大橋ひろこ(アナウンサー/投資家) ラジオNIKKEI「マーケット・トレンドDX」TBSラジオ「トレードアイランド学園」WEB動画「なるほど投資ゼミナール」など、様々なメディアで活躍する大橋ひろこによるブログ。
|
https://x.com/hirokoFR |
---|---|
![]() YouTube |
https://www.youtube.com/@toushiseminar |
株高、ドル高、リスクオン相場へ~トランプ関税は違法?!国際貿易裁判所の判断受け
スポンサー企業:JFX株式会社 米国際貿易裁判所、トランプ政権の関税措置は違法判断 今日5/29(木)の東京株式市場はこのニュースを受けて全面高、リスクオン相場となっています。 トランプ大統領の関税措置に米国際貿易裁判所が違法の判断 米国際貿易裁判所は28日、トランプ大統領の世界的な関税措置を巡り、違法だとして阻止する判断を下した。トランプ氏の主要経済政 www.bloomberg.co.jp 米国際貿易裁判所は28日、トランプ大統領の世界的な関税措置を巡り、その多くの部分について違法だと判断して差し止めを命じた。 記事によるとトランプ氏の関税措置
スポンサー企業:JFX株式会社 NVIDIA決算前、米株小動き 皆さんが朝起きる頃にはNVIDIA決算が出ていると思われますので、あまり現状のマーケットを詳しく記したところで意味がなくなってしまうと思いますが、現状AM2:00過ぎの米株市場は小動き。積極的にリスクを取る動きは見られませんが、かといって崩れるという風でもなく、静かに決算を待つセンチメント。NVIDIAが米株市場のすべてを占うわけではありませんし、ひと頃よりは注目度が低下していますが、やはりここからの半導体銘柄の先行きを占う上では重要です。 世界の株価 AM2:10 NY連銀総裁、インフレ加速なら利上げの可能性に言及
スポンサー企業:JFX株式会社 財務相、国債発行計画の年限構成の再検討報道でドル円急反発 これまでのセンチメントが一変しました。日本の超長期金利上昇が警戒されていましたが、今日、財務相が2025年度の国債発行計画の再検討との報道で日本の金利が急低下、これを好感して株式市場の上昇に勢いがつきました。ドル円相場も円高基調から抜け出し、ドル高円安に大きく動き出しています。 ドル円15分足 25年度市中年限債の発行再検討へ、超長期債減額も視野=関係筋 超長期債利回りの歴史的上昇を受け、財務省が2025年度国債発行計画の年限構成を近く再検討することが27日、分かった。複数の j
関税報道に耐性がついた株式市場、結局EU関税は都度延期で日本株全面高~ドル売りは継続
スポンサー企業:JFX株式会社 6/1発動としていたEUへの50%関税、7/9に延期表明 またしても延期、そして、延期されたというだけでリスクオン相場となるパターンの踏襲に辟易としている向きも多いでしょう。5/23(金)夜にトランプ大統領が自身のSNSで「6/1からEUに対し関税50%を課す事を考えている」と発信してからわずか3日で延期を決定。 トランプ氏、対EU50%関税期限の7月9日までの延長に同意 トランプ米大統領は、欧州委員会のフォンデアライエン委員長との電話会談後、欧州連合(EU)に対する50%の関税発動期限を7月 www.bloomberg.co.jp
6/1~EUに50%の関税発動か?トランプ大統領SNSでAppleに25%関税も
スポンサー企業:JFX株式会社 トランプ大統領「EUに6月1日から関税50%課す」?! 5/23(金)夜、突如欧米の株が下がり、ユーロが急落する局面が。材料を探すと、トランプ大統領のSNS投稿。 「6/1からEUに対し関税50%を課す事を考えている」 EUはアメリカを貿易で利用することを主な目的として設立されたもので非常に扱いにくい存在だ。彼らの強力な貿易障壁、付加価値税(VAT)、ばかげた企業への罰金、非金銭的な貿易障壁、通貨操作、アメリカ企業に対する不当かつ根拠のない訴訟などにより、アメリカは年間2億5千万ドル以上の貿易赤字を抱えている。これは全く容認できない数字だ。彼らとの協
スポンサー企業:JFX株式会社 5/21(水)NY市場、米20年債入札不調で米株下落 今夜5/22(木)ではなく、昨晩のことですが(noteをUPした後のAM2時)米国20年債入札が不調に終わり、米金利が一段の上昇となり米国株が急落しました。 債券下落へ、財政懸念と入札不調で米金利上昇-超長期の需給不安続く 22日の債券相場は下落が予想される。米国で20年国債入札の不振を受けて長期金利が大幅上昇した流れを引き継ぐ。超長期債の需給 www.bloomberg.co.jp 足元では、米国の大型減税法案(通称「一つの大きく美しい法案」)が下院で可決し上院での
日米ともに超長期金利上昇~韓国ウォン上昇~ウルフスピード破綻の影響
スポンサー企業:JFX株式会社 日米ともに金利上昇、警戒必要なのは、、、 長期金利の上昇傾向続く 30年債の利回り過去最高に NHK 【NHK】21日の債券市場は、財務省が20日に実施した日本国債の入札で需要が弱かったという受け止めから国債を売る動きが強ま www3.nhk.or.jp 日本の超長期金利は今日も上昇。昨日に続いて今日5/21に開催された日銀による機関投資家を対象とした債券市場参加者会合では、大手生命保険や年金投資家などから超長期債利回りの上昇に対する懸念と対応を求める声が上がったようです。 大手生保など超長期金利上昇を懸念、日銀
日本の30-40年金利過去最高更新、20年入札不調、日本金利上昇の理由
スポンサー企業:JFX株式会社 日本の30~40年金利過去最高更新、20年入札不調 もっぱら市場の話題は債券市場、日米の金利上昇。まずは日本ですが、今日20年物国債入札で、平均落札価格と最低落札価格の差「テール」が1円14銭まで開きました。これは1987年以来38年ぶりの大きさ。テールというのは入札の好不調を示す指標です。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は2.5倍と、2012年以来の低水準。 この結果を受けて28日に予定されている40年国債入札に対する警戒感が高まったとみえ、新発40年国債の利回りは3.6%と前日から15bp上昇し、過去最高を更新。30年国債利回りも1999年の
スポンサー企業:JFX株式会社 米長期金利一時4.56%に上昇も米株は確り 東京市場はムーディーズの米国債の格下げを受けて軟調な展開でしたが、NY株式市場はむしろ堅調です。 為替市場はそれでもドル売りが優勢。 ドル円相場は5/19東京市場寄り付きは145.22円へとギャップダウン(窓をあけて下落)その後144.65円まで円高となりましたが、ドル売りの勢いはそれほど強くありませんでした。 ドル円5分足 肝心の米国債市場も、やや米債売りが広がり米長期金利は一時4.56%台まで上昇=米国債売りとなったものの、金利上昇の勢いは強くありませんでした。つまり米債売りは限定的。長期金利現在は4.
スポンサー企業:JFX株式会社 米国トリプルA格付け失う、ムーディーズ格下げに踏み切る 米格付け会社ムーディーズ・レーティングスは、米国の信用格付けを最上位「Aaa(トリプルA相当)」から「Aa1(ダブルAクラス)」に1段階引き下げました。フィッチ・レーティングスは2023年8/11にAAA(最上位)から AA+(1段階下)へ引き下げ、S&Pグローバル・レーティングは2011年8/5にAAAから AA+へ引き下げ(米国史上初の格下げ)を実施しており、ムーディーズだけが最上位格付けを維持してきましたが、これで米国は主要3社の格付け機関からのトリプルA格付けを失ったことになります。 格
米指標弱く米株堅調、為替市場ではクロス円大きく下落のリスクオフ
スポンサー企業:JFX株式会社 為替市場はリスクオフの値動き鮮明だが・・・ 今日5/15(木)はドル円相場の円高が一段と進行。 週明け、米中貿易交渉の進展を好感し148円まで吹き上がった分を全て削ってしまう下落となりました。ドル円下落=円高を受けてクロス円も軒並み下落しており、この値動きは教科書的に見ればリスクオフ的であると言えます。 上段 ドル円 ユーロ円 ポンド円 下段 NZドル円 豪ドル円 カナダ円AM1:35時点 今夜は通貨市場の値動きがまちまちで、ドルはやや売られていますが、一方で積極的な円買いが確認されています。今日のドル円下落はどちらかというと円高要因の圧力が大きい
スポンサー企業:JFX株式会社 通商交渉巡る報道で神経質に反応するドル円相場 5/14(水)17:00頃、ドル円相場は突如円高方向にストンと下落。目立った材料がなかったのですが、後になって韓国と米国の通商交渉で為替が協議されたことに反応したようだ、という報道が。 米韓高官が為替政策を協議、ウォン急伸-円も連想買いで上昇 米国と韓国は5月初めに為替政策を協議し、協議を継続することで合意したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。この報道を受け、 www.bloomberg.co.jp ドル円5分足 夕刻突如円高に こちらはドル/ウォンの動き。やはり同時刻、17
スポンサー企業:JFX株式会社 リスクオン続く、米国・サウジとの取引に湧き半導体上昇 ここまでの強さは予想していませんでした。今夜S&P500,SOX指数も200SMAを上抜けし上昇加速。4月の関税ショック前の水準を超え、再び史上最高値を模索するというのでしょうか。どうやら景気後退懸念も後退している模様。 JPモルガン、年内の米リセッション予想取り下げ-米中の合意踏まえ JPモルガン・チェースは米中の暫定的な通商合意を踏まえ、米経済の成長見通しを引き上げた。年内にリセッション(景気後退)に陥 www.bloomberg.co.jp 上段 ダウ平
スポンサー企業:JFX株式会社 米中通商協議、115%関税引下げ合意報道でリスクオン 米中通商協議が始まる5/9(金)英国との最初の貿易協定締結を発表する記者会見でトランプ大統領は「今こそ株を買うべき」と発言していました。これ、前にもありましたね。4/9、トランプ大統領は4/2に発表した各国への相互関税の上乗せ分を90日間一部停止すると発表しましたが、そのおよそ4時間前にSNSへ「絶好の買い時だ!!!DJT」と書き込んでいました。もちろん、この時も、そして今回も、トランプ大統領の言うことを素直に聞いてリスクテイクしていれば、今回も大きな利益が手にできたというわけですが、、、。 今
スポンサー企業:JFX株式会社 米中貿易交渉の行方は?トランプ大統領は80%が適切と発言 注目の米中貿易交渉、週末に大きなニュースはないようです。先週は、米中の貿易交渉が始まる!というだけでリスクオン相場となりましたが、トランプ大統領が5/9(金)にSNSに「中国に対する関税は80%が適切だ!ベッセント米財務長官次第だが」と投稿。 そもそもトランプ政権は中国に145%の関税を課すとしており、中国は報復として米製品に125%の関税を導入するとしていますので、80%になれば随分引下げられる印象ではありますが、冷静に考えれば80%でも両国にとってダメージが大きい。 最初の貿易交渉合意を取
スポンサー企業:JFX株式会社 米株高ドル高へ~トランプ大統領、英国との貿易協定合意を発表 5月FOMCがタカ派イベントとなったこともありますが、やはり市場はトランプ関税を主軸に動いています。今日5/8(木)はトランプ関税を巡る報道でリスクオンの様相を呈しています。 ドル円15分足 先週金曜の雇用統計、ISMを非製造業景況指数などを受け下落していたドル円。(ドル売りが続いていた)週明け、米中の通商交渉実施が決まると底入れし、昨晩のFOMCでパウエル議長がタカ派姿勢を見せるとさらにドル高となり、今日はトランプ大統領が「大国であり非常に尊敬されている国」との貿易協定について会見を行う、
スポンサー企業:JFX株式会社 FOMC直前、米中通商交渉始まる?!ドル買戻しの機運高まる あまり注目度が高くないのですが、今日5/7(水)は米FOMCなんですよね。今回は政策変更なし、つまり利下げはないだろうというのがコンセンサスでパウエル議長がこのところのトランプ大統領からの圧力に対しどのような会見をするのか、今後の利下げに道筋を示すのかに注目ですが、皆さんがこのnoteを読む頃には結果が出ていることでしょう。現在AM2:00です。 市場は米金融政策より、トランプ関税の行方を材料に動いています。5/7㈬早朝はこのニュースでドル円相場が急伸。 米財務長官とUSTR代表、
スポンサー企業:JFX株式会社 米国売り再燃の様相、ベッセント発言でやや株に買戻しも 5/6㈫ナスダック100やSOX指数、S&P500などの米国株指数はギャップダウン(窓開けしての安寄り)スタート。S&P500が先週5/2(金)まで9連騰していましたが、5/5(月)に力尽き、今日5/6は売りが優勢のスタートとなりましたが、ベッセント財務長官発言で買戻しが優勢。トランプ関税を巡る要人発言に神経質に反応する地合いが続きます。 US Treasury Secretary Bessent: I can see a substantial reduction in t
スポンサー企業:JFX株式会社 米雇用統計ヘッドラインほど強くない? 週明けからドル売り基調強める 雇用統計~今週開催の5月FOMCというより、今週予定されている米国債入札のほうが注目度が高いようです。米債入札については後述します。まずは雇用統計。NFP非農業雇用者数が予想を上回ったことで、発表直後はドル買いとなったものの、よくよく確認すると先月、先々月の数字が下方修正されるなど決して強いとは言えない内容で、その後ドル売りに。しかしNYクローズにかけては再びドルが買い戻されるなど、ドル円は方向感のない展開となりました。 【米4月雇用統計】 3月は+22.8万→18.5万人に下方修正
スポンサー企業:JFX株式会社 日銀利上げ見送りも、展望リポート/植田総裁会見で円安加速 日銀金融政策決定会合、予想通り利上げは見送られました。 声明は極めてシンプル。 経済物価情勢の展望はこちらから。https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor2504a.pdf 実質GDP成長率は25年度0.5%、26年度0.7%と、前回1月に示したリポートの見通し(25年度1.1%、26年度1.0%)から下方修正。新たに示した27年度は1.0%。 生鮮食品を除くCPIの上昇率は25年度2.2%、26年度1.7%。1月リポートの25年度2.4%、26年度2.
スポンサー企業:JFX株式会社 米1-3月期GDP成長率▼0.3%、関税発動前輸入急増 予想は+0.3~0.4%程度でしたのでネガティブサプライズ。発表直後は米国株が大きく売られましたが、徐々に下げ幅を縮小する展開となっています。関税発動前の輸入急増の影響が大きく、実態はそれほど悪くないとの評価。 米経済マイナス成長に GDP1〜3月0.3%減、トランプ関税で - 日本経済新聞 【ワシントン=高見浩輔】米商務省が30日公表した1〜3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、前期比年率で0.3 www.nikkei.com ・マイナス成長は22年
「ブログリーダー」を活用して、大橋ひろこさんをフォローしませんか?