昭和11年発行 【小松町誌】30
昭和11年発行【小松町誌【指定港小松】小松港は往古以来、良港として知られているが、昭和9年4月23日を以て内務省より指定港とする旨告示された。即ち「屋代川左岸先端を中心として一粁二(1200M)の半径を有する円圏内の海面及び河川水面」がそれである。これによって同港が重要なる港湾たることを立証されたのである。ちなみに、同港に見る昭和9年の状況は左の如し。『入港船舶』入港船舶数は33,005隻でその大半は貨客船である。『移出入貨物』同港における移出入貨物は、移出約44万円、移入約85万円と見られているが内主なものは左の如し。『移出』品種数量価格穀物404石43,000円食料8,478,850斤2,543円57銭清涼飲料水3,831打3,832円煙草3,201才12,164円動物89頭4,270円2,500羽7...昭和11年発行【小松町誌】30
2024/06/30 15:57