大橋ひろこ(アナウンサー/投資家) ラジオNIKKEI「マーケット・トレンドDX」TBSラジオ「トレードアイランド学園」WEB動画「なるほど投資ゼミナール」など、様々なメディアで活躍する大橋ひろこによるブログ。
|
https://x.com/hirokoFR |
---|---|
![]() YouTube |
https://www.youtube.com/@toushiseminar |
石破新総理誕生でドル円3円急落、日経平均先物2000円下落 1位高市氏、2位石破氏で決選投票へ。この時点では高市氏勝利への期待への高まりからドル円相場は146.46円まで円安ドル高が進行。ところが決選投票の結果、石破氏が逆転勝利。この瞬間、ドル円相場は3円もの急落、円高進行となりました。まるで為替介入でも入ったかのような値動きです。 ドル円 5分足 その後の欧州、NY時間にも反発は鈍く、結局NYクローズでは142円台へと下落。高値から4円もの円高となった総裁選でした。ここまでの変動は予想外でした。1回目投票で1位だった高市氏がそのまま勝ち抜くと考えていたマーケット関係者も多かったもの
世界の緩和でリスクオン?!日経平均1055円超上昇 26日(木)これほど日本株市場が上昇するとは。明日、自民党総裁選ですが、株式市場は特に警戒していないようです。今日の日本株上昇の背景としては 1)3月期決算企業中間配当の権利付き最終売買日 ~配当の権利取りを狙う個人投資家の買い 2)配当再投資への思惑買い ~機関投資家が将来に受け取る配当金を先回りして投資 3)米半導体メモリーのマイクロン・テクノロジー急伸 ~25日発表24年6~8月期決算、 売上高過去約10年で最高の伸び・強気の業績見通し 4)米国利下げ、中国景気刺激策など世界の緩和 ~米国0.5%利下げ、 ~中国利下げ
一転、ドル独歩高「ドル高、円安」2つの力でドル円上昇 結局ドル円はレジスタンス超え。 今夜は円安に加えて「ドル高」となっています。今日25日(水)のドル円上昇は、円売りとドル買いの2つの力によって実現しています。昨日までは円安によるドル円上昇で、決してドルは強くなかったのですが、ドル高も加わってドル円の上昇が力強さを増してきました。 ドル円日足 点線のレジスタンスで反落するかと思われたが、、、 円安とドル高の2つの力によるドル円上昇、というのは通貨インデックスの動きから確認できます。25日(水)はドル独歩高、他通貨はすべて下落しています。 通貨インデックス 今夜はドルだけが上昇してい
ドル独歩安が顕著、リスク選好相場も継続か~中国株、緩和で急反発中
リスク選好相場は続く…?! 昨日欧州PMIきっかけでユーロが急落、ユーロ円主導でドル円が上値重くなってきたことから(チャート的にも上昇を阻まれる水準だった)ドル円の反発のフェーズが終焉したか?!と思ったのですが、甘かった・・・ ドル円とユーロ円ショートポジションは今日全て損切りしました。 仕切り直しです。ドル円は今日144.68円まで上昇しました。 ドル円143.81円S→144.08円損切り ユーロ円159.82円S→160.34円損切り 結局ダウは昨晩23日(月)も史上最高値更新ですし、今日24日(火)日経平均もTOPIXも上昇、どちらも4営業日続伸です。上げ幅は縮小しています
欧州~米国PMI悪化で、ユーロ急落 23日(月)東京市場は秋分の日の祝日。欧州指標としてはユーロの変動を大きくするPMIが発表され、結果が軒並み悪かったことからユーロが大きく下落する局面がありました。 23日(月)欧米PMI結果 ユーロ圏総合PMI、9月速報50下回る 需要大幅減 [ロンドン 23日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた9月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)はサービ www.newsweekjapan.jp 独9月PMI、景気後退を示唆 サービス4カ月連続鈍化 S&Pグローバルがまとめたドイツの9月のHCOB総合
早期追加利上げ警戒後退か 9月の日銀金融政策決定会合は現状維持。事前コンセンサス通りでサプライズなし。タカ派発言が繰り返されれば円高のリスクもあるか、と警戒された植田日銀総裁会見は、早期の追加利上げ警戒を後退させるものとなり、会見から5分程度で円安が一気に進行する格好となりました。 ドル円5分足と日米金利差(2年) 日銀総裁 「すぐに利上げだとはならない」【会見 詳しく】 NHK 【NHK】20日に開いた金融政策決定会合で、政策金利の据え置きを決めた日銀の植田総裁は、今後の政策運営について経済・物価の www3.nhk.or.jp 「現在も実質金利が極
利下げでもドル円上昇?中立金利は引き上げられた ドル円相場、東京前場で143.92円まで上昇しました。0.5%利下げのヘッドラインでは140.44円まで下落したのですが、パウエル議長会見から猛烈な巻き返しです。 ドル円5分足と日米金利差(2年) パウエル議長会見、「7月の米雇用統計で労働市場の軟化が示されていれば、7月下旬のFOMCで利下げに着手していた可能性があった」と述べていました。8/2の7月分雇用統計で失業率が4.3%に悪化しサームルール発動となりましたが、FOMCはこの雇用統計発表前だったため、このデーターを織り込んで動けなかった、という話です。つまり大幅利下げは「後手に回
FOMC0.5%利下げ、年内あと2回(0.25×2回)利下げ想定 直前になって、元セントルイス連銀ブラード総裁、0.5%の利下げはやりすぎだと主張、22:30発表の8月住宅着工件数も前月比9.6%増加と予想以上の増加を示し、前日の小売売上高や鉱工業生産指数が良かったことなどもあり、0.5%の利下げ織込みが直前には55%にまで低下していましたが、結局0.5%の利下げを決定しました。 FOMCメンバーの金利見通し、ドットチャートはこちら ドットチャート ドットチャートはばらつきがあるため、中央値を取ってわかりやすくまとめると下記のようになります。 FOMC金利見通し 0.25%を1回と
やっぱり利下げ幅は0.25%?!小売売上高受けてドル円反発上昇加速
小売売上高、市場予想を上回る 米小売売上高、8月0.1%増 市場予想を上回る - 日本経済新聞 【ニューヨーク=朝田賢治】米商務省が17日発表した8月の小売売上高(季節調整済み)は7107億7300万ドル(約100兆円 www.nikkei.com ・8月小売売上高:前月比+0.1% (予想:▼0.2%、7月:+1.1%←+1.0%) ・自動車除くコア:前月比+0.1% (予想:+0.2%、7月:+0.4%) 小売売上高、予想がマイナス0.2%のところ+0.1%は強い。 前月7月分も0.1Pの上昇修正となりました。 ただ、コ
東京休場で流動性が低下する中で139.57円まで円高進行 警戒はしていましたが、やはり140円を割り込みました。しかし、18時過ぎに再び140円大台を回復、さらにNY時間に上昇幅を拡大させています。一旦140円割れで達成感でしょうか。 ドル円日足 CME FedWatchは9月FOMCでの0.5%利下げ織り込みが61%にまで上昇しています。 CME FedWatch FEDウォッチャーWSJ紙のニックの記事がきっかけではありますが、前NY連銀総裁のダドリー氏が13日、シンガポールでのイベントでFRBが0.5%の利下げをする強い根拠があると話したことも輪をかけて大幅利下げ観測を高めたよ
WSJ紙ニック・ティミラオス氏記事で0.5%利下げ確率上昇 英語版記事は12日AM1:03、日本語訳は13日12:59に配信されたこの記事で今週9月17-18日開催のFOMCでの0.5%の利下げ確率が50%にまで急上昇。 【FRBの利下げジレンマ「大きく始めるか小さく始めるか」】 https://jp.wsj.com/articles/the-feds-rate-cut-dilemma-start-big-or-small-eeebb539?st=1SYb8Z 直前まで市場は80~90%の確率で0.25%の利下げというのがコンセンサスだったため、サプライズとなりました。ニック・
リスク選好相場が戻ってきた?ドル金利反発基調もドル安、ECB利下げでユーロ反発
NVIDIA大幅反発で半導体持ち直すか?景気後退懸念と綱引き 昨晩9/11(水)の米国株市況は景気後退懸念もあり大幅安でスタートするもハイテク株主導で大幅に切り返し、米主要株価指数はすべてプラス圏で引けました。11日は米8月コアCPIが予想より強く、9月FOMCでの0.5%利下げ期待が後退、0.25%利下げがコンセンサスとなる流れの中で、株が猛烈に巻き返す理由が見当たらないと不思議に思っていましたが、どうやらNVIDIAの反発上昇が広く波及したようです。 日経平均一時1200円高 「8連敗」阻止したNVIDIA 河井優香 - 日本経済新聞 12日の東京株式市場で日経平均株
TV討論会はハリス優勢?日銀中川審議委員発言で円高も短期的には米金利反発でドル円切り返し局面入りか
トランプ、ハリスTV討論会、ハリス優勢? 共和党トランプ候補と民主党ハリス候補のTV討論会、ABCテレビの司会者2名がハリス寄りだった印象がありましたが、分散型予測市場プラットフォームのポリマーケット、世論調査で米大統領候補TV討論会における勝者はハリス氏との見方が94%と圧倒的多数となったと安田佐和子氏のポスト。 分散型予測市場プラットフォームのポリマーケット、世論調査で米大統領候補TV討論会における勝者はハリス氏との見方が94%と圧倒的多数にhttps://t.co/pmodptSk1F pic.twitter.com/aEWq67AsQk — Street Insights
リスクオフの様相再び?ドル高、円高、スイス高 リスクオフ、というほど株が大きく崩れているわけではないのですが、今夜はナスダック指数を除く米主要株価インデックスが下落基調。 米主要株価インデックス VIX指数も20以下に落ち着いて来ていますので、リスクオフというのはそぐわないですね。SOX指数のH&S形状が完成してしまうリスクは怖いですけれど。 VIX指数はおちついてきた? しかしながら通貨市場では極めて典型的なリスクオフ時の動きとなっています。「ドル高、円高、スイス高」です。 ⬇️これは通貨インデックス比較。今夜9/9(火)はポンド、ユーロ、オセアニア、カナダなどが下落。リスクオフ時
年金の買い7兆円超、さらなる円高阻止?!円キャリーはまだ残っているか
日経平均一時1100円安も反発、底堅かった日本株市場 日経平均日足 9/6(金)の米雇用統計を受けて米国株市場が幅広く売られたことや、日経平均先物が35000円台まで下落していたことをうけ、週明け9/9(月)の日経平均は一時下げ幅1100円を超え、取引時間中としては約1カ月ぶりに3万5000円台を示現するも、みるみる下げ幅を縮小終値では▼175.72円 36215.75円で取引を終了。 日本株、安値では買い向かう向きがあった模様で年金基金などの鯨が入っていたのではないかとの観測も。ドル円、為替相場が早朝7時台に141円台に突っ込むも、その後ジリジリ円安ドル高に戻っていったことも売り方
雇用統計受けて米短期金利急低下、景気後退リスクに米株大幅下落
雇用統計受けてリスクオフ再燃?! いやいや、そんなに売り込むほどの悪い数字?!と雇用統計を受けた市場の反応に驚きますが、週明け月曜日の東京市場は8/5(月)の令和版ブラックマンデー再来か?と戦々恐々のムードにあります。 9/6(金)の夜間取引で日経平均先物は35000円台に下落しています。 (東京時間の終値は 36391.25円) 日経平均先物 もちろん、下げているのは日本株だけではなくて米国株全般に売りが広がっています。史上最高値を更新していたダウ、そして最高値に1歩届かなかったS&P500はWトップでしょうか? 米国主要株価インデックス一覧 特に市場関係者が注目している
明日の雇用統計前哨戦、ドル金利ドル円乱高下 決戦は金曜日。明日9/6(金)発表の雇用統計が重要なので一方向にはトレンドができにくいとは思っていましたが、今日9/5(木)のドル円は方向感なく神経質に上下動。注目の経済指標にアルゴリズムトレードが瞬発的に反応するもあくまで市場を動かしているのは短期筋のようです。 毎月勤労統計、実質賃金2ヵ月連続プラスで円買い 7月の実質賃金2か月連続プラス 現金給与総額31か月連続プラス NHK 【NHK】ことし7月の、働く人1人当たりの基本給やボーナスなどを合わせた現金給与の総額は、春闘の結果などを受けて31か月連
2番底探る展開か、米景気先行き懸念で米金利更に低下、ドル安円高へ
2番底を探りに行くか?9/4日経平均1638円安 9/4(水)▼1638.70円 37047.61円 ▼4.24% 前日9/3(火)の米国株市場が軒並み下落、特にNVIDIAが9%を超える下落となったことを嫌気し、東京株式市場でも値がさの半導体関連株を中心に売りが広がる展開。日経平均のリバウンド局面は終了です。この後、2番底を探りに行く展開となるでしょうか。 ただ、NVIDIA始め、米国株式市場今夜9/4(木)は小幅に反発しており続落基調とはなっていません。そもそも昨晩なぜ米国株式市場が幅広く下落したのかもハッキリしないんですよね。ISMやPMIなどの指標が悪く景気後退懸念が台頭した?
9月の株安円高到来?!米株下落、米金利低下のリスクオフ相場へ
植田日銀総裁発言で、円高圧力増す ドル円、下落幅の38.2%戻りくらいまでは反発するフェーズに入ったか、と思っていたのですが、甘かった。上値は相当に重いですね。9/3(火)東京時間から円高が加速。 ドル円日足 4営業日続伸していたが突然の陰線示現 油断していたのですが、13:30植田日銀総裁が経済財政諮問会議に出席。ここで再び利上げのスタンスに変わりがないことを表明。 経済・物価見通し実現なら利上げ継続、日銀総裁が諮問会議に資料提出 日本銀行の植田和男総裁は3日の経済財政諮問会議に出席し、物価の見通しが実現していくとすれば「引き続き政策金利を引き上げ、金 www.bl
ドル円クロス円相場上昇、リスク選好相場 今夜はレイバーデーで米国市場は休場。 週明け9/2(月)ドル円相場は東京市場後場13:30頃から動意づき、22:30まで上昇を続けました。月初は新NISAの買付け設定日でもあるためでしょうか。 ドル円日足 先週のPCEデフレーターで個人消費が底堅かったことや、シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったことなどを受け、米金利が反発上昇した流れを引き継いだとも言えます。 米国債利回り 利下げ織り込みで市場金利は低く抑えられており、更にジャクソンホール会合でパウエル議長は9月利下げ開始を示唆したことで、9月17-18日のFOMCでは利下げが確実視されて
月末リバランスの影響?ドル独歩高となった8月最終週 先週は8月最終週でしたね。月末はリバランスなどの徳珠玉が入りやすく これまでのトレンドと逆方向に動きがちということを失念していました。 つまり、為替市場においてはドル安になりやすいと言えるわけで。 これまで独歩安だったドルだけが強い展開となりました。 通貨インデックス比較 これが月末週のリバランスの影響だったとするなら、週明けからは再びドル安基調に戻るということになりますが、しかし、先週はドル金利も猛烈に反発しており、ドルはこの金利上昇に連れ高となったとも言えます。 ドル金利猛烈リバウンドでドル高か 米国債利回り ドル金利上昇は先
「ブログリーダー」を活用して、大橋ひろこさんをフォローしませんか?