薔薇の花
霜が降りなおも咲こうと薔薇の花もっと早く休めばいいのに 11月に詠んだ歌(後半) ちっぽけな善を重ねて徳を積むそれくらいなら私もできる 名刺見せキラキラネームとからかわれこの新担当者に罪はない 無い胸を寄せて谷間をつくるけど元の膨らみ無くなっている しつこくて威張りくさってケチなやつお水の女子にモテない男 絵を飾り音楽を聴く何処よりも好きな私の空間に居り 一列で順番待ちの二人連れ肩の糸くずそっと取りたる 近く見る力士はただのデブでないまるでぽんぽん跳ねるゴム毬 大閤の町割り楽し道修町なにわの「とめ」の祭りも終わる 紅の末摘花の面影に秘めたる誠なお色褪せず トイレから戻った猫がゴロゴロと喉鳴らし…
2024/11/30 00:00