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2005/10/29

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  • ロボットとカラスがイーストセントルイスを救った話~アナリー・ニューイッツ①

    Ifhumanisangry,thenRobotissad.Ifhumanisrude,thenRobotisembarrassed.Ifhumanishappy,thenRobotishappy.主人公は、感染症の蔓延を予防するため、エリア内を巡回し、住人の健康チェックにいそしむドローン型のロボットです。役目がら、人とのコミュニケーションをとることが大切なため、ロボットの外形、表情や話し方も、人に親しまれるように設定されています。いつものように、セントルイス市をくまなく巡るロボットは、ある日、市の保健当局のベイから、お役御免になったと言い渡されてしまいます。政府機構が潰れてしまって、当局も資金不足で機能不全になったようで、ジルは、ロボットに、これからは自由に活動し、何かあったら連絡するようにと伝えます。...ロボットとカラスがイーストセントルイスを救った話~アナリー・ニューイッツ①

  • 老神介護~劉 慈欣②

    スタージョンの短編タイトルのごとく、ある日、地球の空は、巨大な宇宙船でいっぱいになります。世界中の人々が恐れおののく一方で、白髪白髭で白服をまとった老人たちが各地に出没します。彼らは、みな同じセリフを口にします。「わしらは神じゃ。この世界を創造した労に報いると思って、食べものを少し分けてくれんかのう―」いったい何が始まるのだろうと読み進めると、人類の起源に関わる大変な秘密がわかってくるのですが、そんな厳しい状況にもかかわらず、何ともいえない「脱力感」があるのが、この短編の魅力ですね。20億にも上る「神々」が宇宙船から、単身、耐熱スーツで飛び降りてきて、着陸時には、減速、衝撃調整されて、よっこらしょと着地します。超高度な科学力のおかげとはいえど、この緩さには笑ってしまいます。似た設定の、コードウェイナー・ス...老神介護~劉慈欣②

  • エシア~クリスティン・キャスリン・ラッシュ②

    「まぶたをとじると、はじめて出会ったときの彼女の姿が目に浮かんでくる。小さくて、きゃしゃで、異様なまでに血の気のない肌と、目じりのつりあがったチョコレート色の目をしていて。髪は、雲のない晩に見る月のように白かった。」月に建造されたコロニー同士の激しい抗争により、コロニーは破壊され、地球からの支援物資を奪い合う荒廃したありさまとなってしまっています。取り残され悲惨な生活を送る居留者たちに、地球から救いの手が差し伸べられ、孤児となったエシアは、語り手の女性とその夫、そして3人の娘のいる家庭へと引き取られます。この夫妻は、裕福な一族で、ウィスコンシン州の風光明媚で広大なエリアに住んで、満ち足りた暮らしをおくっています。エシアは、コロニーでの凄絶な体験による不安と猜疑により、素直には打ち解けない様子を見せますが、...エシア~クリスティン・キャスリン・ラッシュ②

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