『僕らの世界が交わるまで』映画のあらすじ&感想/ジェシー・アイゼンバーグ初監督作品だがあと一歩かなという印象
2022年製作 ジェシー・アイゼンバーグ監督が母と息子のすれ違う心を描いた。ジュリアン・ムーアのうまさに救われているが、あと一歩何かが足りない。この一歩は限りなく大きい。 あらすじ DV被害に遭った人々のためのシェルターを運営する母エブリン(ジュリアン・ムーア)と、ネットのライブ配信で人気を集める高校生の息子ジギー(フィン・ウォルフハード)。 社会奉仕に身を捧げる母と自分のフォロワーのことで頭がいっぱいのZ世代の息子は、お互いのことを分かり合えず、すれ違ってばかり。 そんな2人だったが、各々がないものねだりの相手にひかれて空回りするという、親子でそっくりなところもあり、そのことからそれぞれが少…
2024/01/20 14:18