詩的夢幻

ここだけのお金の使いかた

ここだけのお金の使いかた (中公文庫 あ 98-1) 作者:大崎 梢,図子 慧,永嶋 恵美,新津 きよみ,原田 ひ香,福田 和代,松村 比呂美 中央公論新社 Amazon 一生遊んで暮らせる方法・・・原田ひ香 FIRE生活をもくろむ旦那の裏垢がおもろかった。作中に時折入るXあるあるなやり取りがリアリティーがあって面白かった。 最後は主人公がFIRE生活を拒否して、結局離婚になっちゃうんだけど、そのエピソードもしっかりXに書き込んでたけど、それも面白かったな。

2024/06/23 14:27

いつかアジアの街角で

いつか、アジアの街角で (文春文庫) 作者:中島 京子,桜庭 一樹,島本 理生,大島 真寿美,宮下 奈都,角田 光代 文藝春秋 Amazon 石を拾う・・・宮下奈都 日本が中国に味方して台湾を見捨てたっていう設定より、日中戦争に発展して日本が負けて中国の植民地になるのか、それともアメリカに助けてもらい、アメリカ合衆国の一部になるのかっていう話の方がリアリティーがあって良かったなぁ。日本と中国が戦争しても軍事的にも人口的にも負けるって話は出てるし・・・。でもそんな話にすると炎上するからそういう設定にはしなかったんだろうね。

2024/06/23 14:21

ぱっちり朝ごはん

ぱっちり、朝ごはん: おいしい文藝 (河出文庫 ん 5-2) 作者:小林 聡美,阿川 佐和子,東海林 さだお 河出書房新社 Amazon ハムエッグ、ベーコンの話が多かった。 ベトナムの料理もおいしいってのは初めて知ったな。フランスの植民地だったからフランスの名残が残っていて、美味しいんだって。 本場フランスの田舎の朝ごはんも美味しいんだって。 海外旅行行ったことないから読んでて面白かった。

2024/06/23 14:13

女ともだち

女ともだち (文春文庫 む 13-51) 作者:村山 由佳,坂井 希久子,千早 茜,大崎 梢,額賀 澪,阿川 佐和子,嶋津 輝,森 絵都 文藝春秋 Amazon レディースコミックみたいな本だった。 ドロドロしてて・・・。 COPY・・・村上由佳 昔から人気の作家さん。 やっぱ読みごたえがある。同性愛？みたいな感情を持つ主人公が、好意を持っている女友達のファッションや話し方までも真似してくるライバルの女の子を遠ざけていく話。現代のデジタルな空間、フェイスブックを利用し、ライバルの女の子を遠ざけていく過程は見事であった。 最後まで「ぼく」＝男性だと思ってたけど、女性なのにびっくりした。 ト・モ・…

2024/06/23 14:07

スマホ脳

スマホ脳（新潮新書） 作者:アンデシュ・ハンセン 新潮社 Amazon これ読むとスマホ使いたくなくなるね。原始的な脳をジャックするスマホにすべてがコントロールされているとか。 ブログとかも通知が来ると嬉しいのもアドレナリンが関係してるんだろうね。 スマホゲームもパチンコをまねて作られてるとか知って絶句。 スマホ使いたくなくなったし、ブログもYouTubeもやめたくなった。 YouTube動画ももういいかなって動画は非公開、削除にしてる。 ガラケーに時代に戻らないかな。あの不便な時代の方が世の中平和だった気がする。

2024/06/02 16:28

四十歳、未婚出産

四十歳、未婚出産 (幻冬舎文庫) 作者:垣谷美雨 幻冬舎 Amazon これかぁ。作者のエッセーでカンボジアを舞台にしたベッドシーンを知り合いの人に悪口言われて嫌な思いしたって書いてた元ネタは。 そんな濃厚でもなかったしサラッとしてたけど。 一番垣谷先生の本の中でドロドロしてたかもな。子供の父親であるイケメン部下の彼女との対決シーンは良かったよ。階段から突き落とされて病室で口論するシーンはめちゃドロドロ。 最後はハピエンだから救いがあるけど。凡庸さんが一番いい人だったし、ブラジル人美女のマリアも良かった。最後の方で、子供の父親であるDV男に再会するか否かって悩んでた主人公をきっぱり「会ウナ」っ…

2024/05/25 21:30

もふもふ 犬猫まみれの短編集

もふもふ：犬猫まみれの短編集 (新潮文庫 し 21-108) 作者:カツセマサヒコ,山内 マリコ,恩田 陸,早見 和真,結城 光流 新潮社 Amazon 猫とずっと一緒にいる方法（山内マリコ）…これが結構シリアスな話で良かった。二十代で出会い系で知り合った元夫のモラハラから逃げて離婚し、転職先の脱毛サロンで知り合った同僚から引き取った黒猫との生活。愛猫、ココが主人公のODを止めたり（風邪薬の入った瓶でじゃれることで）、愛猫が実父や元夫からのモラハラに遭った心を癒したり。 読んでて30歳をめどに転職者が増えるってのもわかる話だなって思った。仕事に慣れてきて退屈になると焦燥感があるってのも分かるし…

2024/05/12 11:05

海がきこえるⅠ、Ⅱ（アイがあるから）

海がきこえる〈新装版〉 (徳間文庫 トクマの特選！) 作者:氷室冴子 徳間書店 Amazon 海がきこえるⅡ アイがあるから〈新装版〉 (徳間文庫 トクマの特選！) 作者:氷室冴子 徳間書店 Amazon 本屋さんで買って読んでみた。アニメは見たことない。小学校の図書館にアニメの画面が漫画になった本が置いてあり読んでみたけど内容が難しくて理解できなかった記憶がある。 昭和の青春物語で、古めかしい印象を受けた。里伽子ちゃんは当時のつっぱりのギャル娘みたいな性格。外見は優等生なのだが…。 性格はギャルの里伽子ちゃんに振り回される主人公。高校生から大学生にかけてのとんがった青春物語。ラブコメと言える…

2024/05/06 20:57

あなたのゼイ肉、落とします

あなたのゼイ肉、落とします 作者:垣谷美雨 双葉社 Amazon 垣谷さんの本、読んでみた。 悠太と加奈の話が良かったな。二人で助け合うようになる話が良かった。色々過程に問題抱えている人間同士が助け合い幸せになっていく話は救いがあって良かった。

2024/04/29 07:35