美人の手
しなやかに動く美人のきれいな手優しくもあり冷たくもある 9月に詠んだ歌(後半) 川床のアルバイトの芸妓さん私の膝にビールぶちまけ 長編の夢の世界を駆け巡る旅から戻り心は虚ろ それじゃまた、とは言いつつも心では終わりの予感最後の笑顔 月寂しかかる夜には芭蕉翁の明智の妻の咄し聞きたし 同級の彼女が観たいと言ったのはボクの知らない大人の映画 よく見ればトンボの背中に仏さま子供のころに母が言ってた 目の前で派手に転んだОLは手から絶対スマホ離さず かまきりの小さいうちは臆病で大人になるとくそ生意気に 朝のバスいつも乗ってた女子高生久々見れば素敵な大人に 文鳥に逆剥けむしられ跳ねのけるまた降りてきて逆剥…
2024/09/30 00:00