旧暦水無月 雑記
今日から旧暦の六月。 月の異名は「水無月(みなづき)」です。 水無月は「水無し月」で、盛夏の水枯れで水が不足しがちな月なのだと思っていましたが、実はもう一つ「水無月」の「無」は「の」で、本来は「水の月」であろうという説があって、成程これならば梅雨のこの時期に相応しい納得のいく説となります。 さて、ここに「水無月」という和菓子があります。 白のういろう地に小豆をのせた涼やかな見た目のお菓子です。 早いところでは新暦四月下旬あたりから販売が始まり、六月一杯まで店頭に並ぶものかと思いますが、京都では夏越しの祓に食べるもの(上にのせた小豆は魔除けの意があるそうですね)と言われているようで、お菓子屋さん…
2025/06/25 00:08