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  • 余節2

    作者は巻頭の「作者の言葉」で、この物語において「小説は二つある」として、これは「第一の小説」であって、「重要な小説は二番目の方」だと語っていました。それに対して、小林秀雄が「今日、僕等が讀む事が出來る『カラマアゾフの兄弟』が、凡そ續編といふ樣なものが全

  • 余節 1

    以前読んだときは、話がこんがらがって、イリューシャたちの話が出て来たあたりから何を読んでいるのか分からなくなってしまったのでしたが、今回、こうして書きながら辿ってきて、やっと話の全貌が見えました。 フョードルは、フェチュコーウィチが「われわれの心に映

  • 3節 イリューシェチカの葬式。石のそばでの演説

       カテリーナを見送って、アリョーシャはイリューシャの家に行きました。彼は亡くなって、今日はその葬儀の日なのです。出迎えたのはコーリャでした。アリョーシャの前では背伸びしたい彼は、ドミートリイの話をします。彼は、ドミートリイが実は無実だと聞いて、「それ

  • 2節 一瞬、嘘が真実になる

    アリョーシャがドミートリイの入っている病院に行き、カテリーナがきっと近いうちに来てくれると伝え、そして彼女が脱走の手助けをしてくれることを話しました。ドミートリイは、その話には乗らないで、流刑になった先での自分の振る舞いに自信が持てないと言い出しまし

  • 1節 ミーチャ救出計画

       カテリーナとアリョーシャが、ドミートリイを護送の途中で脱出させるというイワンが考えていた計画を話し合います。イワンは公判の後、そのままカテリーナのところで介護されています。 そのカテリーナが、法廷での自分の変心を説明しようとしています。 イワン

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『カラマーゾフの兄弟』~その粗筋とつぶやき~
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