不幸な人の、不幸話には。
私の母は自他ともに認める苦労人である。 私の友人にも荒れた家庭を今でも面倒見たり 離婚した弟の妻への養育費を肩代わりしたりと ものすごく苦労している子がいる。 私はこれまで 自分の周りに苦労性な人が多かった。 そういう人たちの話を聞くことになんの違和感も無く 自然と傍にいた。 が、それが想像以上に 自分の感受性を酷使し 本人と一緒に自分も疲労していることに やっと気づいた。 そういう苦労性の人たちは どうしてそんなに苦労しているのか。 これまでそういう人たちに対して 「すごいな」 「私にはそんなに自分を犠牲にできないな」 「すごく優しい人なんだな」 と思っていた。 なんならそれができない自分の…
2024/05/27 12:33