06/25 22:16

四十八ノ三百六日目

六月二十四日(土)曇り時々晴れ日の出から気持ちよくベランダで執筆作業八時の長谷寺の鐘を聞いて鎌倉のスタバで更に執筆作業ここで午前中をのんびりと費やし一旦帰宅して昼食揖保乃糸特級品美味しゅうございました午後からは海岸と神社を行ったり来たりで神社の木陰で執筆って何か心が落ち着いて進んですよねえ鳥虫栗鼠沢山の居てまあなんて癒やしなんでしょう月末〆切の三本の三十分の内の一本が明日には仕上がりそうです鎌倉に居る時は「鎌倉に居るよ〜」の連絡がないのはあるあるです笑今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ三百六日目

2023/06/24 17:55

四十八ノ三百五日目

六月二十三日(金)曇り今日は東京で打ち合わせ一件今年の始めからジワジワと進めている演劇企画案件先月書いたあらすじを元に修正点や演出面のアイディア出しいい打ち合わせだった近くに紫陽花公園何か都会の紫陽花って感じ自立してる鎌倉を離れている時に限って「今、鎌倉に居るよー」って連絡が来るのはもう既に鎌倉あるある今年の夏は鎌倉に居る時間が多そうなので仲間を呼んで存分に愉しみたい今宵のお供はこちら僕史上№1芋焼酎今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ三百五日目

2023/06/23 20:59

四十八ノ三百四日目

六月二十二日(木)曇りのち雨午後から鎌倉は雨模様ってことで朝から買い出し月末までは打ち合わせ数件以外は鎌倉で兎に角執筆に没頭するつもり朝市場に行ってこんなのとかこんなのとか本当に元気な野菜はすぐ分かるようになったのは鎌倉に来てから地元養豚場で飼育された高座豚を使ってゆったり降る雨の中ゆったり執筆しつつゆったりと思いを言葉にしたためる今日は誰からも電話もメールも来なかった何かホッとしたそんな雨の日今宵は心地良い甘味の芋焼酎をお供に執筆します今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ三百四日目

2023/06/22 18:46

四十八ノ三百三日目

六月二十一日(水)晴れ昨日から執筆の為の取材に来ています今日はこの地の傷をちゃんと知る為の順路を辿りました厳しい現実を示す情報より抉られるような痛みに叫ぶ人間の声や表情に僕は何度も涙しました至るところにある未だに残る爪痕もう手付かずになっているところ忘れないために残しているものそれでも復興しようとしているけれど何をもって復興って言うんだろうなでも確かなのはそこで生きている人たちが居るってことその人たちのことちゃんと書きたいなって思いますこの土地で育ちこの土地で造られた地酒を飲んで帰ります僕のやるべきことは演劇で日本を伝えていくこと日本人を伝えていくこと身体が動くうちに身体を動かして燃焼させていく覚悟を改めてした昨日今日もっといい本を書きたいもっといい演出をしたいもっといい演劇を届けたいもっともっと今日もあ...四十八ノ三百三日目

2023/06/21 18:29

四十八ノ三百ニ日目

六月二十日(火)晴れ脚本執筆の為とある場所に来ています格好良く言えば取材ですが旅みたいな感覚一番のメインは現地の方に会いに来ました元々お約束していた方も居ればその方経由で新たに出会えた方も居ればふと偶然出会えた方も居ましただから旅は面白いあ取材か梅雨の合間のどかな風景一日中歩き回ってかなり体に土地が入ってきた行ったことない日本がまだまだたくさんあって行ったことない日本が行ったことある日本に変わっていく今年はあと何度か来る予定だけどやっぱり来なくちゃ分からないことばかりそして日本も日本人もやっぱり好きだ明日も旅は続く今日はありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ三百ニ日目

2023/06/20 22:46

四十八ノ三百一日目

六月十九日(月)晴れ今年に入り稽古と本番を繰り返しようやくニ〇二三年上半期の峠を越え今日は一日中鎌倉の海を眺めていました何か特別なことをするわけでもなく何かボーっと眺めていました平日でもここ最近の鎌倉は観光客でごった返すので地元道を抜けたひとけのない防波堤で昼過ぎからビールなんか飲んで無心で海を眺めていましたはっきり言って何の生産性も無い一日自然と同化してた一日潮風を浴びて波音を聞いて少し早い蝉たちが鳴き始め人工の機械音に疲れていた自分が居たことに気がついた次の作品の稽古は来月十日からそれまでゆったり執筆しつつ自然療養します今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ三百一日目

2023/06/19 20:57

四十八ノ三百日目

六月十八日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇第三弾プレ稽古日曜班今日明日でプレ稽古終了今日の日曜班プレ稽古最終日は新しいことに挑戦しようとする意欲がたくさん観れてとても清々しかったもちろん挑戦する分失敗もあるんだけど失敗は成功のもとなんで来月からの本稽古に向けて良い時間だったそしてFamily〜明けてほしくなかった梅雨〜無事に全公演終了しました良き座組でしたそれが芝居に出てました結局そういうことだと思います良き評価も沢山頂きましたもちろん逆もだからこそ次があるんですよねでもこれ以上梅雨に相応しい演劇は無いと自負します今宵はそれに酔いしれます次のFamilyは来年1月〜冬は君を真っ白に染める〜ご期待ください今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ三百日目

2023/06/18 19:14

四十八ノ二百九十九日目

六月十七日(土)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇第三弾プレ稽古土曜班今日明日でプレ稽古は終了いよいよ来月から本番用の班分け後本番用の台本での稽古が始まる公演は三か月後の九月土曜班のプレ稽古最終日は今までの課題の克服と新しい段階へ行くための稽古を徹底的に各々持っている課題の殆どは日常生活をどう生きるかで克服出来ること稽古をすればするほど演技とはどう生きるしか出ないと痛感するもちろん脚本演出も今日の鎌倉は夏日市場で鎌倉野菜を購入し何か適当に今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百九十九日目

2023/06/17 20:01

四十八ノ二百九十八日目

六月十六日(金)晴れ鎌倉は快晴紫陽花の咲くお寺は長蛇の列だがふと鎌倉の脇道にある紫陽花はひっそりと佇んで控えめな感じが僕好み裏道の情緒も鎌倉に住み始めて見つけた小さな至福もうすぐ二年になる仕事や仲間や家族にいつも支えられてるけど鎌倉にもだいぶ支えられてる今日は久々に鎌倉から一歩も出ずに過ごした完璧に静養ですわwお気に入りの鎌倉のお店にも久々に行き季節の地物を頂き店内も店員さんもとても和やかで救われた良い夜だったな愛おしい夜だったな今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百九十八日目

2023/06/16 23:40

四十八ノ二百九十七日目

六月十五日(木)雨東京は梅雨空正にFamily～明けてほくない梅雨～観劇日和昨日泊まった地から新幹線で東京へ長野から観劇しに来てくれた母と中野駅で待ち合わせ小雨降る商店街の小さな喫茶店に入り観劇前の珈琲タイム僕も初日以来の本番を観劇洗練された部分少し足踏みしてしまった部分キャストへの駄目出しとアドバイスをスタッフに託して劇場を出たこれにて僕の本番観劇は終了最後まで誰一人欠けることなく突っ走ってもらいたい終演後中野で一番好きなお店におかじょうきと読みます青森港の魚を東北の河魚を炉端で焼いてくれます蟹味噌汁も最高でした贅沢な一日がまた終わりましたたくさんの命をもらって生きてることを忘れずに毎日を過ごしていきたいと思います今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百九十七日目

2023/06/15 20:26

四十八ノ二百九十六日目

六月十四日(水)曇り時々雨新井薬師はFamilyメンバーに任せて僕は次の作品に向けて舵を切り始めました来月から稽古が四本同時進行で始まるのでその脚本を今月中に書き上げるつもり二時間もの四本はさすがに二週間では書けないが劇場公演の一時間もの一本オンライン公演の三十分もの三本てな具合まあまああるか笑今日は本格的な執筆作業前に事務的な打ち合わせと久々な方たちに会うために少し遠出秋から始まるインボイスのことやこれからの仕事の話変わり続けていく様々なことに臨機応変に対応しつつブレちゃいけないものをしっかり見定めて立ち向かっていきたい愉しみは苦しみがあるから苦しみ無き愉しみは脆く儚いものだ紫陽花はまだ見頃今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百九十六日目

2023/06/14 21:38

四十八ノ二百九十五日目

六月十三日(火)晴れ時々雨Family〜明けてほしくなかった梅雨〜公演初日無事に幕が明きました沢山のご来場ありがとうございました温かいお客さんに囲まれて役者たちは一時間五十五分を真っ直ぐ生きれたと思います六年目のこのFamilyシリーズ今作で十三作目今まで一番等身大の人間たちを描いた人は生まれ老いて病んで死んでいく生老病死という四苦八苦の四苦を根幹に書いた喜劇押し付けではなく何となくそれを持って帰ってもらいたいと願う観劇してくれた演劇仲間が「考えさせられる内容だった」と言った偉そうに人生の真実味を書いた台詞が胸に響いたそうだ台本には僕自身の人生観やら価値観しか存在しないそんなのは毎日変わっていくもんなんだけど生きるための最大のモチベーションは人は生まれたら死ぬってことだそんなメッセージを家族というテーマを...四十八ノ二百九十五日目

2023/06/13 23:06

四十八ノ二百九十四日目

六月十二日(月)曇り時々雨Family〜明けてほしくなかった梅雨〜劇場入り仕込み場当たり稽古音響効果照明効果一切無しの演劇シリーズ当然音響スタッフ照明スタッフおりません舞台美術は山積みの段ボールと事務机とパイプ椅子のみ当然美術スタッフおりませんだもんでテクニカルスタッフを仕切る舞台監督も居ないし演出助手もおりません劇場に居るスタッフは脚本演出の僕だけあとはロビーに制作スタッフだけども立派な演劇が成立しています仕込み場当たり稽古は無事に終了場当たり稽古で生まれた演出もう言葉での説明が要らない台詞のカットただただスリムにして余分な贅肉を落として作品をシュッとさせましたまだまだ創りこむ作業明日公演初日だけど開演ギリギリまで創りこむ梅雨だからこそ観て欲しい演劇仕上がってますもちろん明日も更に仕上げますけど本番に雨...四十八ノ二百九十四日目

2023/06/12 20:41

四十八ノ二百九十三日目

六月十一日(日)曇り時々雨Family〜明けてほしくなかった梅雨〜最終稽古本日をもって全稽古が終了した稽古期間は三週間この期間でこの役者たちとやれることは全てやった今日は二回の通し稽古やればやるたび面白くなった通し稽古台詞削ったり台詞足したり新しい演出入れたり試行錯誤して実験と挑戦を繰り返して昨日とはまるで違う作品になった二週間前の最初の通し稽古では二時間十分今日の最終通し稽古では一時間五十七分ここから更に芝居が詰まっていくから本番上演時間は一時間五十五分かといい稽古が出来たいい仲間だったから僕を信じてついて来てくれた賜物今日の通し稽古で芝居しながら涙腺崩壊した何人か役者にどんどんぶっ壊れろと告げたそう役者は揺れないと役者は壊れないと人生ってそれを恐れた時点で途端に臆病になる揺れたり壊れたりするのが前提に...四十八ノ二百九十三日目

2023/06/11 19:46

四十八ノ二百九十ニ日目

六月十日(土)曇りFamily〜明けてほしくなかった梅雨〜通し稽古梅雨入りしたけどまだ雨は降らず早く降らないかなと雨を心待ちにしている雨が降るとある梅雨の一日の作品雨が降る日に傘をさして稽古場に来る役者たちの雨が降るとある梅雨の一日の芝居を観てみたい本日二回目の通し稽古一言で言えば惜しかった通し稽古何が惜しいのかは様々な要因があるけれどやはり入念な準備は必要不可欠だってことそして昨日を追わないことだ毎日変わる人間を相手に毎日変わる自分で会話を紡ぐのだから自分を疑うこと過信しないことこれって芝居創りで一番重要なことだと最近強く思う明日は稽古場最終日今朝は久々の鎌倉朝ご飯屋今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百九十ニ日目

2023/06/10 20:21

四十八ノ二百九十一日目

六月九日(金)曇りFamily〜明けてほしくなかった梅雨〜通し稽古先週の粗通し稽古から約一週間場面稽古を積み重ねて本日初めての通し稽古繋げてみて分かったこと繋げてみて分からなくなったこと想定内と想定外とたくさん色んなことが溢れ出たけど確実に言えることはこの作品は梅雨だからこそ上演すべき作品で梅雨だからこそ観てほしい作造だと確信出来たことバカバカしい場面もあります胸が苦しくなる場面もありますちょっと腹を立てたりちょっと緊迫したり様々な感情を揺さぶる作品だけど今日は少しだけ雨に打たれようかな？そんな風に思えてもらえる作品になりそうです今日の反省と発見を背負い役者達と東京の端っこの稽古場で明日も演劇を愉しみます誕生日だった役者を祝いました毎日誰かの誕生日今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百九十一日目

2023/06/09 20:05

四十八ノ二百九十日目

六月八日(木)曇りFamily〜明けてほしくなかった梅雨〜場面稽古先週半ばから続いた場面稽古が今日で終了全場面を丁寧に稽古することが出来た明日から通し稽古を中心に作品を仕上げていく執筆時には見えていたことや見えていなかったこの作品の本質みたいなものを役者の身体から感じ取れたような場面稽古だった通し稽古は場面稽古では生まれない瞬間をどれだけ産んでどれだけ体感するか繋げてみて分かることが山積みでまだ見ぬ景色が広がっていく感覚稽古場での稽古も後三日余すとこなく演劇を存分に愉しみたいと思う本日梅雨入り青空の神社もそろそろお預け時期だけど雨の神社もじんわり味わお今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百九十日目

2023/06/08 19:54

四十八ノ二百八十九日目

六月七日(水)晴れFamily～明けてほしくなかった梅雨～場面稽古本日夏日今シーズン初Tシャツ出勤梅雨入り前最後の晴天らしく稽古場最寄りの二駅前に降り立ちテイクアウトの昼食を片手にお天道様を浴びながらまずは河原にて昼休ここ最近の稽古場は川の近くが多い今日の川が多摩川だと一発で分かる写真今日はホント晴天だった稽古は冒頭三十分を返し稽古新たな演出を加えてより一層喜劇になった作品の成長が如実に分かる稽古場ほど贅沢な時間が過ごせる場所はない良い稽古だった明日は明日だって人は毎日変わるから今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百八十九日目

2023/06/07 22:19

四十八ノ二百八十八日目

六月六日(火)曇りのち雨Family～明けてほしくなかった梅雨～場面稽古しばらく当たれなかった中盤の場面二人だけの場面が何ヶ所かありそこをゆっくり丁寧に一言の意味沈黙の理由建前と嘘本音をひた隠し相手の顔色を伺うようなやりとりそれは相手が傷付かないように？それは自分が傷付かないように？僕らの日常で平気で行われている無意識をどれだけ劇空間で生きさせるか実験と挑戦は続く二人だからこそ生まれる空間をひたすら創った今日もちろん今日生まれた空間は忘れます明日は明日の空間があるので今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百八十八日目

2023/06/06 22:54

四十八ノ二百八十七日目

六月五日(月)晴れFamily～明けてほしくなかった梅雨～場面稽古今日から休み無しで公演初日まで駆け抜ける稽古日程後半の山場我々が劇団と呼ぶFamilyの新しい十八番の場面まあ兎に角役者たちが毎回見事に崩壊するさまを眺めてますFamilyは喜劇もちろんコント的な笑いは一切ない演劇的な要素を持って喜劇を創ってるそれは本の持つ構成的な笑いもあるし役者が必死で生きるからこその笑いもあるそして真剣だからこそ笑っちゃいけないからこその笑いもあるそういうのを失笑恐怖症なんて巷ではいうみたいだけど様々な要素の笑いが今作にはたくさんある今日の稽古でも役者たちは涙を流しながら笑いこの作品の確信を持ったベランダのガジュマルも笑ってた今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百八十七日目

2023/06/05 21:47

四十八ノ二百八十六日目

六月四日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇第三弾プレ稽古日曜班台風二号が過ぎ去り今日からまた晴天が続く模様関東の梅雨入りはしばらくお預け本日の稽古では台詞と台詞をどう埋めるのか？が全班のテーマになった僕らは行間を埋めるなんて言い方をするが正にそれを徹底的にダメ出し台詞を言って終わってしまう意識の矛先を台詞を言い終わっても意識の矛先を相手に刺しておく刺しておけば相手を勝手に受けることが出来るんだけどねこれがなかなか難しいんでしょう次回までの課題として本日は終了こちらも次回は再来週近所で妖怪ポスト見つけました今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百八十六日目

2023/06/04 21:32

四十八ノ二百八十五日目

六月三日(土)雨のち晴テアトルアカデミーオンライン演劇第三弾プレ稽古土曜班外は台風二号の影響による大雨関東は午後過ぎまでそんな天候稽古中西日本の参加者自宅の窓からの陽射しで西から徐々に晴れ始めているのが画面越しに分かるこれも全国オンライン公演稽古の醍醐味台詞もだいぶ身体に沁み込んでだんだんと相手との対話が始まってきた印象どう演じるか？ではなくてどう感じるかどう話すか？ではなくどう聞くかどう動くか？ではなくどう居るかこれが今週の宿題次回は再来週雨上がり日の入りが遅くなってきた夕暮れが愛しい季節になってきました今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百八十五日目

2023/06/03 21:15

四十八ノ二百八十四日目

六月二日(金)大雨Family～明けてほしくなかった梅雨～場面稽古台風二号による暴風雨の中我々は何とも馬鹿馬鹿しく何とも愛おしく何とも尊い演劇を創っていました梅雨入りもせず台風が来る水無月初旬稽古しながら外から聞こえる雨音を聞きつつこの演劇を生んでいることに使命感さえ感じている今日も良い場面が創れましたもちろん今日捨てますだって芝居は生ものなんでさて今週の稽古はこれにて終了次回は週明け来週は集中稽古大詰めです公演初日まで突っ走ります嵐の前の静けさ的なスタバから今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百八十四日目

2023/06/02 20:34

四十八ノ二百八十三日目

六月一日(木)晴れFamily～明けてほしくなかった梅雨～場面稽古一場面一場面丁寧に丁寧にまるで珈琲いかがでしょうのヒロイン垣根志麻のように今日も新しい瞬間が生まれでもこれは今日生まれた瞬間で明日には生まれない瞬間だからこういうのを愉しむ稽古をずっとしていきたい超絶贅沢なんだけどでも端的に言うと人はいつ死ぬか分からないから例えば稽古終わりに車に轢かれた瞬間に「あの場面、面白くなったよなあ」って思えたら最高だなってそんな稽古を毎日したいなだって演出家にとって稽古場が本番だから明日も稽古明日も生きよ今日もありがとう感謝明日もまた始まりますように四十八ノ二百八十三日目

2023/06/01 20:21