「こころ」日本で一番売れたとされる小説
夏目漱石/新潮文庫/代表作 あらすじ 明治末期、大学生の主人公は夏休みに海辺で「先生」と出会い交流を続けていく。「先生」は奥さんと下女と静かに暮らしているのだが、どこが人との関わりを避けそして孤独を抱えて生きている人なのだ。主人公が大学卒業後、実家の父親の病気のために帰省していたところへ先生から長い手紙が届く。そこにはかつて「先生」が親友Kを裏切り下宿先のお嬢さん(今の奥さん)と結婚したこと、そして「先生」の心の葛藤が綴られていた・・・。 感想 理想の自分と現実の自分、相反する矛盾した気持ち、そして孤独、 人間のありのまま過ぎる心を丁寧に描いた作品だと思う。 裏切られることの悲しみを知っている…
2024/09/13 21:40