SFマガジン 2025オールタイム・ベストSF「海外短編部門」発表!
「SFマガジン」2025年2月号は、創刊65周年記念として、オールタイムベストSFを発表しています。2014年から10年ぶりとのことですが、オールドファンの私としては、その昔のオールタイムベストと比べながら、見ていきたいと思います。1位、2位独占のテッド・チャンの実力、人気は抜きんでているという感じですね。グレッグ・イーガンの、文系にも優しい3位「しあわせの理由」も上位定着の定番になっています。ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアも安定の強さ。「愛はさだめ、さだめは死」も入れて、3作が50位内ランクインです。5位のグレッグ・ベアの「鏖戦」はハイランクに来ましたね。とっつきやすい作品ではないのですが、ベア渾身の力作で、壮大かつ密度・熱量の高さと、戦いの相手の異種族の異質さが尋常ではありません。酒井昭伸氏の翻訳...SFマガジン2025オールタイム・ベストSF「海外短編部門」発表!
2024/12/25 21:26