旅が好き。海外旅行添乗員、イギリス永住権取得、そして今は港区の高層階から次の目的地を夢見る日々。添乗員として世界を飛び回った思い出、東京での都会暮らしを、等身大で綴っていきます。
カスタードプリンがアイスに! ハーゲンダッツの限定フレーバー
最近、蒸し暑い日が続きますね。 うちのオフィスは「エコ」を意識していて、エアコンをなるべく控えめにしているんです。 汗かきの私は、気づけば扇子片手にカタカタ仕事… なんて日もしばしば。 そんな中、仲良しの総務部長さんが、ふらっと差し入れを持ってきてくれました。 ハーゲンダッツの期間限定「カスタードプリン」! 思わず「わぁ!」と声が出ちゃいました。 そのとき、ちょうど面倒なエクセルと格闘中で、脳が甘いものを欲していたところだったのです(笑)。 早速、デスクでひと口。 …え、これ、ほんとにアイス!?って思うほど、濃厚なプリン感。 なめらかで、ちょっとリッチなカスタードの風味。 カラメルの感じもしっ…
チョコレート600円分に、クール便!?——日本のサービス精神にびっくり
うちの上司は、毎日朝から晩まで会議づくし。 まさに分刻みのスケジュールで動いています。 ときどき会議が長引いてしまって、次のお客様にお待ちいただくこともあるのですが、そんな時のために、応接のソファのそばに小さなテーブルセットを置いています。 その上には、小さなバスケット。中には、明治のアーモンドチョコをそっと入れています。 お見えになるのは、たいてい部長クラスの方々。 お忙しい中でのご訪問だと思うと、少しでもホッとしていただけたら…という気持ちから始めました。 バスケットには、ちょっとした手書きのメッセージも添えて。 この小さなお菓子の習慣、実はもう3年ほど続いていて、最初はクッキーだったり、…
ここ数日、毎日のようにマンション内の小さなガーデンに足を運んでいます。 ちょうど今、バラたちが一年でいちばん美しく咲き誇る季節なのです。 ▼以前の記事でも少しご紹介していました: atelier-lotus.hatenablog.com かつて暮らしていたイギリスでは、自分の手でたくさんのバラを育てていました。 Davit Austin、Harkness、Beales……英国には長い歴史を持つバラの生産者が多く、国内で流通するバラの多くが「イングリッシュ・ローズ」でした。 でもその頃、私は逆に、日本やフランスで育種されたバラに強く惹かれていて——なかでも「ピエール・ドゥ・ロンサール」はずっと憧…
ここ数日、毎日のようにマンション内の小さなガーデンに足を運んでいます。 ちょうど今、バラたちが一年でいちばん美しく咲き誇る季節なのです。 ▼以前の記事でも少しご紹介していました: atelier-lotus.hatenablog.com かつて暮らしていたイギリスでは、自分の手でたくさんのバラを育てていました。 Davit Austin、Harkness、Beales……英国には長い歴史を持つバラの生産者が多く、国内で流通するバラの多くが「イングリッシュ・ローズ」でした。 でもその頃、私は逆に、日本やフランスで育種されたバラに強く惹かれていて——なかでも「ピエール・ドゥ・ロンサール」はずっと憧…
「今日も行けたね」で、自分をちょっと好きになれる——週末ジムとレプロナイザーの話
特別な予定がないかぎり、私は毎朝ジムに行っています。 といっても、平日は仕事前の短時間。 軽く20分走って、10分くらいストレッチしておしまい。 本格的に鍛えている人に比べたら、全然ゆるいルーティンです。 でも、私にとっては「効果」より「約束」が大事。 「やるって決めたことを守る」——それが自分との小さな約束なんです。 些細なことでも、やらなかった日は、なんとなくモヤモヤしてしまう性格で。 それが小さなストレスとなって、自分がちょっと嫌いになってしまうことも。 だからこそ、「ジムに行く」という自分との約束は、今日もクリア。 ストイックになりすぎず、でも淡々と続けることで、ほんの少し自信が持てる…
今日もイベントでした。 お昼は、麹町フレンチというレストランから届いたステーキ弁当。 私はお肉が好きなので、ついついこういう選択に……(苦笑)。 とんかつ弁当なども気になるのですが、出席者には非日本人の方も多く、純和風のお弁当だと、フォークを別に用意しないといけなかったり、「どう食べたらいいの?」と遠慮されてしまったりすることもあって、どうしても和洋折衷のスタイルが多くなります。 ちなみにこのとき ↓ にお願いしたパッチョコーネよりも、今日のお弁当のほうがスタッフには好評でした。 atelier-lotus.hatenablog.com やっぱり、厚切りのお肉って満足感がありますよね。 食べ応…
ここ数日、毎日のようにマンション内の小さなガーデンに足を運んでいます。 ちょうど今、バラたちが一年でいちばん美しく咲き誇る季節なのです。 ▼以前の記事でも少しご紹介していました: atelier-lotus.hatenablog.com かつて暮らしていたイギリスでは、自分の手でたくさんのバラを育てていました。 Davit Austin、Harkness、Beales……英国には長い歴史を持つバラの生産者が多く、国内で流通するバラの多くが「イングリッシュ・ローズ」でした。 でもその頃、私は逆に、日本やフランスで育種されたバラに強く惹かれていて——なかでも「ピエール・ドゥ・ロンサール」はずっと憧…
今日のランチは、ヘルシーにマクロビにしました。 ご存じの方も多いと思いますが、マクロビ(「マクロビオティック」の略です)は、玄米や野菜、豆類や海藻などを中心とした健康志向の食事です。 日本の伝統的な食事を中心として、調理法も煮る・焼くなどといったものに限定し、健康と長寿を意識した食事です。 かなり前ですが、かの有名なマドンナも美と健康のためにマクロビに傾倒していた時期があり、マクロビ料理のために日本人女性の専属コックを雇っていたこともあるそうです。 そういった事情もあって、イギリスでもかなり前から流行していて、マクロビ料理教室とか、マクロビを意識した食材などが普通にスーパーで売っていました。 …
今日は、先日ご紹介した Osterley Park の続きです。 atelier-lotus.hatenablog.com お屋敷を出て一歩外に出ると、まぶしい太陽と青く澄んだ空が広がっていました。 芝生の向こうからは、風にそよぐ木々の音がふわりと届きます。 ここは「チャイルド夫人の庭」と呼ばれる、色とりどりの花が咲き誇るエリア。 この場所は、チャイルド夫人の寝室からよく見える位置にあり、夫人は時折自らも鋏を手に取り、庭仕事を楽しんだそうです。 まさに、自室からの眺めも含めてデザインされたプライベート・ガーデンです。 こうした幾何学模様の花壇は「パルテール」と呼ばれ、フランス語で「花壇」を意味…
18世紀の美意識に触れる部屋巡り|オスタリーハウス訪問記 ②
先日の記事では、オスタリー・ハウスのグレート・ホールをご紹介しましたが、今日はその続きを。 (前の記事 ↓) atelier-lotus.hatenablog.com グレート・ホールを抜けると、**ロング・ギャラリー(Long Gallery)**に出ます。 足を踏み入れた瞬間、空気がすっと変わるのを感じました。長く伸びる廊下の先には、静かで落ち着いた時間がゆっくりと流れているような空間が広がっていました。 ロング・ギャラリーは、16〜17世紀のイギリス貴族の邸宅に見られる建築様式のひとつで、屋敷の端から端までを貫くように設けられた、細長い部屋です。 もともとは読書や音楽、会話などを楽しむ多…
シンガポール出張から戻ってきた同僚が、こんなものをくださいました。 TWGの紅茶。 しかもひと箱まるごと、私にと持ってきてくれたのです。 気軽にいただくにはちょっと気後れするような贈り物でしたが、彼の気持ちが嬉しくて、ありがたく頂戴しました。 実は彼が出張に行く前、旅費のことで少し相談を受けていたのです。 彼はシンガポール出身。 なのに会社の旅費規定では、出張後に現地で休暇を取ることが認められておらず、ご両親に会うことは諦めていたようでした。 でも、規定を守りつつ、個人負担も最小限におさえられる方法をいくつか提案したところ、無事に滞在を2日延ばすことができたそうで、ご両親ともゆっくり過ごせたと…
ロンドンから電車で30分、別世界へ|オスタリーパーク訪問記 ①
ロンドンに暮らしていた頃、朝起きて空が晴れているだけで、なんだかワクワクしたものでした。 予定のない日には、「今日は、どこへ行こうかな?」と考えながら、テラスでコーヒーとクロワッサンをお供にのんびりスタート。 そんな日の行き先として、私がよく足を運んでいたお気に入りの場所があります。 その場所は、ロンドン中心部から電車でわずか30分ほど。 地下鉄と徒歩を乗り継いで気軽に行けるのに、まるで別世界のような静けさと美しさが広がっています。 その名も Osterley Park(オスタリー・パーク)。 広々とした庭園と、ネオクラシカル様式(イギリスでは「ジョージアン様式」とも呼ばれます)の優雅な邸宅が…
イギリスの森に咲く、青紫の絨毯 —— ブルーベルと春の思い出
イギリスに住んでいた頃、毎年この季節になると、ブルーベルを見に森へ出かけるのが小さな楽しみでした。 ブルーベルは、半日陰のしっとりとした森に群生する、薄紫色の釣鐘状の花です。 まるで森の床一面に、ふわりと青紫の絨毯が広がったかのような光景—— 木漏れ日が落とす影の濃淡と相まって、その風景はため息が出るほど幻想的です。 私は当時、地元のハイキングクラブに“ゆるく”参加していて、時々、森や丘へ歩きに出かけていました。 これは、ロンドン郊外——テムズ川の近くの森へ行った時に撮った写真です。 木漏れ日をくぐりながら、森の奥へと進んでいくと…… ほら、見えてきました。 紫の花が一面に咲き誇る、春の魔法の…
日々に区切りを──マヤ暦から学ぶ“見直し”と“手放し”のタイミング
前にも少し書きましたが、私はマヤ暦を日々の参考にしています。 atelier-lotus.hatenablog.com といっても、占いやスピリチュアルなものが大好き!というわけではなくて、「いま自分がどんな時間にいるのか」「どんなことに意識を向けるといいのか」を知るための、ひとつの“目安”のようなものとして活用しています。 さて、そんなマヤ暦の上では、今日から新しい期間が始まりました。 マヤ暦では、1年を260日のサイクルでとらえます。 これを大きく4つに分けて、それぞれ「起・承・転・結」の流れになぞらえることができます。 その中で、今日から始まるのは「承」の期間。ちょうど52日間続きます。…
新橋ランチ|三島由紀夫も通った老舗「末げん」の親子丼と唐揚げ
今日は、新橋にある老舗の鳥料理店「末げん」でランチをいただきました。 こちらは明治42年創業という、歴史あるお店です。 文豪・三島由紀夫が足繁く通っていたことでも知られ、亡くなる前日にもここで食事をしていたのだそうです。 そして、女将さんから「またいらしてくださいね」と声をかけられたとき、「あの世から来ます」と答えた、という逸話も残されています。 今では珍しく、玄関で靴を脱いで店内に上がるスタイル。 その所作からも、長い歴史の重みと、おもてなしの心が感じられます。 この日は、名物の親子丼をいただきました。 こちらの親子丼は少し変わっていて、とろとろとした口当たり。 シャモ、地養鶏、合鴨をブレン…
昨晩、久しぶりに友人から連絡がありました。 「ニュージーランドの労働ビザをオンラインで申請するんだけど、分からないところがあって…」と。 申請は英語。大事なことだから、できるだけ間違えたくない。そんな気持ちが伝わってきました。 画面を共有しながら一緒に進めたものの、必要書類が一つ足りず、その日は申請までたどり着けませんでした。 彼女は、某高級ホテルで働くセラピスト。ずっと前から「いつか海外で働きたい」と語っていて、その夢に向かって、着実に歩みを続けてきた人です。 長期休暇を取っては海外に学びに行き、専門のディプロマを取得して…。その努力を、私は見てきました。 英語が苦手で「お客様にもっと丁寧に…
上海に出張していた同僚から、こんなお土産をいただきました。 鮮やかな黄色の箱に、瀟洒なアールデコ調の建物が描かれたレーズンバターサンド。 この建物は、1926年に建てられた「旧フランスクラブ」。現在は「オークラ ガーデンホテル上海」として生まれ変わっているのだそうです。 実は私、上海にはまだ一度も行ったことがないのですが、同僚曰く「治安も良くて楽しい街で、とってもおすすめ!」とのこと。 そう聞くと、ふっと心が動きます。 香港には何度も足を運んでいて、エネルギッシュな雰囲気が大好きなのですが、そういえば上海の方が、距離的にはずっと近いんですよね。 私は今、香港ディズニーランドの年間パスポートを持…
パッチョコーネのお弁当と、ローストビーフに寄せる小さなこだわり
会社によって違うと思うのですが、私の仕事には年に数回、大きなイベントの企画・運営があります。 もともと、私は以前に海外旅行の添乗員をしていたことがあって、そのせいか「人と関わる仕事が得意そう」と思われるようで、イベントでは裏方のまとめ役やお世話係を任されることが多いんです。 ときどき「これって秘書の仕事なのかな?」と思うようなこともありますが(笑)、なんだかんだ楽しくやっています。 そして今日も、そんなイベントがありました。無事に終わって、ほっとひと息ついたところです。 今回、イベント当日に手伝ってくれた裏方チームのために、仕出し弁当を用意しました。 実は私、料理やお弁当の手配が大好きでして……
私が住んでいる港区のマンションには、住人だけが入ることのできる小さなガーデンがあります。 ここに住む前、内覧に来たときのこと。 不動産屋さんが案内してくれたのですが、「まあ、今日見たらもう来ることはないと思いますけど、こんな場所もあるんですよ」と、まるでおまけのような口ぶりで紹介されたその場所。 でも、私はそのガーデンに一目惚れしてしまったのです。 内覧に訪れたのは10月。 花が終わったバラの枝がきちんと剪定されていて、その切り方がとても丁寧で、セオリーにきちんと沿っているのが伝わってきました。 「ここはきっと、ちゃんとお世話されているガーデンだ」 そう感じた瞬間、私は「このマンションに住みた…
実は、GW前の2週間ほど、ちょっとしんどい日々が続いていました。 仕事が立て込んでいたこともあり、胃腸の調子がずっと悪くて…。あまりの痛みに病院へ行ったところ、「ストレス性の胃腸炎でしょう」とのことで、自律神経に効くお薬を処方されました。 なるべく薬は飲みたくない性分なのですが、だからといって体調を理由に仕事を投げ出すこともできず…。薬に頼りつつ、なんとか乗り切ったというのが正直なところです。 終わったあとは達成感と、それに見合う大きな疲労感がどっと押し寄せましたが、GW中は心ゆくまで好きなことをして過ごしたので、GW明けは元気を取り戻しました! さて、少し唐突かもしれませんが、「マヤ暦」って…
Trade Deal の陰で思うこと――対話のある暮らしが恋しい
イギリスとアメリカが、Trade Deal(貿易協定)で合意に至りました。 トランプ大統領が関税を発表して以来、BBCではほぼ毎日のようにこの話題が取り上げられていました。 イギリスからアメリカへの輸出品である車や鉄鋼には、当初25%の関税が課される予定でしたが、今回の合意では「車10万台までは10%」「一部の鉄やアルミニウムは無関税」となったそうです。 ロールス・ロイスやランド・ローバーといった高級車メーカーをはじめ、多くのイギリスの自動車産業にとっては安堵の材料となったことでしょう。なぜなら、この関税により多くの雇用が失われる懸念があったからです。 BBCでは「歴史的な合意」として歓迎ムー…
藤の花が咲く季節になりましたね。 イギリスに住んでいた頃、私は毎週末、近所の歴史的建造物でボランティアをしていました。 場所は、北ロンドンにある17世紀に建てられた邸宅。 入場券の販売や屋敷内のガイドを担当していたのですが、その館は、ハープシコード(古い鍵盤楽器)のコレクションと、美しい庭園でも知られていました。 イギリスでは、ボランティアは特別なことではなく、暮らしに自然に根付いていて、人々が自分の得意なことや関心のあることで社会と関わる文化があります。 私は朝から午後1時までのシフトで活動していたので、仕事が終わると、庭園をゆっくり散策したり、ベンチに腰かけて水のせせらぎに耳を傾けたりして…
ゴールデンウィーク明けの出社初日。 同僚の秘書さんから、こんな嬉しい差し入れをいただきました。 フォションのクッキーです! 彼女は先週いっぱいお休みを取っていて、その間のお仕事を私が少し引き受けたのですが、そのお礼とのこと。 「そんな、気を遣わなくていいのに」と言いながらも、甘いものに目がない私は、いただいたお菓子を前に「どのカップでコーヒーを淹れようかしら?」なんて、つい顔がほころんでしまいました。 私は昔からウェッジウッドの食器が好きで、普段の食卓にもテーブルウェアシリーズを使っています。 カップ&ソーサーも、リータイプのものをいくつか揃えていて、今日はどの柄にしようかと選ぶ時間もまた、楽…
今回は、前回の続きです。 お洒落なフレンチレストランだと、なかなか料理をシェアするのは気が引けますが、ここは気取らない「ガンゲット」。せっかくなので、気になるものをいろいろ注文して、二人で分けながらいただくことにしました。 まずは、前菜。 フランス語の先生が「ぜひ食べてみて」とすすめてくれた、生のマッシュルームです。 ぷっくりとしたマッシュルームが数個と、発酵バターが添えられた、驚くほどシンプルなひと皿。 お店のマダムに食べ方を教わり、マッシュルームを4つにカットして、たっぷりのバターとお塩、好みで胡椒をかけていただきました。 口に入れると、コリコリとした歯ごたえの後に、ほんのりとした甘みが広…
パリの下町に迷い込んだような夕べ ── 田原町「ガンゲット・ラ・シェーブル」
先週の金曜日、ゴールデンウィーク直前のこと。 フランス語の先生が「都内で一番美味しいと思う」と太鼓判を押していたレストランへ行ってきました。 お店の名前は 「ガンゲット・ラ・シェーブル」。場所は浅草の近く、田原町。 住宅地の中にひっそりと佇むそのお店は、一昔前のパリの下町にあるような、どこか懐かしい雰囲気のレストランでした。 到着したのは金曜日のディナータイム。 にもかかわらず、店内には私たち2人だけ。食事中も他にお客さんは来ず、なんとも静かなひとときでした。 ちょっとくたびれた内装に、鳥や豚の古い置物たち。最近の東京に多い、いわゆる“おしゃれ系”フレンチとは一線を画す空間です。 でも、それこ…
私の職場は、とても働きやすく恵まれた環境です。 ただ、あえてひとつだけ不満を挙げるとすれば、好きなタイミングで長期休暇が取りにくいことでしょうか。 もっとも、これは職場環境というよりも、秘書という職業柄によるものです。 自由に長期休暇を取ってしまうと、上司の仕事に支障をきたしてしまうため、たいていは上司の長期休暇に合わせて自分もお休みを取るようにしています。 そして、毎年この季節になると、私は少しだけ切ない気持ちになります。 というのも、この時期になると決まって「イギリスに帰りたいなあ…」と思うのです。 その理由は、5月中旬から6月初めにかけてが、イギリスでバラがもっとも美しく咲き誇る季節だか…
今日のランチは、ベトナム風サンドイッチ。 久しぶりに会った友人のリクエストで、家の近くのベトナム料理屋さんに行きました。 元気よく注文を取る、若い東南アジア系の店員さんを見ながら、「アジアの人たちって、本当にエネルギーにあふれているなぁ…」と、しみじみ思いました。 でも、私たちのテーブルで話されていたのは、その元気さとは裏腹の話題でした。 友人が、職場でハラスメントを受けているというのです。 「ハラスメント」と聞くと社会人特有の言い回しのようですが、内容を聞いてみると、まるで学生時代のいじめのようでした。 彼女には持病があり、服薬の副作用で体型が変わってしまったそうです。それに対して、「そんな…
パリからの贈り物。 久しぶりにラデュレのマカロンをいただいて、思わず、あの器のことを思い出しました。 イタリアのアッシジの街で出会った、小さな陶器工房のお皿。 今日は、そのふたつを合わせて、私だけのティータイムを楽しみました。 今朝、出勤すると—— 甘いものに目がない私のことをよく知っている同僚の重役秘書が、嬉しそうにデスクに近づいてきました。 その手には、ラデュレの箱が! パリから出張で日本に来ている方からのお土産で、ありがたくおすそ分けをいただいたのでした。 中には、ピンクとイエローのマカロン。 この鮮やかなコントラストを見て、ふとアッシジで買った陶器の色合いを思い出しました。 ちょっと色…
「ブログリーダー」を活用して、まりこさんをフォローしませんか?